38.【10月1日(水)曇り時々晴れ】 久しぶりに八雲ヶ原  イン谷口→大山口→正面谷→金糞峠→奧の深谷→八雲ヶ原→クマ道→北比良峠→ダケ道→大山口→イン谷口

アキチョウジ 崩落地 リンドウ 奧の深谷で 八雲ヶ原で
 
キタヤマブシ ウメバチソウ
 
センブリ サワフタギの実  アキノキリンソウ

 少しずつ腰・脚の調子はよくなっているので、若干の不安はあるが、今日は脚をのばして八雲ヶ原に行こうということになった。

 例によって名神は平日の朝は上りが渋滞している。我慢しながら進む。一方、西大津バイパスから湖西道路はスムーズに流れている。湖西道路の片側2車線化の工事が終了し、堅田まで4車線となったからである。いつも坂本のあたりで渋滞していたのがこれで解消した。

 途中、妹子の郷でコンビニに寄り食料を調達し、入山の儀式もすませる。

 8時15分ににイン谷口の駐車場所に着いてみたら、駐まっている車は2台。今にも降り出そうかというような空模様である。

 出発は8時24分。大山口までの最初の歩きはやはりしんどい。ゆっくりと登っていく。

 大山口から青ガレ下までも長く感じるが、イワギボウシの実になったのや、アオダモの実、タンナサワフタギの実、サワフタギの実など見ながら、歩を進めていく。青ガレ下で休憩。いつも出発から1時間ぐらいを目処にしているが、今日は1時間7分で到着した。

 ここからがきつい登り。なんとか青ガレを登り、しばらく行くと、ヨネちゃんから聞いていた崩落地に到る。ここはいつもアケボノソウとダイモンジソウを楽しみにしていた場所なのだが、全滅している。もう復活することはないだろう。

 がっかりしながら、さらにつらい登りを金糞峠まで。10時35分着。大体出発から2時間を目処にしているので、今日の2時間10分はまあまあか。ここで2回目の休憩をして、奧の深谷に降りる。

 いつ来てもここは心癒やされる場所である。八雲ヶ原まではわずかな登りなのだが、1時間弱で到着した。

 岩テーブルで昼食。お握りと甘納豆。お茶と牛乳。食べている途中で空が暗くなり、ぽつりと雨が降ってきた。急いで食事を切り上げ、ゲレンデ跡の花探索を諦め、クマさん道から北比良峠に。雨はもう降らないようである。

 ここで、ユッキーは膝サポーターを装着し、ダケ道の下りに備える。大雨の影響だろうか、ダケ道も道がやや荒れている。転倒などしないように、慎重にゆっくりと下山する。カモシカ台を経て大山口に到り、駐車場所まで辿り着いた。14時38分。2年前の同じコースとほぼ同じ時間で戻って来られたので、体力や、脚力が劣化したということはなく、ひとまず安心の山行であった。

 花は、キタヤマブシが見事に咲いていて、タイミングがドンピシャだったようである。さらに、リンドウやセンブリやウメバチソウやアキノキリンソウの咲き始めが見られ、アキチョウジもまだ見られたので、大満足の一日だった。たとえ八雲ヶ原まででも比良はやっぱりいい。八雲ヶ原に来たのは昨年の6月12日以来のことであった(このときは武奈ヶ岳まで行ったのだが、今はとてもじゃないが進めない)。湖西道路、名神で1時間足らずで帰宅した。