23.【5月5日(日・こどもの日)】【晴れ】 釈迦岳 JR比良駅→イン谷口→釈迦岳→ヤケオ山→ヤケ山→涼峠→楊梅の滝→JR北小松駅

         
 ムシカリ(オオカメノキ)  釈迦岳山頂 ヤケオ山、ヤケ山へ   ヤケオ山山頂  ジャケツイバラ
 
名残のイワカガミ チゴユリ
ナガハシスミレ フモトスミレ
   
  フデリンドウ 

 今日はナガハシスミレ(別名テングスミレ)を確認することを目的の1つとして家を出た

 渋滞(特に帰りのそれ)を恐れて公共交通機関で比良へ向かう。それがため4時起き。これはこれでつらい。

 京都駅で食料を調達し、湖西線で比良駅へ。ここまでは順調だったが、ここからが大変。バスの発車まで15分あるが、女子トイレには長蛇の列ができた。ユッキーは一番でトイレに駆け込みセーフ。次にバスに長い列が出来ている。われわれは比較的早く並ぶことができた。団体で並んでいる中には横入りする連中が出る。こちらも気分が悪いが大きな声を出して注意する。何なんだろう、いい大人のこの公徳心のなさは!これだから電車・バスで来るのはいやなのだ。

 臨時は出ないということなので、もう詰め込むだけ詰め込んで出発する。

 イン谷口で降りてやれやれ。用意をしてさっそく出発。8時32分。

 神璽の滝分岐を過ぎてさらに縦走路との分岐に到る。ここからほぼまっすぐ北に、釈迦岳直登コースで行く。ここまで花はほとんどない。スミレはなし、コバノミツバツツジもなし、慰めなしで黙々と登る。800m過ぎてシャクナゲが出てくるが、これがまた花なし。シロヤシオはまだ早いのかこれもまた花なし。蕾を探すが、どうも今年は蕾の数も少ないよう。ショウジョウバカマももう終わった。僅かに咲いていたシャクナゲももう終わり。武士の情けで写真を撮らなかった。

 釈迦岳山頂に着いた。人もいるし、見晴らしもよくない。ということで、先の道を急ぐ。

 ヤケオ山山頂近くの登山道を外れたところで昼食。サンドイッチとあんパンと牛乳。

 終わってからヤケオ山、ヤケ山縦走。右手に琵琶湖を眺めながらの尾根縦走は気持ちがよいが、次第に疲れてくる。しかも降りは激降り。滑らないように注意して歩を進める。

 涼峠に着いてほっとしたのもつかの間、今度は石ゴロゴロの道となる。疲れた足にこの道はいやだ。

 3時26分発の電車に間に合うように急いで降りる。15時過ぎに駅に到着。駅に自販機がないので駅の駐車場の向こうまで買いに行き水を補給。

 3時58分に京都駅に到着した。そこから近鉄で帰宅。帰宅してから分かったのだが、あと30分も遅ければ、京都駅の「不審物」事件に巻き込まれて、帰宅が大幅に遅れたに違いない。

 家に帰って、天草晩柑でうちあげ。

 フデリンドウの群生を見られたこと、ナガハシスミレを見られたことが今日の収穫だった。