53.【12月13日(土)晴れ】 初雪の大比叡  大宮川観光駐車場→日吉大社→本坂→延暦寺会館→根本中堂→阿弥陀堂→山頂・大比叡→駐車場→見晴台→鎮護国家の碑→戒壇院→根本中堂→延暦寺会館→本坂→日吉大社→大宮川観光駐車場

日吉大社鳥居 左が本坂、右が大宮谷林道 悲田谷分岐のお地蔵さん 亀堂跡 阿弥陀堂から山頂へ
 
山頂駐車場から蓬莱山・打見山(ズーム) 見晴台で

 最初は蛇谷ヶ峰に行こうかと考えたのだが、まだ冬用タイヤに履き替えていないし、このプランはボツ。続いてイン谷口とも思ったが、土曜日の駐車場の混み具合を考えて、このプランもボツ。

 それでは、比叡山三塔巡りと考えたが、長距離の歩行に不安が残る。行ってから考えようということでとりあえず出発。しかしながら・・・。

 車で出発となるとどうしても甘くなる。出発が遅くなる。さらに、名神に乗ったところ、事故渋滞。この時点で、帰りが遅くなるので三塔巡りはせずに、まずは大比叡に登るということを念頭に車を離れた。

 日吉大社の鳥居横で入山の儀式をすませ、
出かける。日吉大社の大鳥居の横には来年の干支の馬の絵馬がすでに飾ってあった。

 比叡山高校横の階段を登り、本坂へと進む。

 今日はユッキー講師のモミジのレクチャー付きの山行。ありがたいことである。

 「モミジの仲間で、何とかモミジというのは、3種類のみで、その他は~カエデと呼ばれる。3種類というのはイロハモミジ(高雄モミジ)、オオモミジ、ヤマモミジ。この内、ヤマモミジは東日本にあり、西日本にはない。」

 歩きながら、途中立ち止まっては、これはイロハモミジ、これはオオモミジ、これはヒナウチワカエデと説明あり。主に鋸歯のあり方、全体の形で違いがあるそうだ。講師の説明で、次第に私にも違いが少し分かるようになった。

 悲田谷分岐で一休み。あともう少し。寒かろうと思って、冬用の服で来たが、歩いている間に途中でシャツを脱ぐ。しかし、亀堂跡あたりまで来ると、寒くなってきて、また、シャツを着て進む。阿弥陀堂を過ぎるとさらに寒くなってきてジャケットを羽織り、山頂から見晴台に降りて昼食のときにはさらにシャツの上にライトダウンを着込むことになった。これでもう立派な冬用の出で立ちである。

 見晴台のベンチにはうっすら雪が積もっていて、ストックで雪を払って座布団を敷いて座る。足元は雪解けでドロドロになっていて、どこにリュックを置くか迷うほどである。コンビニおにぎりと羊羹。暑いお茶とコーヒー。しかし、冬はおにぎりよりはパンのほうがいいなあと後悔するが、車で立ち寄れる美味しいパン屋が今日のルートでは思いつかないので仕方がない。コンビニおにぎりも三社のコンビニで食べ比べをして、可能な限りL社のコンビニのおにぎりにしているのだ。こだわりが強い。

 さて、下りはどこからにしようか。

 もう横川まで行く元気と時間はなく、なるべく早く下山しようということになり、西塔にも脚を伸ばさず、本坂を降ることにした。そこで、参拝料の受付で「登山で、本坂を降る」と説明して、戒壇院の横に出て、本坂を降った。途中、本坂のゴロゴロ道を避けて、迂回路を通ったりしてそれなりの道の確認を行いながら駐車場まで降っていった。6時間6分、平面距離10.8kmの本日の山歩きであった。帰りは渋滞もなくスムーズに帰宅できた。帰って、落花生と牛乳でうちあげ。お風呂のあとは豚しゃぶで仕上げ。