50.【9月18日(水)曇りのち晴れ】 金糞峠 湖西道路→イン谷口→大山口→青ガレ→金糞峠→青ガレ→大山口→イン谷口→湖西道路

イン谷口で ヒメジョオン 金糞峠へあと少し 金糞峠 ヨシノアザミ ホツツジ
 
イワギボウシ アキチョウジ
ヤマジノホトトギス ダイコンソウ

 青ガレよりもう少し脚を伸ばそうということで、今日は金糞峠を目指す。次回は八雲ヶ原へというのが、われわれのリハビリ登山の計画である。

 妹子の郷で食料を調達し、入山の儀式もすませて、湖西道路を進み、湖西道路を降りて然るべきところで駐車ののち、モミジノコバを経由してイン谷口に。この間二人組と出会う。

 イン谷口で通行止めの看板を見る。もちろん湖西道路に近いところにも看板が出ていることだろう。一体いつになったら工事が終了して車、バスが通行可能となるのだろう。KBさんとアイちゃんが工事終了の時期に関して賭けをして、KBさんはこの秋に、アイちゃんは来年の春ということらしかったが、KBさんの予想は外れだろう。かと言ってアイちゃんの予想通りにいくだろうか。生活道路ではない道だから、来年の夏というところまで長引くのかもしれない。

 今日は蒸し暑く、ブトがうるさい。ハッカ水と虫除けを噴霧して進む。

 アキチョウジは今年は少ない。イワギボウシはこれが最後か。アケボノソウとフクオウソウはこれから。10日後ぐらいか。

 上から降りてこられたシニアハイカーに出会って今日3人目。しばらくしたら下から上がってこられた若き女性ハイカーに会う。泉佐野から2時間半かけてJR比良駅に着いたとか。こちらを上るのは今日が初めてで武奈ヶ岳に向かうという話。ワサビ峠から山頂にと話されていたが、時間のことを考えてコヤマノ岳南陵をお薦めする。

 そうこうしているうちに青ガレに到着。先週はここで引き返すことにしたが、今日は少なくとも金糞峠まで行くことにしている。空模様が少し怪しい気もするが、ともかく、前進。青ガレをあがって、正面谷の核心部をゆっくりと登っていく。3ヶ月ぶりである。

 天候の関係かイン谷口への道の不通によるハイカーの少なさのせいか分からないが、登山道に草木の枝や葉が覆い被さっているのには驚いた。われわれの住んでいるところでは雨が滅多に降らないのだが、ここらあたりは結構雨量があるのだろう、木々や草は元気に育っている。

 なんとか金糞峠に辿り着くことが出来た。ここで昼食。

 あとはピストンで降るだけ。しかし、脚をしっかり石の上に置いて降りていかないと、このガレ場は降りていけない。心なしか砂が流れて段差が大きくなったり、石の配置が変わったりしていた。下りでもかなりの汗が出た。

 車がいつもの駐車場に置けないのはつらい。さらに、30~40分かかる。

 車について着換えをし、後片付けをして、今日も用事があるのでHSひらには寄らずに妹子の郷に寄り、ソフトクリームを食べて家路についた。

 暑さは相変わらずで、シャツはボトボト。発汗は疲労を倍加させる。そういう中で、少し脚を伸ばして金糞峠まで行けたのは大成功だった。次は八雲ヶ原、その次は武奈ヶ岳と脚を伸ばしていきたい。
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