4.【2月19日(水)曇り時々雪】 フクジュソウ観察に竃ヶ谷・ポンポン山 大原野森林公園森の案内所→竃ヶ谷→フクジュソウ保護区→カナクギノキの丘→西尾根→ポンポン山山頂→西尾根→大原野森林公園森の案内所
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森の案内所トイレ利用時の注意 | 最初の徒渉箇所 U字溝設置で楽々 | 竃ヶ谷 | ポンポン山山頂 |
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福寿草 | 腰に悪い傾斜 | |||
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これから咲くぞ | ほんの少し咲きかけ |
昨日雪が降ったので(といっても伏見では降らなかったが)、雪の比叡山としゃれ込もうと考えコースと時間も決めていたのだが、あまりにもいいお天気だったので、名神に乗るときに比叡山はやめてポンポン山に行こうということになり、名古屋方面に向かわずに大阪方面に向かうことになった。
結果としてこの選択は大成功であった。
新名神高槻で降り、枚方・亀岡線で北へと進む。今日は平日で9時過ぎのため、ダンプが数多くこちらに向かってくる。慎重な運転が必要で、カーブで先が見えない時などは特に慎重に車を進める。また、日陰で雪が残っているようなところでもゆっくりと進む。スタッドレスタイヤの効果は大きい。
ようやく森の案内所の駐車場に入ったら、10時過ぎでも車は1台もなかった(帰りに見たときにも我々の車以外に入ってきた車はなかった。雪が残っているので、もし来ていたらトレイスがあったはず)。
森の案内所に寄ってフクジュソウの様子など聞く。そうしたら、「珍しいものを撮ってるんですよ」と係の人がスマホを見せて下さる。なんと、フクジュソウの葉や蕾が出る前の状態の写真である。
トイレは凍結のため水が出ないのでバケツでためてある水を流して下さいということなので、利用される方はご注意を。(男性の小はなくても大丈夫とのこと。貯水槽のヒーターが故障しているのかしら?)
家の出発、途中のゆっくりした運転時間等で、10時15分に出発。雪がちらちら舞っている。ネックウォーマーをつけて寒さ対策万全で歩く。アイゼンは持ってきているが結局使わなかった。ゲイターをつけるのは当然。
最初の徒渉箇所ではU字溝が設置されており、これで楽に徒渉が可能になった。ありがたいことである。
あとは花もないので黙々と竃ヶ谷を進む。竃ヶ谷からカナクギノキの丘に登るところで休憩。
ここからがしんどい登り。フクジュソウに会えるのを楽しみに一歩一歩進む。なかなか受付のテントが見えてこない。途中何回も立ち休憩をする。
テントでいつもの竃ヶ谷に入る申請を行い、ゲートから中に入る。雪が溶けて日当たりのよいところで黄金の輝きのフクジュソウが見えてきた。出口近くにザックを置いてもう一度降りてゆっくりと写真を撮る。天気も悪いし、平日なので他に誰もいない。天気のよい週末だと、こういうわがままなことはできないだろう。
森の案内所の係の人に教えてもらっていたようやく起き出したフクジュソウもカメラに収めることができた。葉も出る前の状態では教えてもらわなければこれがフクジュソウとはなかなか分からない代物であった。
これで今日の目的は果たせた。カナクギノキの丘(今は亡き田中さんの命名)で、山頂へ行くかこのまま森の案内所に帰るかの選択となったが、脚の調子もそれほど悪くないので、山頂まで行くことにした。
尾根筋で北西からの風が吹き付けるところでは本当に寒い。我慢して山頂に向かった。
山頂ではお一人だけ。なるべく風の当たらないベンチでちらちら雪が舞っている中で、昼食。今日はお握り2個と最中、甘納豆。12時半から13時頃まで。
あとは東尾根をまわってという選択もあるのだが、それはやめて西尾根を森の案内所まで降った。
森の案内所で報告ののち、家路についた。家に帰って、麹甘酒でうちあげ。
往復2時間超の運転、4時間半ほどの歩行でも腰、脚は悲鳴を挙げなかったので、今後の山行の自信になった。