31.【6月12日(水)】【晴れ】 武奈ヶ岳 暮雪山多目的保安林駐車場→大山口→正面谷→金糞峠→ヨキトウゲ谷→上林新道→コヤマノ岳南陵→コヤマノ岳→武奈ヶ岳山頂→パノラマコース→八雲ヶ原→北比良峠→ダケ道→大山口→暮雪山多目的保安林駐車場

           
アオガレ ジギタリス メドゥーサのブナの前で コヤマノクラウン 武奈ヶ岳山頂 イワニガナ
 
ウツギ コアジサイ
ニガナ オオバキスミレ
シライトソウ   デワノタツナミソウ

 梅雨入り前の好天でこれはもう武奈ヶ岳に行くしかあるまいと考え、名神、湖西道路と車を走らせた。途中JR志賀駅前のパン屋で食料を調達し、ついでに入山の儀式もすませる。

 アイちゃんが来ていないかなと車を探すが車は見当たらない。駐車している車はそれほど多くない。3台から4台ぐらいか。ただ、駐車場の最上部のところでは車が多かったが、これはそこでキャンプをしている人たちのもののようであった。

 イン谷口から武奈ヶ岳へ登るのは半年以上間が開いている(イン谷口からは2023年11月22日以来)。

 ゆっくりと登り始める。

 平日ゆえハイカーは多くない。大山口でダケ道のほうに行かれたハイカーが一人いた。あとで分かったのだが、Yamap のあいちゅんさん。一方正面谷ではわれわれと抜きつ抜かれつしながら、カップルが登っていく。

 ウツギはまだ花をつけている。タニウツギはもう終わりかけ。コナスビやタツナミソウは花をつけている。コアジサイが咲き始めた。

 正面谷のコアジサイはまだこれから。金糞峠に近づけばいつものジギタリスが咲いている。

 金糞峠からはヨキトウゲ谷に入る。抜きつ抜かれつしているカップルの女性の方がオスプレイのザックであるのにユッキーは目が留まり、どこで手に入れられたのか熱心に聞く。彼女の最初のザックがオスプレイでいたく気に入っていて、何年か経って買い換えようと思ったら、店ではもう取り扱っていず、仕方なく別のメーカーのものにしたので、いまだに未練があるのだ。

 途中、橋を渡り四つ辻にあがりいよいよ苦しい上林新道の始まり。

 花はなくなるが、ハルゼミが鳴いているのがコヤマノ岳南陵のわずかな慰みとなる。さらに、タンナサワフタギかサワフタギかで同定がむつかしい花が出てきて、なかなか先に進めない。

 コヤマノ岳南陵の第3ステージを過ぎればいよいよブナが多くなる。新緑のブナの下を歩く。なんともすがすがしい。そして、久しぶりにコヤマノクラウンを見る。

 コヤマノ岳山頂からはあと少し。コルにまで降りるここのブナの林もすばらしい。最後の登りの前の降りでこれからの英気を養う。

 最後の登りはこのごろは冬道が夏冬にかかわらず登山道になっている。途中であいちゅんさんと出会ってお喋り。

 アカモノ畑も今年は不作のようである。そして、やっと4時間を越えて山頂に到着した。ピーク写真のあとはすぐに食事。ペッパーシンケンサンドとクリームドーナッツ。牛乳で。

 食事が終わればあとは降り。パノラマコースから八雲ヶ原。オオバキスミレを撮ってクマさん道。北比良峠からはダケ道。大山口から駐車地まで。時間を気にしつつ歩いたが、車のところに着いたら4時になっていた。

 帰りには妹子の郷に寄って冷たいものを食べ西大津バイパス、名神で帰宅した。

 本日は232回目の武奈ヶ岳登頂であった。今年中には無理だけれどもなんとか来年には250回を達成したい。

HOME