19.【6月21日(土)曇りときどき晴れ】 リハビリでそろりそろりと金糞峠へ 暮雪山多目的保安林駐車場→正面谷→金糞峠→正面谷→暮雪山多目的保安林駐車場
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8時前でこの車の多さ | ゆっくり登るアイちゃんとユッキー | ユキノシタ | 金糞峠 | ナルコユリ |
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クモキリソウ | シライトソウ | ササユリ |
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まだヤマボウシが | コアジサイ | ヤマトウバナ |
リハビリ登山でより負荷のかかる比良へ。クモキリソウとイワキンバイ観察に出かける。
JR志賀駅前のパン屋に寄って食料調達と思って7時40分ぐらいに到着したら、店の前に5,6人の行列が出来ている。早くイン谷口につきたいのはやまやまなれど、せっかくここに寄ったのだからということで、あえて行列に並ぶ。 人気があるんですね。これが予想外の第一。
さて、パンを買ってイン谷口に着いたら、予想外の第二。8時前に到着したにもかかわらず、駐車場は満車状態。下に駐車できるところが2箇所あり、そこは1台も駐まっていなかったので、とりあえず上まであがったが、駐める隙間をさがすよりは、あっさりと方向変換して下の駐車スペースに戻る。われわれが1台目であったが、靴を履き替え準備をしている間に次々と隣に車が駐まっていく。
用意を終えて出発。8時16分。
アイちゃんは来ていないかと車を探していても見当たらず、今日は来られていないんだと思って歩き始めたら、下から見慣れた車が近づいてくる。なんと、アイちゃんの車。アイちゃんはきわどいところに車を駐めて出発の準備。ご一緒にということになる。久しぶりである。アオガレ下までちょこっと散歩というアイちゃんだったが、われわれが金糞峠まで行くと言ったので、それなら自分もと喜んで(かどうかは分からないが)一緒に登ることになった。
病気持ち、病み上がりの3人、積もる話をしながら、ゆっくりと(あるいはよろよろと)登っていく。
青ガレ下で休憩。
青ガレはさすが比良、段差は大きい。次々に追い抜いてもらってよろよろと進む。
久しぶりに来ると時間がかかり、金糞峠は遠い。コアジサイ街道を進む。石鹸の匂いがする、と私とアイちゃん。ユッキーは柑橘系の匂いと主張。いずれにしても、いい香り。少しは疲れを癒やしてくれる。
左側の崩れたところ(よく落石がある)を過ぎてさらに登る。下を見たら、そこで休憩しているアベック(古いなあ、その表現。カップルとかなんとか言えんのか。)登山の経験があまりないんだろう。
そうこうするうちにイワキンバイが咲いているはずのところに来る。見当たらない!時期が早いのか? いや、そうでもあるまい。イワキンバイがない代わりにジギタリスの白いのや赤いのが咲いていた。
金糞峠到着。ここで昼食。虫が多いので難儀する。ユッキーは虫除けネットをかぶり、食べるときだけ口のところのネットをあげ、口に入ったらネットを下ろし、もぐもぐする。なんとも奇怪な食事風景である。
終わったら奧の深谷、八雲ヶ原、ダケ道という手もあるが、われわれは鼻からそういうことは考えない。元来た道を降りるだけだ。と、そのとき、奧の深谷を整備してくださっているスーパーボランティア和田さんが金糞峠に登ってこられた。また、いろいろとお話しする。
こうして4人で下山することにした。4人の中では和田さんが一番速く、次いでアイちゃん(登りはゆっくりだが、下りはすいすい)、そしてユッキー。私はしんがりを務める。脚の違和感が大きくなり、すいすいと脚を運ぶことができない。なんとか私も後をついてゆっくりと下山した。
アイちゃん、おつきあいありがとうございました。また、いつかバッタリしましょう。
結局、イワキンバイは見られなかったが、クモキリソウは見られたし、一輪だけだけれどササユリも見られた。また、季節の花コアジサイも。車の処に着いたのは14時12分。15時過ぎには帰宅できた。