54.【12月18日(水)晴れ】 如意越古道を歩く 錦林車庫バス停→霊鑑寺→如意越古道→大文字山四つ辻→大文字山山頂→大文字山四つ辻→如意越古道→雨社→如意越古道→如意ヶ岳→灰山庭園跡→長等山別所三角点→早尾神社→皇子山公園→JR大津京駅
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| 霊鑑寺よりスタート | 楼門の滝の残りモミジ | 大文字山山頂 | 雨社 | 如意越四つ辻 |
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| 如意ヶ岳 | ガードレールの切れ目から(傾斜きつい) | 灰山庭園跡 | |||
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| 長等山・三井寺との分岐 | 長等山別所三角点 | フウ(皇子山公園) | |||
紅葉(黄葉)鑑賞の季節は終わったし、雪山にはまだ早い。こういう次期にはよく道探索を行うことにしている。そこで、何回も行っているけれど、おさらいで今日は如意越古道を歩くことにした。
出町柳からバスで錦林車庫まで運んでもらう。ここでGPSスタート。哲学の道を横切り、車道を登る。結構な斜面である。
霊鑑寺から如意越は始まる。この道を行くハイカーはあまりないが、時折欧米系のハイカーに出会う。
俊寛の碑のある楼門の滝の黄葉は僅かに残っていた。ここまで大津の三井寺の所領であったというから、当時の寺院の勢力がとてつもなく大きかったことが分かる。
如意越の世話をしておられる方が仰っていたが、大文字山四つ辻までは如意越古道と京都一周トレイルとが重なっており、如意越の道標をここに立てるべくトレイルの協会に話を持っていったら、拒否されたとのことであった。まあよくあるセクショナリズム。
大文字山四つ辻から如意越古道とは離れるが、大文字山山頂に寄っていく。平日であるけれども相変わらずハイカーは多い。
ピーク写真ののちすぐ出発。
途中雨社に寄ってから、さらに如意ヶ嶽へ。要所要所には道標があり、間違うことは少ないだろう。2018年の台風によって倒木が多数あったところはきれいに整理がされていて進むのに困難はない。
やがて如意ヶ岳に到着。ここは三角点のあるところは航空関係の設備跡で、立ち入る事はできない。もう使われていないものならば、一般に開放してもらいたいという願いはわれわれだけのものではあるまい。
お腹も空いてきたのでこの近くの庭園跡のようなところで昼食とする。灯籠等にまじって座りやすい大石が多数積み上げられている。
昼食後はさらに南東へと進み、長等山・三井寺と長等山・別所三角点との分岐で、われわれは古道を離れて別所三角点、テラスの方向に進む。この分岐の処に「クマ除けの鐘」があったので、一つ叩いてみたらお寺の鐘のような音がした。
あとは、皇子山カントリークラブのゴルフ場の柵沿いに北へと進み、まずは長等山別所三角点(371m)、次にテラスへと向かう。テラスからは対岸の三上山をはじめとして北も南もきれいに見渡すことが出来た。
早尾神社へ降りる最後のところがロープ場でやや緊張したが、無事、神社まで降り、神社の赤橋を通り、皇子山公園をぶらぶらと駅のほうに向かった。