35.【9月17日(日)曇り時々雨】 花なき大宮谷林道を比叡山横川へ:ヒルのおまけ付 大宮川観光駐車場→日吉大社→大宮谷林道→比叡山横川→元三大師堂→定光院→元三大師堂→三石林道→成相→大宮谷林道→日吉大社→大宮川観光駐車場
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大宮川観光駐車場 | アレチヌスビトハギ | 左は本坂、右は大宮谷林道 | 元三大師堂前 | 元三大師の御燈明(みあかし) |
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クズ | コカモメヅル | 定光院御朱印 | |
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ホツツジ | タラノキの花 |
昼から夕立の可能性もあるということから、比叡山横川へ行くことにした。登りは大宮谷林道を使うことにして、下りは中尾坂か三石林道から神宮寺道か、ということで、体調とお天気に合わせて選択することにした。
名神で京都南から京都東へ。平日の8時台は上りに渋滞が発生する。今日も今日とて渋滞。仕方がない。いつもなら40分ぐらいで行けるところが1時間かかってしまった。
駐車場に駐まっている車は少ない。いつものところに駐めて準備する。ゲイターは暑いのでつけずに、足元にイカリジンを噴霧する。ヒル、ダニ避けである。8時51分スタート。
今日は辛うじて猛暑日を免れるということなのだが、湿度が高く、汗が噴き出て、体が重く、快調に歩くことができない。比叡山高校の横の階段からゆっくりと歩を進める。階段を登ってしばらく行くと本坂と大宮谷林道の分岐点に到る。
昨日雨が降ったのか道はやや濡れている。ヒルには気をつけて歩いたのだが・・・
元三大師堂前に着き、そこから定光院へと降りる。
聞いてはいたが、斜面のお花畑には何にもない。お寺が刈り取られたこともあるのだろうが、鹿が入って好き放題に食べ散らかしたと思われるあともあった。後者のほうがおそらく面積は広い。終わりかけのクサアジサイがあったが、写真を撮るにはあまりにもみすぼらしいので、武士の情け、写真には撮らなかった。
これまで花を見せて頂いたお礼ということもないのだが、最近始めた御朱印帳で御朱印を頂いた。山野草が復活すればまた来ることもあるかもしれないが、ここしばらくは訪れることもないだろう。
しんどい階段をまた登り返す。まだお昼を食べていないのでこれは完全にシャリバテである。元三大師堂前に辿り着いて、三石林道のほうに向かう。墓地の前の駐車場のところか日生の慰霊塔のところかと考えていたが、駐車場のところが近いので、ここで昼食とすることにした。ユッキーが食べるために手袋を取ろうとしたところ、血がついているではないか。ヒルは手袋と長袖の間から長袖の中に入り、手首の少し上のところを2箇所食らいついたようだ。肝心のヒルはどこかに落ちたと見えて、姿を確認することはできなかった。一体どこで登ってきたのだろう。よく分からないが、大宮谷林道で(過去ここで私は2回手に食らいつかれたことがあった)、ストックを下に置いたときにヒルは飛び乗り、そこから長袖の中に入ってきたのではないか。
やれやれである。応急処置をして食べ始めたら、今度は雨がポツポツ降ってきた。帰り道は中尾坂が一番ヒルにあいそうなので、ここはやめて、三石林道を進み、成相から大宮谷林道に降りることにした。この降り道の林道ははじめてであった。
あとはそのまま日吉大社の鳥居前に着き、トイレで後始末、着換えをして車の処に戻った。
大宮谷林道と定光院には花がなく、トホホの山行であったが、ユッキーはコカモメヅル(府県によっては準絶滅危惧種)を駐車場近くの道ばたに見つけたのがただ一つの慰めであった。ユッキーの眼はすごい!