【2010年の山歩き】

49.【12月26日】北白川仕伏町バス停8:30→石鳥居→水飲み対陣跡→千種忠顕碑→11:13ケーブル駅→大比叡→12:55ケーブル延暦寺駅→14:09比叡山高校グラウンド→坂本

 比良の権現山に行こうと思っていたのだけれど,7時45分出町柳駅発のバスに乗れそうもなかったので,急遽予定を変更して今年最後の山行は比叡山.北白川のバス停からバプティスト病院の横を登っていきます.石鳥居までは緩やかな登りです.ここから谷に降りて3つ川を越えて水飲み対陣跡に登るところからちょいとしんどくなってきます.アップダウンですから.そしてそこから千種忠顕碑,そしてケーブル駅まではきつい.ここで昼食としました.トイレ有り.八瀬からのケーブルはお休みです.

 そこから見晴らし台,山頂駐車場(車は1台もありませんでした),大比叡,坂本へ降りるケーブルの延暦寺駅.ここにもトイレ有り.蟻ヶ滝コースで下山.ただし蟻ヶ滝には道が荒れていて整備中で通行止めになっていました.蟻ヶ滝に降りずにまっすぐひたすら降りていきます.やがて,比叡山高校のグラウンドから野球部の練習の声が聞こえてきます.

 坂本に来れば甘味処「うえだ」で冬はおぜんざい.今日は栗の入っていないシンプルなおぜんざい.これが安くておいしい.疲れた体には甘いものがいいですね.お土産は黒糖本わらび餅.JRに乗って京都駅.好日山荘で妻のお買い物につきあって近鉄で帰宅.あとはカミツレのお風呂.そして,今日も山名酒造の「早春賦」.今年も49回でしたが,来年は50回を目指したいと思います.1月は4日が初登りの予定.
 

48.【12月23日】JR近江高島駅9:05→富坂口9:28→富坂→蛇谷→スキー場からの道と合流→11:55お見合い広場12:15→12:20蛇谷ヶ峰→横谷峠→畑→JR近江高島駅15:20
 
 今日は,前回,小女郎池でお会いしたNさんの紹介で早速富坂口から蛇谷ヶ峰に登ろうと計画.マラソンランナーH氏夫妻とアウトドア言語文化研究家M氏の参加で計5人の山行.山頂までは初めての道です.


 JRが北へ進むにつれ天気は怪しくなっていきます.バスを降りていざ登らんとするときに雨はいよいよ.そこで,民家の軒先を借りてレインウエアをつけ本格的な雨天の時の格好で登山口に進みます.

 バス停から神社,お寺のある集落の方に進むと,早速,猿のお出迎え.民家の倉の横を山に入っていきますが,Nさんの写真を見ながら,まず1軒間違いお隣の倉の横から入ってしまう.お家の人が出ておられたのでお伺いする.「そんなとこ道ありませんよ」などと言われるも,出発.電気柵のゲートを入って山の中へ.このあと堰堤の少し上流で渡渉すべきが,その堰堤への道を間違う.やっと渡渉したらあとはだいたい迷わずに進めました.

 尾根をどんどん進んでいきますとオオイワカガミの群落を発見.比良や朽木の山や鎌倉山などで見かけたのよりもうんと広くたくさん.M氏はこれを「カガミ坂」と命名.この尾根を登るのはきつい,きつい.まあ,しかし,登らないと山頂には達しませんのでしかたない.

 山頂の少し手前,俗に「お見合い広場」と呼ばれているところで風が少しは弱かろうと昼食.そこから山頂,あとは横谷峠までアップダウン.そこからは下り.

 打ち上げは近江高島駅前の「メルヘン」で.M氏と私は軽くビール.あとはJRで京都駅へ.

 家に帰ってお風呂のあとは今日は山名酒造の「早春賦」.すっきりさわやか.
  

 47.【12月19日】バス停下坂下→8:58登山口→サカ谷道→11:15小女郎池→小女郎峠→蓬莱山→金比羅峠→林道出合→金比羅神社→14:55JR蓬莱駅14:59
小女郎池へ 小女郎池へ 小女郎池へ 小女郎池
 ひょっとして比良の雪景色が,という期待のもとに比良へ.予想は的中.天気がよくて雪の世界を楽しみました.昨日降ったようです.

 出町柳の朽木学校行きのバスは1台で出町柳では3〜4人が立っていましたが,われわれはかろうじて座れました.

 サカ谷道を登っていきます.木々の間から皆子山を見るとうっすらと雪化粧.850mの尾根の末端にたどりつくとそこは一面の銀世界.ため息が出るほどきれいです.小女郎池に着くと,出町柳で出会った女性の二人組(1年に1回比良のどこかでお目にかかっている)がすでに到着されていました.バスを平で降りてアラキ峠,権現山から縦走してこられたのです.われわれは小女郎池までの最短のルートで出かけたのですが,二人組のスピードの速いこと.ここで昼食.二人組の方と情報交換,写真.

 それから小女郎峠,蓬莱山に登り,スノウボードを楽しんでいる人の横をすりぬけて,蓬莱山から金比羅峠に下るルートに.金比羅峠までの急坂は多少緊張を要します.しかし,峠からは楽々道.雑木林のいい道です.が,問題はその後.林道からJR駅までの長いこと,長いこと.コンクリートの道は膝や腰にこたえました.約1時間.駅で着替えをしようかと思っていたら4分後に電車が来るのでそのまま乗り込む.

 こうして,本日の山行は無事終了.いい天気で比良の雪を踏みしめての山歩きは最高でした.京都駅でうちあげ.家に帰り,今日は山名酒造の「ヌーヴォーささにごり」で乾杯.次回の山行は23日を予定.

46.【12月11日】坊村8:31→10:32御殿山→11:35武奈ヶ岳山頂→御殿山→14:19坊村登山口
 黄葉・紅葉の旅は終えて,雪が降る前に行っておかねばならないところとして今日は武奈ヶ岳を選びました.また,車で.

 雨と強風はありましたが,一昨日の雪が残っていて幻想的な景色を楽しむことができました.あるときはターナーの絵のような空.またあるときはブリューゲルの絵を思わせるような光景.

 午後から雨の予報はあたり,昼前から時折雨が降り,尾根道を歩くときには強風で寒かったのですが,それはそれでまた冬の山歩きを満喫.

 我々が勝手に見晴らし台と呼んでいる所があります.ここはキタヤマブシの群生が楽しめる所ですが,ここで京都北山から愛宕山までを一望し,しばし休憩したのち御殿山へ.雪解けのぐちょぐちょ道をさらに進みます.昼食は山頂でとりました.


 車で来たものですから,脚を伸ばして朽木の岩瀬まで.栃ノ実庵です.これで3回連続.今年はこれが最後でしょう.あとは来年春. 

45.【12月4日】8:30西村井→栃生登山口→コナラのピーク→南岳→中岳→白倉岳(950m)→烏帽子岳→松本地蔵→14:15西村井
 黄葉・紅葉の旅は終えて,雪が降る前に行っておかねばならないところとして白倉三山を選びました.また,車で.西村井に駐めさせて頂いてあとは舗装路を栃生登山口まで.ここからの登りはきつい.630mのコバまで約1時間.どこまでも続く直登.

 コナラのピークまでは右側が植林,左側が落葉樹.葉を落とした木の間から武奈ヶ岳や釣瓶岳,はたまた蓬莱山が見えます.落葉樹はコナラやブナ,タムシバといったところですが,そのタムシバにはたくさんの蕾がついていました.来年の春が楽しみです.


 コナラのピークまで直登して,ここで90度北へ方向を変えます.あとは尾根をひたすらアップ・ダウンして北へ北へと進みます.南岳,中岳.中岳のアシウスギはいつもながら立派です.幹の空洞になっているところに10cmほどの氷柱があったのにはびっくり.夜には気温が下がるんですね.そして白倉岳.ここで12時なのですが,見晴らしもよくないので,さらに烏帽子岳の方向に尾根伝いに進み,途中で昼食.

 今日は風が強く,しかも尾根道なので寒いこと,寒いこと.帽子,手袋をはめての食事です.


 あとは,松本地蔵,西村井と降ります.ここで車に乗り込み,今日もまた「栃ノ実庵」に.おぜんざいでほっこり.お土産は今日から始まったイチゴ大福.4つ買ったら売り切れとなりました.ここは人気のお店です.


 順調に車を飛ばし,家に帰って,今日はビールで締めました.
 

44.【11月27日】葛川少年自然の家8:35→ブナ平→鎌倉山→千年杉→オグロ坂峠→11:58峰床山→クラガリ谷→八丁平→中村乗越→江賀谷→14:21葛川学校前→葛川少年自然の家
 今日は紅葉・黄葉の季節に行けなかった鎌倉山,峰床山へ.もう山の上は葉っぱをすっかり落としていますが,山裾ではまだタカノツメの黄色,ネジキの柿色が見られます.妻の足の調子の関係で今日も車で.

 ブナ平を過ぎ800m付近からシャクナゲの群生地.今年は不作の年でしたが,来年に向けては蕾が見られます.来年の春は期待できそうです.鎌倉山も落葉していて明るくなっています.そこから大小11のピークを越えてオグロ坂峠.

 さらに3つピークを越すと峰床山です.ここで昼食.昼食後は落葉で明るいクラガリ谷を経て八丁平.同志社大学の新心荘跡に碑が建っていて妻の懐かしがることしきり.学生時代にここに泊まったことがあったからです.新心荘は今四郎五郎峠の近くに移されています.

 中村乗越を経て下りです.葛川学校前から鯖街道を歩かずに安曇川沿いの木立の中を葛川少年自然の家まで.

 打ち上げは車で岩瀬にある栃ノ実庵に.ここで栃餅ぜんざいを頂く.山に感謝して打ち上げはなるべく山の近くでやろうという趣旨のもとに.

 家に帰り,もう一つのうちあげは山名酒造の日本酒で.お疲れ様.
  

 43.【11月23日】善峰寺→見晴らし台→釈迦岳→ポンポン山→西尾根→森の案内所→金蔵寺→南春日町バス停
 今日も紅葉・黄葉を求めての山行.北の方は午前中雨という予報なので比良行きは断念.そこでポンポン山.

 善峰寺の紅葉も外から見ただけですが,さすがです. われわれは登りを急いで登山口から.風が強く尾根にのると北西風が冷たいので上着を着て登りを続けます.釈迦岳を過ぎたあたりからタカノツメのレモンイエローが多く,目を楽しませてくれます.このあたりにはコシアブラは見当たりません.

 山頂に少し早く着いたのでほとんど人はいません.昼食にはまだ早いので先を急ぎます.西尾根を北へ北へ.リョウブの丘で昼食をとることも多いのですが,まだ早いのと寒いので森の案内所で昼食をとろうとさらに進みます.

 森の案内所では管理の人がストーブをたいていました.室内でゆっくりと昼食.ほっとします.窓の外の出灰川沿いの紅葉を見てお昼をすませ,服を着替え,トイレをすませて帰路に.

 最後は金蔵寺です.昨年来たときは時期も遅くほとんど散っていたのですが,今年は見事な紅葉を堪能しました.

 阪急に乗り,四条河原町の永楽屋に寄りました.やっぱり食べ比べのために注文はおぜんざい.夏はかき氷,秋・冬はおぜんざいです.上品な京風おぜんざいでした.

 家に帰って,洗濯,お風呂,そして夕食には今日も山名酒造のお酒.Organic Sake という名の.

 42.【11月21日】北白川仕伏町→北白川城跡→比叡アルプス→登仙台→無動寺道→弁天堂→坂本
 
 妻のおもわぬ負傷で先週は山行を見送ったので2週間目の山歩き.足指を気遣い,比較的負担の少ないところということで比叡アルプス.本当は鎌倉山,峰床山に行きたかったのだが致し方ない.久しぶりにマラソンランナーH氏夫妻とご一緒.テーマは紅葉・黄葉を求めて.

 北白川のバプテスト病院の横から登っていく.今年の紅葉は少し遅いが美しく色づいている.まずはコナラ,アベマキ.ゆっくり登っていくと犬の声がしてきて3,4人のハンターに出会う.猪でも狩っているのだろうか.
 
 いよいよ比叡アルプス.大小11のピークをアップダウン.低山ながらこれを繰り返すとボディーブロウのように足に来る.ずっと尾根を登っていくわけです.濃いレモンイエローのタカノツメ,透き通るような薄い黄色のコシアブラ,コナラのレンガ色,ネジキの柿色.青い空によく映えます.登仙台,一本杉のところにある紅葉は見事.また,南の方は霧がかかって雲海のよう.これも美しい.

 無動寺道で弁天堂.ここで大きな鹿を見ました.立ち去らないので写真に撮れました.弁天堂手前の下り坂はモミの木が多いがモミジがその中に混じり赤,黄,緑の取り合わせが美しい.河原で昼食.

 坂本でも立派な紅葉を鑑賞し,「うえだ」に立ち寄り,栗ぜんざい.家に帰って今日は山名酒造の日本酒で乾杯.

 次は11月23日です.
 

41.【11月6日】ガリバー旅行村9:37→大擂鉢→広谷→イブルキノコバ→12:12武奈ヶ岳→西南稜→御殿山→14:47坊村
 
 今日は西南稜からコヤマノ岳方面の紅葉・黄葉を楽しもうと高島側から登る.JR高島駅からバスに乗りガリバー旅行村へ.ここでトイレをすませ,登っていきます.

 大擂鉢ではコハウチワカエデが黄金色に.大勢の人が山の秋を満喫しようと訪れています.
広谷へ向かうところでは,コナラ,ミズナラ,コハウチワカエデ,シロモジ,タカノツメといったところが色づいています.コミネカエデも柿色に染まっていて美しい.また,そこにアシウスギの緑がコントラストをなしています.

 広谷からイブルキノコバと高度を上げていき,コヤマノ岳分岐あたりまで来るともう落葉していました.山頂ではたくさんの人が食事中.最初は雲におおわれ景色はよくなかったのですが,次第に雲が晴れてきて雄大な景色を楽しむことができました.

 昼食の後,西南稜に.ホツツジやベニドウダンの深紅,クリスマストゥリーのような深緑のスギ,シロモジのレモンイエローが点在し,錦絵のようです.

 こうして西南稜からワサビ峠を経て御殿山に登り返し,そこからはひたすら下り.バスまで1時間近くあるので坊村の「茶坊」に入り,おぜんざい.疲れた時の甘いものは本当においしい.家に帰っていつものコース.カミツレ湯に入り,今日はお鍋.豚シャブでビール.来週も紅葉・黄葉を求めて出かけます.
 
 

 40.【10月31日】坊村8:28→林道→登山口→伊藤新道→ワサビ大滝→11:01白滝山→音羽池→長池→音羽池→ニシヤ谷→白髭淵→牛コバ→林道→14:57坊村
 
 紅葉・黄葉を求めて白滝山へ.夕方から雨というので車で出かけました.この予報は大きく崩れます.

 葛川青少年センターに車を止めさせてもらい,坊村のトイレで用を済ませてからいざ出発.白滝山へ行く人は誰もいません.結局今日山道で出会ったのはニシヤ谷でお一人だけでした.高度の低いところではまだ紅葉・黄葉はそれほど進んでいませんが,800mを越えると見えてきました.来てよかったというところ.

 白滝山ではまだ降っていなかったのですが,音羽池のあたりに来ると雨が降り出してきました.「雨は夕方から」という話だから通り雨と思っていましたが,カシラコ池,スギヤ池,長池と進むとだんだん怪しくなってきます.最後にはとうとうレインウエアのズボンまでつけるはめに.まだ,昼食を済ませていません.ニシヤ谷をくだり,ようやくお堂にたどり着き,中で昼食をすませました.いつもは幾人か中のベンチで食事をしている人がいますが,今日は誰も.こんな雨の中,まあ,来ませんよね.


 今日は夫婦滝はパスして(なにせ本格的に雨が降ってきましたから),白滝谷へ.ここは雨でつるつるの岩,橋の連続です.慎重にゆっくりゆっくり下って行きました.緊張とレインウエアーで汗が出ました.

 雨の中とはいえ,紅葉・黄葉は楽しめたし,満足の山行でした.打ち上げは家でということで,車に乗り込み一路家へ.
カミツレ湯で疲れを癒し,今日はビールで締め.

 来週はどこへ行こうか,やっぱり,武奈ヶ岳かなあ.西南稜からコヤマノ岳方面の景色は何とも言えませんものねえ.

 39.【10月23日】JR京都駅7:25→8:41JRマキノ駅→国境スノウパーク→愛発越(アラチゴエ)→10:52乗鞍岳(865m)→猿ヶ馬場→黒河峠(クロコトウゲ)→白谷→JRマキノ駅14:50
 琵琶湖の北の方の紅葉・黄葉はいかがかと,乗鞍岳に.高島トレイルでまだ行っていないところというのも理由の一つ.JRマキノ駅に着くと3分前にバスは発車.3分ぐらいなら列車の接続を考慮してほしいなあと思いましたが・・・

 仕方がないのでタクシーで国境スキー場まで.最初はゲレンデの急坂を登ります.あとは尾根に向かってつづら折りの道.マルバマンサク,ウリハダカエデなど少し紅葉が始まっています.乗鞍岳山頂では琵琶湖が見えます.ここから尾根を西の方向に進みます.右手に福井,左手に琵琶湖というわけです.送電線の鉄塔広場でお昼にと思ったところ,オオスズメバチが偵察にやってきました.7〜8cmもあるでかい奴.あわてず騒がずお昼の途中で先を進みました.ブナの木を見ながら歩いて行きます.ブナもほんの少しだけ黄色く色づいています.最後ざらざらの急坂を下りるとそこは黒河峠.あとは白谷の林道をこれでもかこれでもかと下っていきます.バスの時間に間に合うように最後は急ぎました.

 今日の打ち上げは京都駅,八つ橋西尾で.黒糖氷はすでに今期営業終了.家に帰って,カミツレ湯でゆっくりと.そして最後は山名酒造の「錦秋」.

 38.【10月16日】いきものふれあいの里9:45→カツラの谷→12:00蛇谷ヶ峰→13:33いきものふれあいの里
 今日は夕方から用事があるので早く帰れるところということで蛇谷ヶ峰にしました.桑野橋からは今年2回ほど登っていますが,いきものふれあいの里からカツラの谷を行くのは久しぶりです.

 車で名神を京都南から京都東まで進み,そこからは湖西道路で真野まで.下に降りて途中から鯖街道を北へ進み,いきものふれあいの里まで.家から1時間半ほど.事務所でトイレを借り,熊情報を仕入れる.やはり目撃情報がいくつか届けられているとのことで,熊鈴と会話で用心して登るようにとのお話.

 山頂で昼食.風が強く少し寒くレインウェアを着込む.あとは階段道をだだくだり.ひたすらその単調さに耐えます.

 朽木まで来たらやはり栃ノ実庵に行かねばなりません.その前に道の駅朽木本陣で野菜やら焼き鯖寿司やらを仕入れる.あん入り栃餅はすでに売り切れ.そして栃ノ実庵に.ここはおいしいし,お店の人は感じがよいし,気に入っています.今日も入れ替わり立ち替わりお客さんが.わらび餅ソフトを食べ,お土産に葡萄大福を買い帰途に.

 今日は家を8時過ぎに出て,帰ってきたのは4時でした.お風呂に入り,そして今日の乾杯はビール.ああおいしい.買ってきた焼き鯖寿司も.
 

 37.【10月11日】JR京都駅7:25→8:41JRマキノ駅→黒河林道口→黒河峠→三国山分岐→三国山→明王の禿→12:07赤坂山→ブナノキ平→マキノスキー場→バス停さらさ温泉前14:17→JRマキノ駅14:50
  2週間ぶりの山行です.今日は高島トレイル.JRマキノ駅からはタクシーで林道口まで行きました.そこからは黒河峠まで1時間林道歩きです.このコースこれがかないません.しかし,逆回りでここを下りに使うのも気が進まないのでまあしかたがない.峠にはトイレがあります(ただしメンテナンス極めて悪し).ここからいよいよ山道.登山らしくなります.3箇所ほど湿原があり,その丸太道を越えて三国山分岐.

 この前の赤坂山行きでは三国山をパスしたので,見晴らしはよくないとは分かっていましたが,とりあえず三等三角点を踏んでおこうと今日は三国山へ.最後の崩れた階段道はいやでしたが,ともかく山頂に.琵琶湖側は見えますが,見たいと思っている福井側は見えません.

 ここから,また尾根に戻り,明王の禿を通り,赤坂山へ.ここで昼食としたのですが,風が強く帽子を吹き飛ばされてしまいました.幸い,崖から落ちないところでしっかりととめましたが.昨年11月にここに来たときも風が強かったことを思い出しました.

 ここからあとは下りです.有名なネコ鉄塔を見ながら,スキー場の方へと早足で下りました.1時間一本のバスに間に合うように.
 バス停には20分ほどの余裕で到着.新快速で京都駅へ.今日は八つ橋西尾でうちあげ.黒糖氷はちょいと寒いかなということで抹茶あんみつに.家に帰り,カミツレのお風呂で汗を流し,あとはビール.サントリー・ザ・プレミアムモルツ.

 今日のコースは道に間違うことのないお散歩コースでした.黄葉,紅葉はまだこれからです.

36.【9月25日】9:08京都バス戸寺バス停→江文神社→江文峠→寒谷峠→11:17瓢箪崩山11:40→三宅八幡分岐→二本松→三宅八幡→三宅八幡叡電駅
  今日は夕方からO家でチーズとワインのパーティーがあるので早く帰れるところというわけで,瓢箪崩山に.
 京都バス大原行きで戸寺で降り,江文神社へ.本殿まで行かずに手前の東海道自然歩道で江文峠まで.ここで車道に出ます.バス停があるところまで少し歩いてそこから左手に.まっすぐ行くと静原,鞍馬なんですが,そこから左手に急な斜面を登っていきます.尾根を目指して登るわけです.尾根に登ればあとは尾根伝いにアップダウンしながら寒谷峠まで.
 寒谷峠で今日はじめて人に会いました.それも10人以上おれらる女性だけのグループ.後を追って瓢箪崩山まで.ここで昼食.このグループはこれから寒谷峠に降りてわれわれとは逆に江文峠,そして,金比羅山に登られるとか.ご苦労さん.
 われわれは三宅八幡に降りるコース.また誰にも会いません.今日はペットボトル2本で水分補給はすみました.山の中ではまだツクツクボウシが弱々しく鳴いていましたけれど秋になってきました.三宅八幡に降りるこのコース,10月から11月半ばまでは入山禁止です.登山道だけは行けそうですがはずれないようにご注意を.
 家に帰り,シャワー,洗濯をして,O家に急ぎ,ここでボルドーの赤と白のワインで仕上げとしました.
 

 35.【9月19日】JR京都駅8:15(湖西レジャー号)→8:55JR高島駅9:03→9:27ガリバー旅行村→登山口→大擂鉢→広谷→スゲ原→細川越→12:18釣瓶岳→イクワタ峠→ササ峠→地蔵山→地蔵峠→ヨコタ峠→林道出合→15:05畑15:24→15:59JR高島駅16:20
  今日は1週間経ったキタヤマブシの観察に広谷,スゲ原目当てに,さらに久しぶりに釣瓶岳に登ろうと山行計画.先週降りてきたガリバー旅行村が今週は出発点です.トイレをすませ,登山口から大擂鉢へ.鎖と鉄の足場ができて楽に徒渉.ゆっくり登っていきます.

 芦生杉を過ぎて広谷へ.河原で顔を洗い,タオルを水に浸します.いい気持ちです.さらにスゲ原へ.広谷からスゲ原がキタヤマブシの群生地です.珍しいシロのキタヤマブシも写真におさめました.少し登って細川越.ここからいくつかピークを超してやっと釣瓶岳.ここで昼食.木の陰でゆっくりと.他には誰もいません.出発しようとしたところお一人見えました.

 比良の縦走路でイクワタ峠から地蔵山までは今日はじめて歩くところです.少し迷ったところもありましたが無事通過.ヨコタ峠からはふかふか道を足早に下りていきます.この道は,ごろごろ石がなくて膝にはいい道です.林道出合から電気柵のゲートをくぐり畑の棚田方向に.前回は間違って草ぼうぼうの道を行ったのですが,今回は間違いなく農道を確かめ無事難バス停まで歩けました.予想よりも早く着けたので一台前のバスで高島駅へ.このバスは先週のバスと同じです.JRも同じ新快速で一路京都へ.うちあげは京都駅の八つ橋西尾で黒糖氷(700円).家に帰って今日は山名酒造の「奥丹波・秋期ひやおろし・寒露」で乾杯.

34.【9月12日】京都バス出町柳バス停7:45→坊村8:53→モミジのコバ→見晴らし台→御殿山→11:42武奈ヶ岳→細川越え→スゲ原→広谷→大擂鉢→14:36ガリバー旅行村15:33→JR高島駅16:20
 今日はマラソンランナーH氏夫妻と武奈ヶ岳へ.トリカブト観察がテーマ.午後からのお天気を心配していたのだけれど杞憂におわる.

 さて,例のバスに乗り,坊村へ.トイレをすませ身支度して御殿山コース.夏コースで谷をつめて尾根にのる前に谷のところでトリカブトの定点観察をするところがあります.ここでは,三分咲き程度.下の方の葉で枯れているのもやや見受けられます.あまりの暑さ,水不足のせいか.さらに登って見晴らし台が第2のポイント.ここでは五分先程度.御殿山を経て武奈ヶ岳山頂に.山頂ではそこそこの人がおられました.ここで昼食.そのあとは北陵を降りて細川越えからスゲ原の方向に.ここが今日三番目の観察点.ここでは写真のようにキタヤマブシが咲き誇っていました.よかった,よかった.来てよかった.

 広谷のあたりからなんだか私の調子がおかしくなってきました.どうも汗をかきすぎて水分が足らなくなってきたようです.まあ,しかし,みんなに迷惑をかけることもなくガリバー村へ.ガリバー茶屋でかき氷.ゆっくりして元気を回復してきました.JR高島駅でもゆっくりして一路家に.今日はサントリー・ザ・プレミアム・モルツで打ち上げ.
 

 33.【9月4日】善峰寺9:47→登山口→見晴らし台→釈迦岳→11:20ポンポン山→西尾根→森の案内所→金蔵寺→14:13バス停南春日町14:15
 今日は夕方用事があるので早く帰れるところということで久しぶりにポンポン山.JR向日町駅から阪急バスで善峰寺まで.バス停近くのトイレで用事を済ませ,いざ出発.ここから登山口は自動車道の急坂を登ります.そして,登山口からいよいよ山道です.見晴らし台まではけっこうきつい登りです.そして樟葉方面が見える見晴らし台に到着.ここまで来たらあとはそれほどきつくありません.

 ポンポン山で11時20分.10人ぐらいそれぞれ木の陰に陣取っておられます.われわれは西尾根をもう少し行ったリョウブの丘で昼食.11時38分ぐらい.ベンチにお一人だけ先に来ておられました.静かな丘で昼食.そこからアップダウンを繰り返しながら森の案内所まで.ここにはきれいなトイレがあります.それから車道を行き山道に入り金蔵寺まで.ここから南春日町のバス停までの遠いこと.一時間に一本のバスに乗り遅れてはならじと最後ははあはあ言いながらバス停まで.バス停に着いたらすぐに出発.最後がしんどかったです.


 今日の打ち上げは四条河原町の永楽屋でやっぱり氷です.ここのかき氷は最後に溶けた氷が吸えるようにストローがついています.そして家に帰り,汚れ物を洗濯機に入れてシャワー.今日はこの前アサヒビール吹田工場であった大阪大学教職員懇親会のお土産でもらった「ストロング・オフ」と「プレミアム」.前者は例のビール風発泡酒.後者はモルツの味のきいたビール.飲み比べたらやっぱり後者に軍配が.

 32.【8月30日】京都バス出町柳→坊村8:56→9:48牛コバ→擂鉢山分岐→奥の深谷→大橋→金糞峠分岐→12:39八雲ヶ原→山上駅跡→カモシカ台→大山口→イン谷口→15:53JR比良駅16:21
 比較的涼しいところに行きたいね,ということで今日は奥の深谷へ.久しぶりにFさんと一緒.さすが月曜日.朽木学校行きの京都バスも小さい方でみんな座れて出発.団体さんは奥の深谷の沢登りだとか.

 牛コバからの登りはいつもしんどいですね.擂鉢山への分岐あたりで700mほど.ここからは奥の深谷のほうへ降りていきます.奥の深谷で徒渉して,いい道を大橋まで.大橋の擂り鉢の水でタオルを冷やして進みます.途中,キタヤマブシが早くもちらほら咲いているのを見かけました.そこで写真.昼からところにより雷雨といういつもの天気予報でしたが,今日も空を見上げると黒い雲が出てきています.南比良峠,荒川峠で降りようかとも思ったのですが,降ってきたら降ってきたときのことと腹をくくり,久しぶりに八雲ヶ原に.ここで昼食.この広いところにほかには誰もいない.静かな八雲ヶ原です.

 あとは山上駅跡を経て,大山口.イン谷口から桜のコバを経てJR比良駅へ.打ち上げなしで家へ直行.シャワーのあとはビール.最高.

 ようやく山行の回数が昨年と並びました.

31.【8月21日】京都バス出町柳→桑野橋9:10→熊の鼻ヒュッテ→猪の馬場→天狗の森→西峰(反射板)→11:33蛇谷ヶ峰(901.7m)→ボボフダ峠→横谷峠→13:22林道出合→八幡神社→畑バス停→黒谷(かものしらべ)15:25→JR高島駅.
 畑の棚田と黒谷の「かものしらべ」に行きたいと思い,また蛇谷ヶ峰に.バス停桑野橋を少し戻ったところにトイレ有り.まず用を済ませ,いざ出発.熊の鼻ヒュッテまでは林道をくねくねと登っていきます.ここはけっこう急坂です.そして,尾根のアップダウンを繰り返しながら猪の馬場,天狗の森と登っていきます.なかなか反射板のある西峰が見えてきません.尾根とはいえ木があるので太陽の照りつけはきつくありません.

 反射板のある西峰に着けばあとはもう少し.今回もアブにつきまとわれましたが,団扇をあおいで払いのけつつ登りました.やっと山頂.誰もいません.木陰をさがして昼食.終わりかけに男女一組と単独行の男性に出会いました.ボボフダ峠までは明るい広葉樹の尾根です.ゆるやかなアップダウンはあるものの風が涼しくいい気持ち.今日はボボフダ峠から下りるのはやめてさらに尾根を進みます.このあたりはきつい登りもありしんどいところ.針葉樹林の中を黙々と進みます.横谷峠から下り,林道出合に出ます.林道の向かい側に電気柵があり,その扉を開けて下りましたが,棚田の端に出たところで昨年通った道は草ぼうぼうで道も見えません.藪こぎでなんとかお寺の横に出ました.多分,もうちょっと歩きやすい道があるはずです.
 そして,畑から黒谷まで歩いてお目当ての「かものしらべ」に.石焼き釜で焼いたピッツアを頂き,店のご夫婦といろいろお話をしてゆっくりとバスを待ちました.お土産には天然酵母のパンを購入.今日は山名酒造の日本酒でしめました.
 

30.【8月18日】JR京都駅→JR近江高島駅→ガリバー旅行村9:37→大擂鉢→広谷→イブルキノコバ→コヤマノ岳分岐→12:33武奈ヶ岳山頂(1214m)→西南稜→御殿山→15:11坊村→JR堅田駅
中1日で今日は武奈ヶ岳.京都駅8時22分発新快速敦賀行きで近江高島へ.9時3分発の畑行きバスでガリバー旅行村へ.バスを降りてから登山口までは急坂の道路.けっこうしんどい.トイレをすませ大擂鉢へ.いつも石をぴょいと跳ばないと対岸へ行けなかったのですが,なんと,鎖と足場が打ち込まれていました.難なく跳び越えてあとは沢沿いに登っていきます.1箇所崩れかかったところがあるのですが,ここは迂回路らしきものがつけてありました.広谷で休憩.マフラータオルを水に浸して首に巻きました.ひんやりといい気持ち.夏の山行は汗が出て時間が少しよけいにかかります.山頂に着いたところいつもは大勢の人で賑わう山頂もわれわれを含めて6人.青く晴れた大パノラマを満喫.一昨日登った伊吹山も見えました.今日はそのまま西南稜から御殿山を経て坊村に降りました.茶房坊村でバス待ちの一休み.京都駅では西尾で黒糖氷.このシャーベットはあっさりして絶品.家に帰り,今日もビールでご苦労さん. 

 29.【8月16日】8:13JR近江長岡駅→登山口→8:37ゴンドラ高原駅(三合目)→10:36山頂(1377m)→東周遊コース→駐車場11:50→西周遊コース→九合目出合→13:28ゴンドラ駅→登山口バス停14:08→JR長岡駅14:38

 okaokaclubさん,「伏見桃山から山歩き」さんの相次ぐ報告に誘われて今日は伊吹山.昔,子供が小さかった頃スキーで2度ほど出かけたのですが,山歩きははじめて.家を出る時間を少しでも遅くしたかったので,京都から米原までは新幹線.プラス950円.京都駅7時29分発です.さらに駅からのバスの時間が遅いので駅からゴンドラ駅まではタクシー,1700円.まあ,信州の山歩きには行かないし,夏休みにスイスへというわけでもないし,ささやかなぜいたく.復活したゴンドラで三合目まで.ここからの歩きですが,ガスが出てきて先が見えません.ゆっくりと登っていきます.花を見るために来たので山頂からの景色は二の次です.登山道を少し歩いては写真,また歩いては写真,とゆっくりの登りです.七合目あたりからガスがあがってきて,山頂には10時36分に着きました.

 昼食には少し早い.今日は自家製パンを持ってきたので,山頂の店で冷やしトマトと伊吹牛乳を買い,そこから東周遊道から駐車場へ.西周遊道へ向かう道で昼食.ああ,おいしかった.シモツケソウはもう盛りを過ぎていましたが,ともかくお花畑に大満足.急いで三合目まで歩き,ゴンドラに乗り,帰りはバスで近江長岡駅まで.そして,米原から京都までは新快速で4時前には京都駅に着きました.

 秋にまた行きたいねと言いながらビールで乾杯.
 なお,花の同定は妻によるものであることをお断りしておきます.

28.【8月11日】叡山電鉄修学院駅9:05→登山口→水飲対陣跡→千種忠顕碑→11:10八瀬ケーブル駅前→大比叡→坂本ケーブル13:00→坂本「うえだ」→JR坂本駅
 台風四号が来るというので明日ではなくて今日に山行.また,夕方に所用あり,早く帰れるところということで比叡山に.久しぶりに雲母坂で.駅から登山口までは暑いこと暑いこと.

 まあしかたがない.雲母坂はえぐれ道で歩いてもあまりおもしろくないのだが,北白川より登るのと比べて距離が少なかろうとあえてこの道を.出会ったのは二人.そろいもそろってトレイル・マラソンの練習をしている人ではやばやと下山されるところに出会う.ケーブル駅に着いて少し早いが昼食.京都市内を眺めながらおにぎりをほおばる.そして,スキー場跡を過ぎて大比叡へ.

 ここで,一昨日武奈ヶ岳に登るときに出会ったスゲ傘の登山者と出会う.なんたる偶然!上高野に住んでおられて赤山禅院から無動寺,坂本ケーブル駅から大比叡でこれから帰宅されるところ.何たる健脚.いろいろ山の話をしてまたどこかで,と言って別れる.大比叡からは延暦寺駅に着き,今日はケーブルで下山.1時間かかるところが11分.坂本の甘味処「うえだ」で一休み.新商品の「ぜいたく氷」とかいうのを頼む.かき氷の下にアイスクリームと寒天と白玉がはいっております.店のご夫婦といろいろお話をしてわらび餅と夏みかんゼリーをお土産に買ってJR坂本駅に.図ったように新快速が来て京都駅へ.3時過ぎに家に帰り,ぐたぐたしながら洗濯,シャワー,そしてビール.
 

27.【8月9日】坊村バス停8:51→モミジ平→見晴らし台→御殿山→ワサビ峠→12:04武奈ヶ岳→ワサビ峠→御殿山→見晴らし台→モミジ平→14:34茶房坊村→坊村バス停15:46
御殿山 西南稜  ホツツジ  武奈ヶ岳
 今日は蛇谷ヶ峰の降り口のリヴェンジをと考えていたのだが,バスに乗っていると空模様が怪しくなってきたので行き先を変更,久しぶりの武奈ヶ岳に.最初は急登を順調に進んでいたのですが,やがて,レインウェアの上を着るはめに.ガスが広がってきて雨の降るのは時間の問題.見晴らし台では全く見晴らしが利かず.ここのキタヤマブシはそろそろ蕾をつけていました.あと1ヶ月ぐらいか.さて,さらにその上の御殿山でも西南稜が全く見えず.15m先は雲の中といった案配.これまで会った登山者ははやばやと下山される人一人だけ.ホツツジがもう咲き始め,さらにホトトギスの花も見る.

 まあ,ここまで来たら仕方がない.いつもよりかなりの時間をかけて頂上に.風は風速15メートルぐらいありそう.雨は横なぐりで頬にあたって痛い.そうそう西南稜でレインウェアのズボンも着けました.雨と風に飛ばされそうなこんな所に長居は無用と,写真だけ撮って確かに頂上にたどり着いた証拠とし,急いで下山.途中,ワサビ峠で木下で立っておにぎり1個.また,少し小降りになった御殿山でもう1個.

 どんどん下って行くといつもよくあるバタン.雨はあがっておりました.川でスパッツ,杖,靴などの泥を落として,茶房坊村に.今日はコーヒーフロート.帰りのバスは最初我々二人だけ.途中で地元の人が1人乗ってこられました.合計3人でJR堅田駅.家に帰って,シャワーをあびてビール.グラスを冷蔵庫で冷やしておいたので,ああうまい.

26.【8月1日】戸寺バス停9:14→9:36江文神社→琴平新宮社→三壺ノ社→10:56金比羅山三角点→11:30翠黛山→焼杉山分岐12:22→12:37林道出合→12:52寂光院→たんば茶屋→大原バス停
 連れ合いが明日人間ドックなので早く帰ってこようと大原三山を選びましたが,結局,焼け杉山までは行かず大原二山となりました.

 この縦走路ではほかに登山者を見かけませんでした.静かな山行.戸寺バス停では金比羅山のロッククライミングに出かける人を少し見ました.江文神社でトイレ.三壺ノ社から金比羅山の三角点に出かけ,また戻ってきて翠黛山へ.結構アップダウンがあります.翠黛山で昼食.ブトがうるさいので半分だけ食べてさらに焼け杉山方向に.焼け杉山との分岐で残りの半分を食べ,焼け杉山へ行こうかどうかと思案.蒸し暑さで少ししんどかったのと黒い雲が北東方向に出てきたので,今日は焼け杉山は断念.そのまま寂光院道へ.15分で林道出合まで.

 うちあげは,丹波茶屋でかき氷.汗がすーとひきました.お土産にしそジュースを買ってバスに乗り込みました.帰りの京阪から比叡山方向を見ると黒い雲で覆われていました.早めに帰ってよかったと慰め合い,家に帰ったら,激しいものではありませんが夕立が.われわれの軟弱さを横において,早めに帰ったわれわれの決断が正しかったのだと再確認.今日もうちあげは山名酒造の純米吟醸「ささ澄」.
 

 25.【7月25日】桑野橋バス停9:20→望岳所→10:00熊の鼻ヒュッテ→猪の馬場→11:23天狗の森→反射板→11:43蛇谷ヶ峰山頂→12:34ボボフダ峠→黒谷バス停13:56→JR高島駅14:16

 今日は蛇谷ヶ峰に.いつもは車で生き物ふれあいセンターまで行って,そこへ戻ってくるのですが,今日は出町柳からのバスで桑野橋まで行き,そこから蛇谷ヶ峰に登り琵琶湖側の高島へ降りるコース.2回目です.出町柳からのバスは臨時が出て2台目のバスは座席に余裕があるほどでした.満員で押し込まれるときもあるのですが,今日は京都バスの出血大サービス.

 連れ合いの体調悪く,ゆっくりと出発.林道はこの前の大雨で4箇所ほど倒木があり,下をくぐったり,跨いだり,横をすり抜けたりして高さをかせいでいきます.ここの林道はかなり急な感じ.望岳所からは白倉岳の連山がよく見えます.天狗の森(シャクナゲがたくさん生えています)を過ぎるとようやく西峰の反射板が見えてきます.ここまで何回かアップダウンを繰り返します.尾根を進むので汗をかいた体に心地よく風が通っていきます.ところが西峰を過ぎたところからアブの襲撃です.蜂だと20mくらいの自分のテリトリーを越えれば普通追いかけてこないのですが,アブはしつこい.とうとう山頂までついてきて,ここで昼食をと考えていたのですが中止.高島の方へ早速下りに入ります.途中で昼食をと思ったら,またまたアブ.おにぎりを1個だけ食べてさらに下り比良の縦走路に入ります.前回はボボフダ峠からさらにヨコタニ峠まで行ってそこから下ったのですが,今日はこちらの方が早かろうとボボフダ峠から下りました.あとでトラブルがあるとも知らずに.道はいい道で沢を何回か徒渉します.

 林道の出会いまでたどり着きました.さて,獣除けの電気柵をくぐって畑のバス停へと考えていたのですが,どこから入っていいのか分かりません.案内板は全くなし.林道をそのまま降りていくととうとう畑には降りられずに次のバス停の黒谷まで来てしまいました.折からちょうどバスが来たのでそれに跳び乗り,JR高島駅ではバスと連動しているかのように新快速が来てそれに跳び乗り京都駅まで.

 うちあげは京都駅の八つ橋西尾で,黒糖氷.これが絶品.家に帰ればシャワーのあとに山名酒造の純米吟醸「ささ澄」.夕立を恐れていたのですが雷,雨はなく,今日もいい山行でした.

 24.【7月18日】坊村8:53→明王谷林道→伊藤新道→11:15白滝山→音羽池→ニシヤ谷→滝見不動→夫婦滝→白滝谷→汁谷→→木戸峠→14:14打身山→ゴンドラ→15:17JR志賀駅15:32

 音羽池のナツツバキはどうなっているだろうかというテーマの下に今日は白滝山.昨日土曜日は歌舞伎見物で大阪まで行っていたので今日日曜日となる.予想通りすごい行列です.かろうじて2台目には座れるだろうと思いきや,例によって団体の横入りで列が伸び,哀れ,1時間立つことになりました.坊村で降りたところで少し疲れました.今日は音羽池から長池,関電巡視路とも考えていたのですが,この時点でプラン変更.

 ヒルに気をつけながら伊藤新道を登っていきます.やっぱりワサビ大滝近くでまるまると太ったヒル発見.梅雨の豪雨でワサビ大滝の水量の多いこと.白滝山への最後の登りでまたもやブトにやられました.おでこと鼻の下.やれやれ.音羽池ではナツツバキの花は見当たりませんでした.蕾もないようです.残念.しかし,モリアオガエルの卵塊は昨年同様たくさん見つかりました.こちらは時期が遅れたようです.そしてニシヤ谷を下り,夫婦滝を見に出かけました.こちらも水量が多く,見事なもの.白滝谷を登り,汁谷近くで昼食.そこから木戸峠に出かけクロトノハゲに抜けようとしたのですが,山腹の橋が濡れていて滑り非常に危険.2つ目でクロトノハゲに抜けるのを断念し,もとの木戸峠に戻りました.帰る途中,二組のグループに出会い,先の状況を話しました.二組とも戻られました.賢明な判断だと思います.そのうちの1組は以前来たときに滑落して九死に一生を得て,リヴェンジで来られたのですが,仕方ありません.

 この時点でだいぶ時間の遅れが出たので,いろいろ考えた末,結局ゴンドラに乗ることに.あっという間の下山.ゴンドラ乗り場からJR志賀駅までは歩く.

 打ち上げは近鉄京都駅のみやこみち.今日はフラッペにひかれてO珈琲に入ったのだけれど,出てくるのは遅いし,おいしくなかったし,さらに喫煙席,非喫煙席の区分けが形だけで参ったのと,さんざんでした.ここはこの前コーヒを飲んだときもおいしくなかったので,もう2度と入りません.帰って,シャワーを浴び今日はビール.サントリー・ザ・プレミアム・モルツ.乾杯.うまい.


 22.【6月20日】坊村8:55→牛コバ→11:20擂鉢山(1006m)→烏谷山(1076m)→荒川峠→14:24JR志賀駅
ベニドウダン 烏谷山山頂から 烏谷山山頂 ほうじ茶パフェ
 コアジサイを見ようと擂鉢山,烏谷山へ出かける.マラソンランナーH氏夫妻とご一緒.出町柳でバスを待っていると,また列の割り込みです.例によって7,8人の団体にあとから来た人が列の後ろに回らずに前にザックをおいて横入り.思わず「ちゃんと並んで下さい」と言ったけれど,にやにや笑って無視されました.中高年のおじさんとおばさん.こういうルールを破る人たちには山に登る資格はありません.またきちんとメンバーに注意できないリーダーにはリーダーの資格はありません.こちらはこれから気持ちよく山に登りたいと思っていたのでそれ以上は言いませんでした.バスは1台.6〜7人立っている人がいました.

 牛コバから奥の深谷・擂鉢山の分岐にあったokaokaさんのテープは取られていました.どうもこのごろテープをはがして行く人がいるようです.もちろん明瞭な登山道にいくつもいくつもテープがあるのは目障りでいけませんが,分かりにくい分岐にはたとえ地図,磁石をもっていてもテープの存在はありがたい.テープをはがしていく人に原則と想像力がないように思われます.

 どうも,今日の山歩きの記録は愚痴っぽくていけません.お目当てのコアジサイは見ることができました.高度があがるとまだ蕾です.その他,ウツギ,アカモノ,ギンリョウソウ,サラサドウダン,ベニドウダンも見ました.烏谷山の山頂に上がらんとする頃に雷が鳴り始め,昼食のため荒川峠のほうに向かい,適当な場所でパンをかじらんとしたところ,すごい雨が降ってきて,急いで雨具をつけ昼食もそこそこに脱兎のごとく下りました.登山道は川になっています.あちこちで蛙が道の真ん中に座っていて思わず踏みつけそうになりました.荒川に降りた頃には雨もあがってきました.駅でたっぷり時間をかけ着替え.今日もうちあげはミヤコミチの京アンジュ.私はほうじ茶アイスクリームのパフェ.家に帰り,カミツレ入りのお風呂.そしてビール.豚の冷しゃぶ.至福の時.雨の山行も時に愉快です.

 21.【6月12日】坊村9:00→伊藤新道→ワサビ大滝→白滝山山頂(1022m)→音羽池→ニシヤ谷→滝見不動→汁谷→木戸峠→クロトノハゲ→天狗杉→15:11JR志賀駅
 先週は学会で出かけられなかったので今日は2週間ぶり.比良山系に花を訪ねるというテーマのもと,坊村へ出かける.臨時バスが出て2台で坊村へ.総勢75人ぐらいか.坊村でトイレをすませ,明王谷林道をえっちらおっちら.いつもコアジサイを見かける場所にもコアジサイはほとんど咲いていない.まだ蕾だった.しかもその数の少ないこと.それにひきかえ白いウツギが満開.いつも今頃咲いているネジキやエゴノキはもう終わりかけていた.ヤマボウシはすべて散っておしまい.

 伊藤新道からワサビ大滝へ.念のためヒル除けに虫除けプレシャワーをスパッツの上に噴射.ヒルは出ませんでした.いつもしんどい伊藤シンドー.えっちらおっちら.白滝山から音羽池へ.今頃見られるナツツバキやエゴノキにも全く花なし.音羽池にもモリアオガエルの卵塊は小さなのが一個だけ.ちょっと変です.ニシヤ谷を下り白滝谷のそばで昼食.ニシヤ谷ではヤブデマリがきれい.サラサドウダン,ベニドウダンは姿なし.クリンソウ畑ではクリンソウが終わりかけ.汁谷に着いてトイレ休憩.そこから木戸峠,クロトノハゲ,天狗杉,JR志賀駅.打ち上げは近鉄京都駅の京アンジュ.イオンモールができていつも以上に通路は一杯の人.帰って山名酒造の「奥丹波・純米吟醸」でしめ.

 20.【5月29日】坊村8:52→モミジのコバ→見晴らし台→10:46御殿山→11:30武奈ヶ岳→コヤマノ岳→奥の深谷→13:28金糞峠→正面谷→大山口→イン谷口→桜のコバ→15:37JR比良駅15:53
 今日は久しぶりでマラソンランナーH氏と.ベニドウダン,サラサドウダンがお目当てであったのだが,残念ながら収穫はほとんどなし.時期が早いと言うよりは蕾そのものがほとんどない年のよう.出町柳から坊村へ.臨時バスが出てわれわれ3人は座れました.比良三大急登の一つを登っていきます.同じ道を行く人はあまり多くありません.モミジのコバあたりで例年見るツルアジサイはまだ咲いていない.見晴らし台ではキタヤマブシの若葉が風に揺れて美しい.京都の北山から愛宕山までくっきりと見え,御殿山ではこれから登る武奈ヶ岳,コヤマノ岳がこれまたきれいに見えます.ワサビ峠からのベニドウダン,ほんの少ししか色づいていません.蕾も少ない.これにはがっかりです.サラサドウダンもほんの少しだけ.右手にコヤマノ岳を見ながら西南稜を行きます.本当に天気がよく,暑からず寒からず,ありがたい.武奈ヶ岳山頂で昼食.

 それからコヤマノ岳へ.武奈ヶ岳から急な下りをほんの少し行ったところにウスギョウラクがありました.コヤマノ岳山頂ではブナの木がたくさんあって若葉が美しい.ここから芦生杉,ブナの大木の中を奥の深谷へ.正面谷では噂の「仙人」(比良でテントをはって生活している人)に会いました.着替えと食料調達に下界に降りていてまた寝るために正面谷を登っておられました.「山の中のほうが静かでよく寝られます」とのこと.JR比良駅に出て,京都駅へ.近鉄京都駅の「ミヤコミチ」の「京アンジュ」で例によって「抹茶白玉クリームあんみつ」.家に帰って,今日は山名酒造の「純米生酒・ささ澄み」.

19.【5月22日】イン谷口8:27→大津ワンゲル道→イチョウガレ→11:15釈迦岳→カラ岳→12:33リフト山上駅跡→ダケ道→カモシカ台→大山口→イン谷口14:25
 今日は夕方に用事があるので早く帰れるところということで釈迦岳へ車で行きました.早くに着いたつもりがすでにかなり多くの車が駐まっていました.大津ワンゲル道を進みます.緊張するところはイチョウガレ.3段階ある岩場です.ロープと根っこと岩角がたよりです.いつもこれを越すとどっと疲れが出ます.釈迦岳山頂では昼食にはまだ少し早いのでカラ岳方向に尾根を進みます.ここはシロヤシオがお目当てなのですが,今年は蕾が少なく,咲いているのはわずかでした.去年はシロヤシオの回廊となっていたのですが,どうやら今年は裏年のようです.サラサドウダン,ベニドウダンはまだ緑色の蕾でした.あと1週間か10日?山上駅跡ではお昼時もあり大勢の人がおられました.山上駅跡にある八重桜は満開でした.シャクナゲは終わり,イワカガミもほとんど終わりです.
 家に帰ってお風呂のあとは,ビールで乾杯.ご苦労様でした.
 

18.【5月15日】京都バス出町柳バス停07:45→坊村8:55→牛コバ→大橋→金糞峠→12:50堂満岳→ノタノホリ→別荘地→JR比良駅15:37
 4月29日の堂満のシャクナゲはまだ蕾が固い状態であったので,2週間以上経った今,満開か散り始めかと思って出かけました.出町柳のバス停では大勢の人,臨時が出るかと思ったら1台で出発.ぎゅうぎゅう詰めではないが,かなりの人が立っていて,途中で降りる人は後ろで降りてバスの前まで料金を払いにいっていました.

 奥の深谷では,水量やや多く,よいしょとばかりに岩に跳び乗りなんとか対岸へ.ブナの若葉等2週間前とは異なり,広がっていました.青い空,明るいグリーンの若葉.いいですね.金糞峠の分岐のところで河原で昼食.ウスギョウラクが風に揺れていました.金糞峠から堂満岳山頂までシャクナゲ咲いていました.来週であれば散ってしまっているでしょう.いいタイミングでした.イワウチワはもうおしまいです.イワカガミはまだこれから.

 山頂からは急な斜面の道をひたすら下り,ノタノホリを通ってJR比良駅へ.またまた近鉄京都駅の京アンジュで抹茶白玉クリームみつ豆.店の人に顔を覚えられてしまったようで,「いつもありがとうございます」と言われました.帰ってお風呂のあとはサントリー,ザ・プレミアム・モルツで乾杯.天気にも恵まれていい山歩きでした.今日は多めで32,733歩.

17.【5月5日】京都バス出町柳バス停07:45→坊村8:55→牛コバ→分岐→擂鉢山→11:52烏谷山→12:38荒川峠→湧き水→14:38JR志賀
 春の擂鉢山には出かけたことがないので今日はここ.連休最後だからか出町柳のバス停の行列は比較的短め.それでも臨時が出る.牛コバから少し入ったところで猿の群れが.木から下りて沢の方に行きました.登山道の方でなくて一安心.奥の深谷方面との分岐のあたりでシャクナゲ発見.急いでデジカメ.擂鉢山の近くではまだタムシバが.ということは上の方ではシャクナゲもイワカガミもまだということ.擂鉢山でびっくりしたのは,堂満に行くつもりでこの山頂に来た人がいたということ.ゴンドラで上がってきて縦走路を来たものの,烏谷山の山頂に登ったのが間違い.北に向かうはずが西ですものね.これはひどい.丁寧にお教えし戻ってもらいました.さて,われわれもその後を烏谷山に.誰もいない山頂で昼食.ちょっと暑かったけれど琵琶湖と堂満岳と蓬莱方面の景色を満喫.そうそう,武奈ヶ岳とコヤマノ岳も見えました.あとは荒川峠に向かい,比良で一番歩きやすい道をひたすらJR志賀駅に向かって降りていきました.途中の湧き水のところで喉を潤し顔を洗い,明日のコーヒーのために空いたペットボトルに水を詰めて帰りました.またミヤコミチの京アンジュで打ち上げ.家に帰って今日も日本酒.山名酒造の「奥丹波・大吟醸雫酒斗瓶取」でご苦労様. 

16.【5月2日】JR京都駅07:25→08:41JRマキノ駅→石庭・正眼院9:05→百瀬川源流→11:50大谷山山頂(813m)12:15→寒風→マキノスキー場→14:09さらさ温泉前バス停14:17→JRマキノ駅14:50
  今日もいい天気です.本日は趣向を変えて初めての山,大谷山です.マキノにあります.今日はいつもより早く6時40分に家を出て近鉄で京都駅へ.ここで湖西線.マキノに降りてからバスだと待たなければならないのでタクシーを使いました.こうすると登り口に着き,バス停からの長いコンクリート道を避けることができます.お寺の横からいよいよ山道です.最初,カタクリの葉がやたら目に付きましたが,花は咲いていません.1枚の葉だけでは花は咲かないのです.400mを過ぎ尾根に乗るとイカリソウやイワカガミが咲いているのが目に入りました.ただ,大方のイワカガミはまだ小さな蕾でこれから2週間はかかりそうです.P794mを過ぎると残雪がありました.そしてカタクリの花があちらこちらで咲いています.思いもかけずこのカタクリの花.登る速度は極端に遅くなります.このあともカタクリの花はずっと続いていました.

 大谷山の山頂で昼食.ここからは琵琶湖の竹生島方面と若狭湾,日本海が見えます.なんとも贅沢な景色.昼食後,寒風というピークへ登り,そこからマキノスキー場へと下って行きます.予定のバスよりも1時間早いバスに間に合いました.今日も近鉄「ミヤコミチ」のアンジュで甘いもの.店員さんに「いつもありがとうございます」と言われてしまいました.山の格好をした夫婦ということであれば誰もすぐに覚えてしまうでしょうね.家に帰って今日は日本酒.山名酒造の「奥丹波・大吟醸雫酒斗瓶取」で乾杯.

15.【4月29日】イン谷口8:40→ノタノホリ→尾根→11:28堂満岳(1057m)→東レ新道→金糞峠→山上駅跡→ダケミチ→カモシカ台→大山口→15:30イン谷口
 早朝のすごい雨,雷にもかかわらず我々は天気予報を信じて車で出発.名神,湖西道路を進むともう晴れてきていました.イン谷口に車を置いて桜のコバから登っていきます.するとイワカガミがもう咲いているところを発見.デジカメ.今日は花の発見とともにデジカメであちらこちらで小休止です.コバノミツバツツジもまだまだ咲いています.

 ノタノホリでは,大きな猿が手で水をすくって飲んでいるところを発見.写真撮れず残念.ここから谷をつめ山腹を登っていきますと,今度は黄緑色の花をつけたシロモジ,さらにはタムシバ.800m付近からシャクナゲが出てくるが蕾は少なく,また,あってもまだ固い状態.今年は当たり年ではないよう.900mからは急登.山頂手前にはイワウチワの群落.堂満岳で昼食.ここまで誰にも会わず.昼食を終えようとする頃ようやく一人二人と登ってこられました.金糞峠までの東レ新道はシャクナゲこそ咲いていませんがタムシバとイワウチワが満開.あと10日もすればシャクナゲか.
 
金糞峠,山上駅跡.イワナシ発見.ショウジョウバカマも.ダケミチ.カモシカ台付近に来るとコバノミツバツツジ.湖西道路も名神も渋滞していず,すいすいと家へ.今日はビールで乾杯.
 

14.【4月25日】坊村→9:02登山口→9:48ブナ平→10:40鎌倉山山頂(950.5m)→オグロ坂→12:25峰床山(970m)12:53→八丁平→中村乗越→林道出合→15:05葛川学校前
 快晴,絶好のお天気です.イワウチワをしっかり見ようと先々週に出かけた鎌倉山,峰床山へまた出かけました.出町柳のバス停には大勢の人が.2台で立っている人も結構いる中で出発.われわれはかろうじて座れました.ほとんどの人が武奈ヶ岳に行くようでした.ブナ平までのイワウチワはもうすでに散っていました.イワカガミの蕾が出ています.花はもう少し.標高800mを過ぎるとタムシバもまだ楽しめました.そしてイワウチワも.ただし今年は天候不順のせいか,花は少なくちらほらで2年前の大群落の見事さはありませんでした.八丁平ではキンキマメザクラをを見ました.キタヤマブシの若葉が青々と繁っています.中村乗越から下りにかかり伊賀谷に入るとまあ,いろんな花のオンパレード.ミヤマカタバミ,ハナネコノメソウ,ハシリドコロ,ニリンソウ・・・.里近くではキケマン,ヤマルリソウ.今日は葛川学校前でバスに乗り,堅田駅,京都駅,そして「アンジュ」で打ち上げ.家に帰ってビールでしめ.

13.【4月18日】JR京都駅7:40→八木駅8:24バス→越畑9:13→芦見峠→西向き地蔵→地蔵山→11:48愛宕山三角点→愛宕神社→水尾別れ→ツツジ尾根→14:45保津峡→JR京都駅
 今日はコバノミツバツツジを見に行こうと地蔵山,愛宕山へ.八木駅からの京阪京都交通バスでは登山客は我々二人以外にはあと二人一組.芦見峠で分かれました.昼食は三角点で.ここまで来ると大勢の方が来ておられます.愛宕神社でトイレを借り,水尾別れから表参道を4分ほど歩いたところに上の写真のように分岐です.右に取ります.そこを30分ほど歩くとコメカイ道と交差するところに.いよいよ本格的なツツジ尾根の始まりです.

 満開でした.天気もよかったし来た甲斐がありました.さらに,見晴らしがよいところであとどのくらいで保津峡への降り口かなと地図を見ていたら,通りかかった人が教えて下さいました.帰りのJRでご一緒していて分かったことは,なんと同じ大学の文学部の1年下の方でした.高校で世界史を教えておられて一昨年リタイアされたとのこと.奇遇です.メールアドレスを交換して京都駅で別れました.

 今日は近鉄の駅1階「アンジュ」で,抹茶クリームみつまめ.帰ってサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」で乾杯.
楽しかった1日でした.

12.【4月10日】坊村バス停→登山口8:53→ブナ平→鎌倉山→11:48オグロ坂峠→12:25峰床山12:53→クラガリ谷→八丁平→中村乗越し→伊賀谷→葛川学校→15:37坊村

今日は本当によい天気.日頃の精進のおかげでしょう.というわけで,イワウチワとタムシバを求めて鎌倉山,峰床山へ.満開には少し早かったですね.あと1週間から2週間.鎌倉山からオグロ坂峠のアップダウンを数えたら11もありました.それからまた3つのピークを超してようやく峰床山.峰床山近くまでは誰にも会わず.そういえば,出町柳でもバス待ちの人はそれほど多くなく,1台で立つ人2,3人で出発しました.峰床山で昼食.我々で占領しました.帰りの伊賀谷でミヤマカタバミ,ハシリドコロ,イワウチワといったところに出会いました.葛川学校に着いて時間に余裕があったため青少年センターの坊村まで鯖街道の車道ではなく安曇川を挟んで反対側の杉林の道をとりました.初めての道でしたが登りがいくつかあるものの車道よりうんとよかったです.今日は,山名酒造の「未鑑定大吟醸」でしめました.

 11.【4月3日】生き物ふれあいの里駐車場9:45→カツラの谷→蛇谷が峰山頂→13:40生き物ふれあいの里駐車場

10.【3月30日】善峰寺→9:50登山口→見晴らし台→ポンポン山→本山寺→神峰山寺→原立石バス停14:27→JR高槻駅
9.【3月27日】清滝駐車場9:17→ 梨木大神→首無地蔵→12:26竜ヶ岳→愛宕山三角点→月輪寺→15:50清滝駐車場 

8.【3月22日】 バス停戸寺9:19:→寒谷峠→10:42瓢箪崩山山頂→二本松→三宅八幡→叡電八幡前13:07
 昨日は黄砂の嵐,そこでお墓参りの日にして,本日山行.ただし,夕方に神戸で用事があるので早く帰れるところということで瓢箪崩山.晴天.京阪三条で京都バスに乗り,戸寺で降りる.トイレを借りるために「志野」で黒豆大福とよもぎ餅を買う.獣除けのゲートから山道に.沢沿いにしばらく登り,やがて水もなくなったあたりから傾斜がやや急になります.寒谷峠への最後の登りはいつもきつい.峠に着いたところで休憩.退職記念に頂いたダウンのヴェストを早速来ました.見立てて下さった森先生,ありがとうございました.さて,そこから岩場を少し登ってピークを一つ超してくだり登り返したところが瓢箪崩山.
 東側,木を切って下さっていて比叡山がよく見えます.ここでちと早いが昼食.食べ始めたと思ったら7mぐらい先の東側の斜面になんと猿が1匹現れて,こちらの昼食のパンをじーと見つめ始めた.これはやばい.目を合わさずに昼食もそこそこに出発.今日は岩倉に降りずに三宅八幡へ降りるコース.アップダウンがいくつかあり,あとのほうでは結構しんどい.ここでの収穫はコバノミツバツツジが咲いていたことです.これは早い.コバノミツバツツジと言えばいつも半国高山に行くことになっているのだが,この時期に,三宅八幡へ向かう最後の尾根でお目にかかるとは.
 今日は打ち上げなし.家に帰って珈琲を入れてお風呂に入りました.

 

7.【3月14日】 坊村→8:58登山口→ブナ平→10:48鎌倉山→千年杉→オグロ坂峠→12:43峰床山→クラガリ谷→八丁平→中村乗越→15:28葛川学校前
 久しぶりの山行.アウトドア言語文化研究家のM夫妻とご一緒.見事「雨夫婦」の汚名を晴らしたM夫妻,「ピイカン」.予定調和的にみんなが1台で座れて出町柳を出発.坊村でトイレをすませいざ出発.

 登山口から林道に出会うまでは少し急登.ブナ平に着いて水補給休憩.このあたりからはゆっくりと登っていきます.今年は蕾が少ないシャクナゲの木を通り過ぎ,イワウチワ,イワカガミの葉っぱを見ながら鎌倉山に到着.この少し手前から雪が残っていて歩くのに時間がかかります.そうそう熊と覚しき足跡も見ました.このあとはアップダウンを6つほど歩いてやっとオグロ坂峠.これからさらに登り,いつもしんどい最後の登り.やれやれ峰床山に.ここで昼食.このあとは冬は明るいクラガリ谷.ずいぶんと雪が残っています.そして八丁平,中村乗越,伊賀谷を下り,長い長い林道をゆっくりと葛川学校前のバス停に.

 打ち上げは近鉄京都駅1階の「あんじゅ」で甘い物.家に帰り,今夜は山名酒造「丹波旬楽」で乾杯.

6.【2月21日】 出合橋バス停9:10→麗杉荘→滝谷峠分岐→今西錦司博士レリーフ→柳谷峠→11:36魚谷山山頂→柳谷峠→滝谷峠→13:51奥貴船橋→貴船倶楽部→叡電貴船駅
 雪があってしかし歩きにくくはないところと考えて5年ぶりに魚谷山へ.ここは林道歩きが長く少し嫌なので敬遠していたコースです.この前は夏に行ったので暑い盛りの林道歩きは嫌なものでした.

 しかし今日は冬.出合橋バス停で降りて林業組合の公衆トイレを借り,ゆるやかに登っていきます.雪は全くありません.崩壊した直谷山荘の跡を過ぎ,麗杉荘の前まで来るとほんの少しだけ雪が見え始めました.滝谷峠分岐からいよいよ沢沿いに山道を登っていきます.途中今西錦司博士レリーフでご挨拶をして冬枯れの山道を気持ちよく登っていき,次第に残雪が多くなり,柳谷峠に着いたらお目当ての銀世界でした.天気がよくまぶしいくらい.魚谷山山頂で昼食.下りは林道はつまらないので滝谷峠分岐のところへ戻らずに少し冒険をして直接滝谷峠への道に入りました.あとは1月10日と同じです.貴船倶楽部でチーズケーキと珈琲を頂いて帰路に.家に帰って今日はビール,サントリープレミアムモルツで乾杯.

5.【2月14日】 叡電鞍馬駅9:07→薬王坂→戸谷峰(525m)→三叉岳→11:40天ヶ岳山頂(788m)→寂光院道→13:42寂光院→雲井茶屋→大原バス停
今日は雪がそれほど深くなくてしかし少しはあるところということで天ヶ岳に.ところが叡電の鞍馬駅を降りてトイレをすませた後,山門前を過ぎて登り口に至っても全く雪無し.薬王坂を過ぎて三等三角点のある戸谷峰を過ぎても雪はなく,三叉岳でもそう.しかし,ここを過ぎると少し雪が残ってきました.山頂に着いたら溶けているところもありますが,冬山らしく雪も残っていました.ここから百井峠・寂光院道の分岐までは結構雪がありました.よかった,よかった.分岐のところで雪の比良・蓬莱が見えました.しかしこちらはこの分岐以降は雪なしという状態になりました.天ヶ岳は人気のある山のようでいろんな人と途中出会いました.大原では雲井茶屋でうちあげ.今日はおぜんざいにする.そして,家に帰って,カミツレのお風呂,山名酒造の「醪」でしめ.今日も嬉しい山歩き.

4.【2月6日】 市バス北白川別当町バス停9:40→北白川仕伏町・バプティスト病院→登山口→京都一周トレイル道→石鳥居→水飲み対陣跡→12:40ケーブル駅13:04→見晴らし台→延暦寺根本中堂→亀堂→本坂→15:34日吉大社→甘味処うえだ→JR坂本駅16:43
 比叡山の雪を見に行こうというわけで今日の山歩き.夜から積もった雪がどれくらいになっているか.今日は遅い出発.登り始めて最初はうっすらと1cmほどの積雪.木々に餅花のように雪が積もっている.白鳥越えも考えたのだが,雪がたたきつけるように降るので尾根筋の白鳥越えはやめにして,石鳥居から3回アップダウンして水飲み対陣跡.このあたりからかちかちに凍った古い雪の上に新雪が積もっているので慎重に登っていく.ケーブル駅に着いて昼食.ケーブルは冬季休止期間のため,静かなものです.

 トイレを借りて出発.ここから見晴らし台まで15cm〜20cmの積雪.見晴らし台は風が吹き付け寒いこと.写真を撮ってすぐに出発.体も冷えたので根本中堂の前の会館地下のさかもと鶴喜そばでお蕎麦をいただく.それから滑らないように注意しながら本坂を下る.坂本にくればやはり「甘味処うえだ」.おぜんざいをいただき,JR坂本駅まで.キシキシ雪を踏みながらの今日の山歩き,大満足.帰って山名酒造の「奥丹波・純米酒」でしめる.

3.【1月24日】 京都バス戸寺バス停9:14:→江文神社9:45→金比羅山(572m)→翠黛山(577m)→12:45焼杉山(718m)→13:53寂光院→京都バス大原バス停
 今日もマラソンランナーH氏夫妻とご一緒.H氏夫妻は日本野鳥の会会員でもあるので,鳥の名前をすぐに教えてもらえるので我々には本当にありがたい.

 さて,三条川端の京都バスバス停で待ち合わせ.すると,鴨川には多数のカモが.また,川端の手すり,我々の5mぐらい先にアオサギが悠然と止まっていました.バスに乗り,戸寺で降り,江文神社へ.ここには観光トイレがあります.

 ここから金比羅山に.途中三壺の社を通り,また,ここに戻ります.これから基本的に尾根をアップダウンを繰り返しながら翠黛山へ.さらに,そこから焼杉山へ.途中で野鳥の会会員にキツツキの一種のコゲラを教えてもらう.小さい鳥なのだが全身で堅そうな木を一生懸命つついていました.コゲラの縞模様や,つついた木のくずまで見えました.最後,焼杉山の山頂の登りが結構急でしんどい.お腹がすいていることも関係しているのだろう.ようやく着いて,山頂で昼食.
うっすらと雪が積もっていました.ここからは激下りでダイレクトコース.転がるようにして20分で一気に下る.

 打ち上げは雲井茶屋で私は味噌アイス.カミさんはおぜんざい.
早く家に帰り,カミツレのお風呂の後は,今日は,残っていたボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーで乾杯.

2.【1月10日】 叡電二ノ瀬駅9:35→夜泣峠→大岩分岐→11:36樋ノ水峠→貴船山三角点→12:30P710m→滝谷峠→13:44奥貴船→貴船神社→叡電貴船口
 雪の深いところはしんどいし,しかし,冬山らしい雪のあるところと考えて,貴船山に.マラソンランナーH氏夫妻と一緒.

 夜泣峠から大岩分岐の尾根筋には雪はない.樋ノ水峠の手前からやっと雪.ブリューゲルの絵のようなところにこの寒い中コゲラ,コガラ,シジュウカラが集まってさえずっている.雪は3cmから5cm程度.楽しく歩けます.いわゆる貴船山山頂は2つ有り.まずは三角点のある貴船山に.ここで699.6m.そこからだだっと下った鞍部で雪を見ながら昼食.登り返してもう一つの貴船山山頂.こちらの方が少し高く710m.それから雪を踏みつつ滝谷峠へ.そこから少し嶮しい下り道.ただこちらへ来るとどんどん雪がなくなり,慎重に下って行けば危ないところはない.雪が積もっていれば難しかったところです.


 奥貴船からコンクリートの道を進み,途中,「貴船倶楽部」で打ち上げ.今日は「モカバナーヌ」とコーヒー.また叡電貴船口まで歩き,叡電に乗り,京阪に乗りして帰ってきました.カミツレの入ったお風呂のあとは山名酒造の「ユズ酒」できまり.

1.【1月4日】JR向日町駅→善峰寺9:50→釈迦岳→11:15ポンポン山山頂(678.9m)→11:30リョウブの丘11:50→森の案内所→杉谷分岐→金蔵寺→13:57南春日町バス停14:10→阪急東向日駅
 昨年末とうとう50回は行けなかった.今年こそ達成します.2010年最初の山歩きは2週間,間が空いたので比較的軽いところということで昨年と同じくポンポン山へ.

 晴天に恵まれました.善峰寺行きのバスは5日まで.6日からは善峰寺までは行きません.月曜日といえどもポンポン山はいつものような賑わい.山頂から西尾根コースで森の案内所まで.途中リョウブの丘のベンチで昼食.この尾根は雑木林で快適な尾根歩きができます.案内所は今日は月曜日なので中で休憩することはできませんが,トイレは使用可能です.ありがたい.そこから杉谷分岐まではコンクリートの道.このコースはここがいやなところ.ただし,今日は年始めの月曜日なので自動車にはほとんど会いませんでした.急ぎ足で金蔵寺の前を通り,バス停まで.

 今年も元気で山歩きを楽しみたいと思います.阪急四条河原町から木屋町を北上して三条の小川珈琲に.オーガニック・コーヒーと季節限定のキャラメル・ロール・ケーキ.ほっこり.家に帰り,今日は月桂冠の大吟醸(金賞受賞)でしめる