55.【10月6日(水)曇り時々晴れ】 竃ヶ谷・ポンポン山 大原野森林公園・森の案内所→竃ヶ谷→No.32→ケヤキ谷→東尾根→杉谷分岐→ポンポン山山頂→西尾根→大原野森林公園・森の案内

アキチョウジ 竃ヶ谷 ポンポン山山頂 カナクギノキの丘 トリカブト レモンエゴマ
   
ジャコウソウ ナギナタコウジュ

 ユッキーのリハビリ登山がまだまだ続く。

 思い返せば、昨年は今の時期愛猫フワが弱って病院通いで最後の時を過ごしていた(11月3日没、老衰)ので、早く帰れるところということで竃ヶ谷通いを続けていた。

 今日は朝まで雨が続き、山行がどうかと思われたが、雨も上がり、出かけることにした。家の近くのコンビニで食料を調達し、名神、新名神でいつもの森の案内所に出かける。いつ雨が降ってもおかしくない空模様で高揚感はゼロ。

 9時10分に森の案内所の駐車場に到着したら、さすがに他の車は見られずわれわれが最初だったが、すぐ続けて1台、さらにわれわれが出発しようと思っていたところさらに1台入ってきた。話をして分かったのだが、この2台の計4名の方は、竃ヶ谷の管理ヴォランティアのリーダーFさんをガイドに樹木の調査に来られた方であった。他に管理の方々が4名来られていた。

 森の案内所で届けを出して出発。9時34分。

 最初の徒渉箇所の増水が心配だったが、杞憂であり、水量はやや多いものの、難なく徒渉できた。この時期、花は多くない。クサアジサイは終わり、オタカラコウももう終わり。レモンエゴマが今年はいつになくたくさん花をつけている。そのなかで、やっとジャコウソウ、アキチョウジとナギナタコウジュを見つけてカメラに収める。

 管理の方とは抜きつ抜かれつで竃ヶ谷を遡行する。柵の中のジンジソウが全部食べられてしまっているのを見て、その中の1人が「われわれも絶滅危惧種だ」と管理グループの高齢化が進み、後継者がいないことを自虐的に仰る。われわれも協力できればいいのだが、高速を使って1時間かかるのでは、継続的な協力はむつかしい。

 
トリカブトの確認のため、No.32からケヤキ谷を上がる。ほんの僅か咲いているだけだったが、ましなのを撮す。

 11時半を過ぎてお腹が空いてくるが山頂までの我慢。杉谷分岐に着くと山頂から降りてくる人と出会う。山頂に着けば、誰もいず、われわれが独占する。ゆっくりとお握りを食べる。

 昼食後は下山のみ。西尾根に花は期待できないので、歩みは少し速くなる。

 森の案内所に着けば、ちょうどFさんと調査隊が帰ってこられたのと同じになった。4時間50分の山歩きであった。

 帰りも往きと同じ道で。帰宅して冷凍バナナと牛乳でうちあげ。 HOME