2.【2月9日(日)晴れ時々曇り】 大文字山 錦林車庫バス停9:21→霊鑑寺→楼門の滝→四つ辻→11:05大文字山11:45→A17→中尾の滝尾根道→比叡見道→城趾支尾根→城趾尾根→本道→千人塚→善気山→法然院→2:05浄土寺バス停

 
霊鑑寺 鹿ヶ谷道 山頂 阿含の星祭 中尾の滝尾根道
 
楼門の滝  楼門の滝 

 そろそろポンポン山にフクジュソウが開花する頃だろうと考え、また山友からも情報が入っていたので、最初は竃ヶ谷・ポンポン山に出かけようかと思っていたのだが、昨日の降雪で車で森林センターまで行けるかどうか不安になり、それでは雪の大文字山に出かけようということになった。リハビリ山歩き2回目。

 大文字に行くのなら楼門の滝が凍っているところを見てみたいものと、午後からでは溶けているかもしれないので、朝に訪れるべく、ルートを決定。

 京阪出町柳駅の「もより市」で食料を調達し、入山の儀式もすませて、バスで錦林車庫まで。バス停でゲーターをつけ、ストックを出して出発。ストックはスノウバスケットをつけた冬用使用。軽アイゼンはザックの中に入れてある。

 霊鑑寺の横から登山口まで道の陽の差さないところは凍っているので、注意しながら進む。

 鹿ヶ谷道に入る。木々はまだ雪を頂き、こんな低山でも冬山に入った実感が強まる。空気は清々しい。歩いていると暑くなってくるので上のジャケットは早々と脱いでしまう。

 楼門の滝に到着。滝の流れの緩い部分は凍っていて氷柱状態。後の半分の流れの強い部分は普通通りに流れている。これで本日の目的の一つは達成したことになる。僅かに感じられた腰、脚の痛みはこの頃にはなくなっていた。

 四つ辻を経て大文字山到着。サンドイッチと菓子パンをお茶とコーヒーで食べていたら、なんと、三角点の近くにJOEさんを見つけた。久しぶりの出会いである。近況報告。こちらの腰、脚のお気遣いを頂き、恐縮した。今日は阿含宗の祭の日で、JOEさんによれば、昨年も同じ日に来て、知らない人が「火事だ」と大騒ぎだったらしく、「これは阿含の星祭りで、火事ではありませんよ。火事だったら、消防車は来る、ヘリコプターは飛ぶと大変なことになっているはずです」と説明しても、阿含宗のことを知らない人はもう一つ納得してられなかったとか。

 また、ご一緒しましょうと約束してお別れした。こちらはこれから第二の目的の道探しの冒険に出る。

 A17から中尾の滝尾根道を降り、幻の滝分岐から比叡見道へ入る。さらにそこから城趾支尾根へ登るための道探しが本日の冒険である。ここからユッキーが一人で出かけた時に見当をつけていた斜面を登る。踏み跡は雪で隠されているし、テープはない。腕力登山の始まりである。勝手にジグを切りながら木の幹や枝に捕まりながら尾根をよじ登っていった。どうも踏み跡もないようなところを登った感がある。ここを登ったからといってどうということもないのだが、もう一度、雪がなく踏み跡が見えるときに来てみたい。

 城趾支尾根からはそのまま城趾尾根、メガネ峠で銀閣寺へ降りることも可能だが、あえて、本道に上がり、千人塚、善気山で法然院に降りることにした。法然院に降りるときには谷コースではなくて尾根コースをとった。いつもは谷コースなのでこちらは初めて。法然院・観察の森に近づいたら、道の整備をかなり多くの人が行っておられた。

 法然院から浄土寺バス停まで歩いてバスに乗り、出町柳。京阪で帰宅の途についた。