45.【11月8日(土)晴れ】 東山トレイル 京阪東福寺駅→東山トレイル→京女鳥部の森→今熊野山→東山17→清閑寺山→清水山→東山山頂公園→青蓮院門跡→粟田口
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| こんな標識があるが排水は大丈夫なのかしら | 今熊野山 | 清水山 | (山休さん提供) | (山休さん提供) |
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| ヨメナ | チャノキ | ハキダメギク |
山友から次々にキクタニギクの情報が入ってくる。このところ朝晩は寒くなってきているし、今日は小春日和のお天気。明日は天気予報では雨なのでこれは行かねばなるまいと考え、出発する。昨年は10月30日に偵察に来て11月13日に開花したのを観察出来た。
さて、今日はどの道で行こうか。東山トレイルでお稲荷さんから出発して今の季節キチジョウソウを確認したのち泉涌寺に降りるというルートも考えられるが、今日は省略。
京阪東福寺駅で入山の儀式を執り行い、第一日赤病院の前を通り、住宅地の中を抜けていく。京女鳥部の森の看板があるところからやっと住宅地を抜けて山に入る。ここでクマ避けのカウベルを持ってきていたので、これをザックのベルトにつける。とてつもない大きな音を立てるので住宅地の中では遠慮していたのだ。
阿弥陀ヶ峰の分岐に来て、今日は阿弥陀ヶ峰はやめて代わりに今熊野山に行くことにした。見晴らしもなく何もないことは分かっているのだが、ピークハンター気取りで。そして降りてくるときに一大事件発生。カウベルを落としてしまったのだ。斜面を行ったり来たりしてやっと発見。これはアメリカ留学時代にもらった思い出の品であったので見つかったときはほっとした。
このあたりから次々に欧米系のインバウンドがお稲荷さんに向かうところに出くわした。旅行に来てこういうハイキングをしている人も結構多いように思われる。
一号線のトンネルを潜り、東山17からまた山道に入る。
尾根に上がったところが清閑寺山。さらに快適な道を進むと道から少し入ったところに清水山の山頂がある。
登山道に戻ってしばらく行ったときに、「写真を撮らせてもらっていいですか」と英語で尋ねてくるハイカーがいて、"Oh, sure."と答えたところ、"I'm
from Switzerland. "と言って自分もハイキングが好きだとのこと。われわれ二人の写真と彼を入れた写真を撮ったところで、もう少し喋りたかったのだが、お急ぎの様子だったので、"Have
a nice trip."とだけ言ってお別れした。
11時頃に東山山頂公園に到着し、昼食。サンドイッチとコーヒー、甘納豆。ここにトイレがあるが、最悪のトイレ。男女の別さえない。観光都市を言うのなら、改修して清潔なトイレにしてもらいたい。松井市長、お願いします。
青蓮院門跡のところから粟田口を目指して下山する。ここで、驚きのバッタリがあった。
なんと、大文字から降りてきて粟田口から東山トレイルに登り返された山休さんとバッタリした。恐るべき馬力である。しかも大文字から降りてくるときには走ってこられたとか。われわれだったら2日分の山行を1日ですませられるとは。
花の情報交換ののち、紅葉(黄葉)の大文字山での再会を願ってお別れした。
われわれはこのあと粟田口に出て、麹屋で無農薬生麹を買い、京阪三条まで歩き京阪で帰宅した。牛乳と落花生でうちあげ。今日の夕食は豚しゃぶ。寒いときは鍋が一番。キクタニギクは今日が一番いい時であったように思われる。明日は雨だし、もう蕾も少ないから、見頃は今日までではないだろうか。