【2008年の山歩き】

42.【12月27日】叡電鞍馬駅8:36→薬王坂→戸谷峰(三角点・525m)→三叉岳(622m)→11:50天ヶ岳(788m)→シャクナゲ尾根分岐→寂光院→14:20美ゆき茶屋→京都バス大原バス停15:00
 昨日雪が降ったから比良はあきらめ、大原へ。電車、バスの時間に拘束されないので気楽です。さて、いつものように鞍馬の駅でトイレをすまし身支度を調えていざ出発。薬王坂まではほとんど雪がなかったのですが、高度をかせぐと次第に雪が深くなり、踏み跡が見えず道が分かりません。テープを頼りに進みます。何回も来ている道なのだけれど、分かりにくいことには分かりにくい。30cmほどの雪をラッセルしながら、ようやく山頂に。夏にくらべるとやっぱり時間がかかりました。スパッツ、アイゼンをつけての登りでした。
 山頂で昼食。これまで誰とも会わなかったのですが、このとき、われわれの跡をつけてきたかのように一人女性が登ってきました。驚いたことに山登りの服装ではなくて靴もスニーカー。びっくりしました。それで、声をかけたら、返事もせずに山頂で立ち止まりもせずに百井の方へ向かって行かれました。「人間と違うんちゃう」と思いつつ、雪の上を見たら、ちゃんと足跡はついていました。狐につままれたよう。こんな雪だから、縦走することもあきらめてそのまま寂光院の方へ降りていきました。おぜんざいを食べて暖まって、家に帰り、お風呂。今日のお酒は山名酒造の「ゆめおとめ」。

41.【12月23日】8:45北白川仕伏町バス停→見晴台→比叡アルプス→白鳥越との合流ピーク→11:25一本杉→桜茶屋跡→弁天堂→延暦寺ケーブル駅→蟻ヶ滝コース→2:30坂本
 今日もFさんとわれわれ夫婦の三人。いわゆる比叡アルプスに挑戦。北白川バプティスト病院の横から登っていく。しばらくは京都トレイルのコース。尾根にのり、アップダウンを11ほど繰り返します。これがだんだんしんどくなっていきます。そして、白鳥越の尾根との合流ピークで一休み。このあと、一本杉を過ぎ、ロテル・ド・比叡の横を通り、弁天堂へ。ここからケーブル駅に向かう急坂の途中のベンチで昼食。ケーブル駅でトイレを借りる。駅員さんがヤマガラの餌付けをされていて、ピーナツを用意されるとヤマガラが木の枝からさっと急降下して、餌をとるとまた木の枝に戻っていくところを見ました。あとは降りるだけ。比叡山高校のグラウンド横に出て、湖西線のJR坂本駅までとことこと。もちろん、その途中で甘味処に立ち寄ります。夏は、かき氷評論家でしたが、冬はぜんざい評論家。坂本・うえだのこだわりのぜんざいは、栃の実庵と双璧をなすほどのおいしさでした。

40.【12月13日】8:47村井登山口→9:23栃生登山口→11:15コナラのピーク→11:35南岳→11:55中岳→12:15白倉岳山頂→13:15烏帽子岳→松本地蔵→14:40村井
 今日もわれわれ夫婦とFさんの3人で、雪で行かれなくなる前に白倉岳へと考え、車で出かける。村井の登山口に車をおいて、栃生登山口まで歩く。そこから急登。いくつもロープがあります。登る人用というよりは、ここを下る人に必要かと思われます。途中木々の間から武奈ヶ岳と西南稜が見えます。今日はよい天気で見晴らしも最高です。われわれが「コナラのピーク」と呼んでいるところから90°右へ曲がり、あとは尾根のアップダウンを繰り返します。ここで、武奈ヶ岳、釣瓶、地蔵山、蛇谷ガ峰を右手にちらちら見ながら南岳、中岳と進みます。中岳山頂の大杉は樹齢数百年。すばらしいものです。この木を見るために登ってくる人もいるぐらいです。昼食は白倉岳から烏帽子岳への尾根の鞍部で。はるか琵琶湖もうっすら見えました。烏帽子岳からはどんどん下ります。落ち葉でふかふかの道を下へ下へ。車に戻り、また、栃の実庵へ。各人好きなように栃餅を焼いてぜんざい本体に入れます。いつものように家に帰ってカミツレを入れたお風呂に入り、山名酒造の純米吟醸「丹波旬楽:初しぼり・かすみ酒」でしめました。

39.【11月29日】8:45バス停下坂下→9:00登山口→サカ谷道→11:05小女郎池→小女郎峠→蓬莱山→キタダカ谷→天狗杉→JR志賀駅14:56
 今日は本格的な山歩きがはじめてのFさんを案内して楽に登れて山歩きの楽しさを味わってもらうコース。出町柳から京都バス朽木行き7時45分発。約1時間で下坂下に。下の道を少し戻り、川を渡っていよいよ登り口。ここからやや急な山道を登ります。このサカ谷道は快適な山道です。落ち葉を踏みしめながら登りました。2時間ほどで小女郎池に。小女郎峠までは誰にも会いませんでした。猪の子供をちらっと見た程度。今日はゴンドラが定期点検中なので、自分の足で歩いてきた人しか会いません。蓬莱山で昼食。ところが、天気予報通りというか、西の方から黒雲が。少し時雨れる感じで雨が降ってきました。打見山頂の手前でキタダカ谷の方へ。天狗杉を経て、JR駅。

38.【11月23日】8:41JRマキノ駅→黒河林道口9:19→黒河峠→明王ノ禿→11:50赤坂山(823m)→栗柄越→ブナノ木平→マキノスキー場→JRマキノ駅14:50
 滋賀と福井の分水嶺にある高島トレイルに行ってきました。今日が臨時バスが出る最後。定期バスでは行かない黒川林道口までバスで。そこから、約50分林道を歩きます。ここはあまりおもしろくないところですが、コナラ、ミズナラ、ホオノキ、コハウチカエデなど黄葉、紅葉を楽しみながら登りました。黒河峠にはトイレあり。ここから山道となります。一昨日降った雪が少し残っています。やっぱり高さはないけれども湖北の山です。明王ノ禿から赤坂山へ。赤坂山の山頂で昼食。風をよけて頂上の岩陰で。ここからは若狭湾と琵琶湖が見えます。あとはどんどん下るだけです。マキノスキー場のところでバスに乗り、JR。うちあげは今日も近鉄京都駅のところで「京あんじゅ」。栗ぜんざい。家に帰って、山名酒造の日本酒「弥三治」。

37.【11月9日】8:45坊村→登山口→ブナ平→鎌倉山山頂(950m)→オグロ坂峠→峰床山山頂(971m)→クラガリ谷→八丁平→中村乗越→林道出合→15:20葛川学校前バス停15:50
 昨日は雨で今日は曇り。バスで出町柳から坊村へ。臨時バスが出て、われわれは座れました。約1時間のバス。トイレをすませ、登山口からブナ平を経て鎌倉山へ。今日は、先週に引き続き紅葉、黄葉見物の山登りです。コハウチワカエデ、コミネカエデ、タカノツメ、ハウチワカエデ、コシアブラ、シロモジ等の紅葉、黄葉。見事です。峰床山で昼食。15時50分のバスまでたっぷり時間があるので、ゆっくりと八丁平へ。ここのベンチでもゆっくりと休憩。さらに、林道出合の河原の石に腰掛けて。バス停に着いても30分時間がありました。山の秋を存分に楽しんだ1日でした。打ち上げは、京都駅の近鉄のレストラン街の「京あんじゅ」で「白玉栗ぜんざい」。

36.【11月3日】坊村8:15→伊藤新道→ワサビ大滝→10:44白滝山山頂(1022m)→音羽池→長池→音羽池→ニシヤ谷→夫婦滝→白髭淵→牛コバ→14:30坊村
 曇り空でしたが、11月のはじめは、ここで紅葉の定点観測。毎年同じ時期に出かけています。白滝山です。今日は車で坊村に。バスなら9時前に出発ですが、今日はかなり早く出発。静かな山登り。ワサビ大滝から白滝山へ。いつもは「伊藤新道、ああシンド」と言いつつ登るのですが、今日はなぜかこの急登もつらくありませんでした。私の体力、脚力がついたからか、それとも暑くなく汗もあまりかかなくなったからか。おそらくその両方でしょう。ブナ、コハウチワカエデ、ハウチワカエデの黄葉。音羽池で昼食。5、6羽の鴨が水面を滑っていました。ニシヤ谷を降り、帰途は牛コバに降りる方向に。ここにはいくつか橋、階段があり、すこし、緊張します。前に帽子をなくした川近くの崩れ道は復旧しておらず、斜面のかなり上の方にあるバイバスを通りました。坊村に降りて車に乗り朽木までうちあげのために移動。栃の実庵で栃餅ぜんざい。家に帰って、山名酒造の「秋季ひやおろし」。

35.【10月18日】村井登山口8:38→栃生登山口9:13→南岳→中岳→12:10白倉岳→烏帽子岳→松本地蔵→14:35村井登山口
 今日は快晴。今まで登ったことのないところということで白倉連峰へ。朽木の山です。バスの便が悪いので車で行きました。車を村井の登山口に置き、車道を栃生の登山口まで歩き、そこから登りました。あとは、南岳への直登です。巻道とかそういうものはなく、ひたすら、登り続けます。トラロープが立て続けにありますが、今日のような日にはあまり必要ありません。しかし、下りにこのルートを使えば、必要かもしれません。これが本日登りにこの道を使った理由です。白倉南岳は940m。あとは尾根の縦走でアップダウンを繰り返して進みます。テープがあまりついていないところとか、踏み跡が少し不鮮明になっているところは磁石と地図で慎重に。熊が多い山で有名なのですが、やはり、道には熊のものと思われるウンコがあったり、獣の臭いが強いところがあったりと、それを思わせるところはありました。圧巻は、中岳の芦生杉。樹齢500年とか。昼食は白倉岳山頂で。全体に静かな山道です。今日会ったのは一人だけ。

 そして、車にたどりついてから、お土産を買いに朽木の道の駅へ。朽木本陣とかいう名前。ここで、焼き鯖寿司を買って、うちあげは栃の実庵で「わらび餅ソフト」。ここのお土産は「葡萄大福」。家に帰って締めは山名酒造の「秋にごり」で牛シャブ。久しぶりの鍋。

34.【10月12日】坊村9:00→牛コバ→擂鉢山(1006m)→烏谷山(1076m)12:00→葛川越→比良岳(1051m)→木戸峠→クロトノハゲ→天狗杉→15:10JR志賀駅
 今日も比良です。やや曇り空の中、出町柳からのバスにて坊村へ。連休中の日曜日で、大勢の人。臨時バスで座って1時間で坊村へ。ここでトイレを済ませ、牛コバの方へ。ほとんどのみなさん武奈ヶ岳のよう。牛コバからは、われわれ2人だけ。分岐から擂鉢山へ直登。夏よりも踏み跡がついているようで、このコースをとる人がでてきているみたい。ひたすら尾根をまっすぐに登っていきます。800mを越えるとシャクナゲが見られ、頂上付近ではブナやコナラが黄色くなりかけていました。擂鉢山からは少しくだって登り返します。烏谷山では、先客が一人。木戸峠の方から来られたよう。ここで昼食。食べ終わりかけたら、バスが一緒だった人が、われわれのコースを登ってこられました。総勢19人とか。驚きました。

 ここから、激下りを2回して登り返して比良岳へ。非常に広い山頂です。ここはわれわれはじめて。烏谷山の山頂は狭いので遠慮しながら昼食をとりましたが、ここまで来て昼食にすればよかったと思いました。烏谷山から木戸峠までは比良山系の縦走コースです。紅葉が始まっているのを見ながら、木戸峠へ。あとはほぼ下りです。

 打ち上げは近鉄京都駅1階の改装なったお店・レストラン街、「あんじゅ」で、抹茶ソフトみつ豆。抹茶は辻利のそれで、なかなかいけました。他にも「小川珈琲」とか「マールブランシュ」もあり、また今度。帰ってお風呂に入り、ビール。今日は「風の谷ビール」というやつ。今日の歩数は32,120歩。

33.【10月5日】坊村8:35→明王院→10:48御殿山山頂→ワサビ峠→西南稜→11:30武奈ヶ岳(1214m)→西南稜→ワサビ峠→御殿山→明王院→14:08坊村
雨の中、武奈ヶ岳登山を決行しました。昨日土曜日は天気がよく、用事があったため行けず残念。車で坊村まで行き、駐車。ということは、同じところに降りてこなければならないので、これも残念。まあ、ともかく、明王院から植林のきつい坂を登っていきます。途中「モミジノコバ」にはまだ、紅葉はなし。しかし、尾根分岐から谷の方へ行ったところに、今日お目当てのトリカブトがありました。さらに、進んで見晴台のところにも。御殿山山頂に辿りついたところ、ガスに包まれて、武奈ヶ岳山頂は見えず。これは、大変だと思いつつ、風と雨の中、武奈を目指して進んでいったところ、ガスは少し少なくなってきました。山頂で雨の中、昼食をとることもできず、帰りの途に。御殿山山頂で、雨の中、立って昼食。坊村について、朽木まで足を運び、栃の実庵で「わらび餅ソフト」。帰りに葡萄大福をお土産に買い、家路につきました。お風呂、そのあとに、ビール。サントリー・プレミアムモルツ。

 今日であったお花。キタヤマブシ、センブリ、アキノキリンソウ、リンドウ、シオガマギク、レンゲツツジ。
 
32.【9月20日】8:50JR北小松駅→楊梅の滝→涼峠→オトシ→寒風峠→滝山→嘉嶺ヶ岳→鵜川越林道出合→12:29岩阿沙利山→鳥越峰→オウム岩→岳山→音羽バス停15:54→JR高島駅16:20
 山登りを始めた頃にこのリトル比良縦走をして、ばてばてでとても疲れたことがあり、それ以来行ってなかったのですが、今回、どれぐらい体力がついたかの比較をしようと思って出かけました。尾根の縦走ですから、ピークはそれほど高くはありませんが、ともかく、アップダウンが数え切れないぐらいあり、そういう意味ではしんどいのですが、今回は、前回ほどの疲れを感じませんでした。やっぱり、体力がついたということでしょう。

 岩阿沙利山で昼食。岳山からのくだりは前日の雨のあとで粘土質のえぐれ道がつるつるして滑りやすかったりして歩きにくいところもありましたが、全体は、尾根歩きを楽しみました。うちあげは、JR京都駅の「八つ橋西尾」で黒糖氷。家に帰って、お風呂。そして、山名酒造の「冷やおろし」。

31.【9月14日】イン谷口9:25→大津ワンゲル道→イチョウガレ→11:45釈迦岳(1060m)12:20→リフト山上駅跡→北比良峠→ダケ道→カモシカ台→大山口→14:35イン谷口
 昨日土曜日は朝雨だったので山歩きはせず、今日にもちこし。朝、少し雨が降りましたが、午後から晴ということで、今日も車でイン谷口へ。はじめは歩きやすい道ですが、徐々に岩をよじ登ったりするところが出てきます。クライマックスは、イチョウガレ。ロープもありますが、基本的には、木の根をつかみ、岩をつかみして登ります。ここをすぎれば30分ほどで釈迦岳の山頂です。今日は天気がよくなったからか、3連休の2日目だからか、いつもと違い多くの人が来られていました。尾根道をアップダウンしながらリフトの山上駅跡へ。あとは下り。北比良峠、ダケ道、カモシカ台を経て、大山口。そして、車をおいていたイン谷口へ。今日の打ち上げは、車で、湖西道路を進み、堅田でおりて、ブルーベリー・フィールズへ。ティータイムセットでおなかいっぱいに。

30.【9月7日】朽木新本陣9:50→登山口→明護坂峠→東山→行者山→11:56雲洞谷山(622m)→大彦峠→上岩瀬→14:30朽木新本陣
 あまり天気はよくないけれど、曇りという予報なので、車で出発。はじめて朽木の山に登る。朽木新本陣から、「丸八百貨店」というレトロな喫茶店の横を過ぎ登山口に。鹿、猿よけのフェンスのゲートから入り、明護坂へ。足下をヒルがうようよして、靴からズボンにあがってこようとしているので、山道の坂を走って登る。明護坂峠の標識も横目で見ながら尾根にとりつき、やっと水補給の休憩。『滋賀県の山』には7月、8月は登山不適と書いてあったのは、このヒルのせいなのか、と思ったときには時すでに遅し。ちゃんと理由を書いておいてほしいものです。ともかく、登りを早足で息を切らせながら登りました。東山、行者山を過ぎて雲洞谷山で昼食と思ったところ、妻のシャツが血で染まり、おかしいなと思ったら、血で太ったヒルがぽろり。いつのまにやらシャツの下に潜り込んだヒルが数匹いた模様で、あご、喉、おなか、背中から血が。どういう訳か私は全くやられませんでした。しかたなく、立ったままで落ちたヒルを見ながらあたふたと昼食。ここまでの尾根道は快適でなかなかよかったのですが、ヒルのおかげで、快適さも半分。大彦峠(オシコトウゲ)から林道へ降りる手前の所は壊れかけた関電巡視路の階段があり、かなりの傾斜。足をすべらせばずずずーと行きそうなので、ゆっくり、足をしっかりと地面につけて降りる。あとは長い長い林道。出口付近で珍しいユキミバナの群生。最後は栃の実庵で「わらびもちソフト」。帰宅して、カミツレをいれたお風呂。そしてビール。

29.【8月31日】イン谷口8:55→桜のコバ→ノタノホリ→11:40堂満岳山頂(1057m)→東レ新道→金糞峠→正面谷→大山口→3:30イン谷口
 天気予報に脅され、また、私の腰の調子(背筋をひねった)も考え、車でイン谷口へ。マラソンランナーH 氏夫妻と堂満岳を目指す。最初の登りで汗ぼとぼと。やっぱり調子が悪いのか。こういうときはばてばて。きついきつい三度の急登。登りはまあまあのペースで登れる。天気が予報とは異なり、晴。頂上からは遠く伊吹山まで眺められて琵琶湖もはっきり。ああよかったな、という思い。山頂で昼食のあと立ち上がろうとしたところ、背筋が痛く、下りを考えると暗い気持ちになる。東レ新道をゆっくりと進む。この尾根道、えぐれがあり、段差があります。ここをよっこらしょと降りるときに背筋がピピとなるわけです。やっとの思いで、金糞峠まで辿り着き、休憩をとったのち、ガレた道を何回も休みながら降りました。今日は車ということもあり、打ち上げはなし。家に帰って、お風呂に入り、日本酒、山名酒造の『夏がすみ』。ああ、うまい。
 今日9月1日、近所の整形外科に行って診察を受けたところ、骨には全く異常なし。痛み止めと筋肉を弛緩させる薬、それと、湿布薬を頂いてかえりました。やれやれ。

28.【8月24日】8:40登山口バス停8:45→黒谷青龍寺→峰道→釈迦堂→浄土院→山王院堂→国家鎮護の碑→11:35大比叡山頂→ケーブル駅→赤山禅院→14:50叡電修学院駅
 昨日土曜日は雨だったので、今日は、それも考慮し、なお、朝方は曇りでぱらつく可能性もあるというので、ここは比叡山。行ったことのないルートで登り、下りもはじめてのルートという課題をこなす。まずは、京都バス大原行きで登山口下車。黒谷青龍寺を目指して登ります。お参りのルートらしく石の階段が続きます。青龍寺から峰道にあがり、釈迦堂(ここでトイレ借りる)、浄土院、山王院堂、国家鎮護の碑から見晴台。比良の方はガスがかかっていてよく見えません。比良に行こうとも思っていたのですが、行かなくて正解。そこから、山頂駐車場を通り大比叡。下りは、スキー場跡の横からケーブル駅へ。ここで昼食、着替え。トイレも借りる。そして、千種忠顕の碑を通り、雲母坂の途中から赤山禅院へ下りる道。ここも快適な道でした。今日の道は全体に何のスリルもない、ハイキング道でした。打ち上げは久しぶりに出町柳のカミ家。「祇園辻利の」とうたっている抹茶フロート。帰って、シャワーのあと、山名酒造の「奥丹波・山の盆」。

27.【8月16日】北白川仕伏町バス停8:30→大鳥居→一本杉→桜茶屋→弁天堂→ケーブル延暦寺駅12:54→蟻ヶ滝コース→13:58ケーブル坂本駅→JR坂本駅15:07
 昼からの雨が予想されるので、いざとなればケーブルとも考え、今日のコース。今日も前回の大鳥居までは同じ道です。そこから、林道を行かず、うっそうとした急坂を登ります。途中、比叡アルプスとの分岐を超え、叡山閣に。その前に一本杉あり。そこからドライヴウェイに沿ってしばらく進み、ドライヴウェイを横断し、ロテル・ド・比叡の前から東海自然歩道に入り、また、前回と同じ道で弁天堂まで。今日は、そこから無動寺道を行かず、ケーブル延暦寺駅へ。途中のベンチで昼食とする。ケーブル駅から蟻ヶ滝コースに入り、雨が心配なために蟻ヶ滝には寄らず急いで下山。約1時間でケーブル坂本駅へ。前回の「甘味処うえだ」に向かうも、今日はお休み。そこで、近くの喫茶店「珈琲人」に入る。家に着くやいなや、夕立。早く帰ってきて正解でした。シャワーのあとで、山名酒造の「にごり酒」。

26.【8月13日】北白川仕伏町バス停8:30→大鳥居→桜茶屋→弁天堂→無動寺道→13:43日吉大社→JR坂本駅
 今日は8月3日のリヴェンジ。この前は瓜生山に寄り道してしまったので、どこで京都トレイル道を外れたのか確認するとともに、坂本の方へ下りようと考える。北白川バプティスト病院の横から入ってすぐのところで、そのまま、沢を行けば問題なかったのですが、この前は、ここから瓜生山への直登コースにのってしまったのです。というわけで、問題はあっさり解決。あと、今日は、瓜生山が本丸であった北白川城の出丸に寄り道しました。見晴台という名前がついているのですが、見晴らしはゼロでがっかり。大鳥居から、今日は、林道を登っていきます。ついに、比叡山ドライヴウエィにぶち当たり、それを超えて、東海自然歩道に入り、桜茶屋、弁天堂を過ぎ、無動寺道へ。途中の河原で昼食。坂本の町に着き、「甘味処うえだ」でかき氷。ここのあんこは自家製。抹茶の蜜もお茶の香りがしました。これも自家製。そして、氷のきめの細かいこと。店主と山の話をしました。帰ってシャワーをあびて、ビール。

25.【8月10日】坊村バス停8:55→牛コバ→擂鉢山分岐→擂鉢山山頂→烏谷山山頂→比良縦走路→荒川峠→湧き水→林道出合→15:00JR志賀駅15:24
 3ヶ月ぶりにマラソンランナーH氏夫妻と。H氏が腰痛、膝痛のため、当初の予定であった烏谷山から比良岳、木戸峠のコースをやめて、2週間前と同じコースで。出町柳からのバスは意外にすいていて、全員が座れました。擂鉢山の分岐は、今回はすぐに分かり、そこから直登。この登りがきつい。尾根を登っていくのですが、最初は広く、これが尾根?という感じですが、上へ上へと登っていくと両側が細くなってきて尾根らしくなります。擂鉢山山頂は、景色はよくありませんが、広場という感じです。それから少し下り、そして、烏谷山への登り。ここは、比良縦走路を少しあがったところで、普段なら見晴らしがいいのですが、今日は、ガスがかかり見晴らしはよくありません。蓬莱山も、堂満も見えず。アブがしつこくついてくるので、ここでの昼食はあきらめて、縦走路に降りて先を急ぎ、縦走路の少し広くなっているところであたふたと昼食。12時7分に昼食をすませて荒川峠に。ここからの下りは、比良の道の中で一番歩きよい道です。530m付近で例の湧き水。顔を洗い、ごくごく飲んで、ああおいしい。あいたペットボトルに詰め込みました。明日の朝のコーヒーのために。さて、出発しようとしたときに、のっそりヒキガエルがどこからともなく現れました。20cm以上ある奴で、われわれが見ていると、固まったまま。少し離れると、上のほうにあがろうと手を伸ばすのですが、その手が届かない。そのヒューモラスな行動に、しばし、見とれていました。JR志賀駅には、打ち上げに相応しい場所がないので、そのままJRで京都駅まで。駅構内で打ち上げ。ハーフアンドハーフの生でとりあえず乾杯。家に帰り、シャワーの後、奥丹波・山名酒造の酒。ほっこり。 

24.【8月3日】北白川仕伏町バス停8:30→瓜生山→石鳥居→水飲対陣跡→比叡山ケーブル駅→比叡山山頂駐車場→大比叡(848m)→比叡山山頂駐車場→西山峠→松尾坂→15:25八瀬ケーブル駅→叡電八瀬駅
 明日が人間ドックなので早く帰れるところと思って、比叡山へ。いつもの雲母坂コースと違って、はじめて、京都トレイルの一部である北白川から。バプティスト病院の横から登っていくのですが、すぐに間違って、瓜生山へ直接登る道に。トレイルコースであれば、瓜生山はオプションです。山頂には立派なお堂がありました。北白川城の本丸跡だそうです。これで体力を消耗したのか、はたまた昨日の酒の飲み過ぎか、あるいは、高温多湿のせいなのか、3つ沢を渡ってアップダウンして水飲対陣跡(ここで雲母坂コースとつながります)に着いて、ああ、しんど。持参の水の消費、尋常ならざるものがあります。ケーブル駅に自販機があるのをあてにして、ばてばてで登ります。ようやく、駅に着いて、トイレ、自販機あるところで、昼食。いつも以上の長い休憩で、さらに、大比叡目指してえっちらおっちら。写真を撮って、今日は坂本に降りるのをやめて、松尾坂だ、と決定し、勝手知ったる松尾坂。西山峠のところで、これまでテープや案内板があったのですが、一切なくなっていました。いったい誰が取ったのかしら? またびっくりしたのは、八瀬ケーブル駅に近いところで伐採が始まっていて、道がやや広く明るくなっていて、景色が変わっていました。早く帰るつもりがあまり早くもなりませんでした。打ち上げは、八瀬のわらび茶屋で氷。美味。店主も松尾坂に入られるそうで、山道の話をいろいろと。
 先週の山行きで出会った人間以外の動物。 子鹿(擂鉢山へ登る途中)と(JR志賀駅へ向かう途中)。
 今週の山行きで出会った人間以外の動物。 ウサギ(松尾坂)。

23.【7月26日】坊村8:50→牛コバ→擂鉢山分岐→11:15擂鉢山山頂(1006m)烏谷山(からとやま)山頂(1076m)→荒川峠→林道出合15:00JR志賀駅15:24
 okaokaさんの記録を見て、われわれにとってははじめてのコースに出かけました。坊村から林道をえっちらおっちら牛コバまで。牛コバからはジグザクにさらにえっちらおっちら。そして、擂鉢山分岐へ。杉の大木にテープがあり、「すりばち山」と書いてあります。道をこのまま行けば、奥の深谷の方面へ行くわけですが、われわれは、擂鉢山に行くので、この杉の大木のところから、右に広い尾根道をまっすぐ登っていきます。磁石と地図を頼りにテープも見て。踏み跡があまりはっきりしません。しんどい、しんどい、直登。だんだん尾根も細くなり、登ったところが擂鉢山山頂です。でかい標識はないのですが、ともかくここが山頂。ここでちと早い昼食。ブトとアブと小バエを追い払いながら大急ぎで食べ終わると、南の方角に。30分ほどで烏谷山。琵琶湖が見えて打見、蓬莱、堂満が見え、爽快。あとは、荒川峠まで出て、下りです。途中、大きな岩の下からの湧き水も頂きました。冷たく甘い、おいしい水でした。打ち上げは、京都駅八条口の「八つ橋西尾」で黒糖氷。フラッペというよりはシャーベットなのですが、ゴマの香りもあってなかなか美味。本当の打ち上げは家に帰り、シャワーののち、山名酒造の「清酒・ささ澄み」。うまい!

22.【7月19日】叡電鞍馬駅8:51→薬王坂→三叉岳→11:25天ヶ岳(788m)→シャクナゲ尾根分岐→焼杉山分岐→焼杉山(717m)→大原バス停15:20
 今週は、先週の道の迷いの原因を探るべく同じコース。午後から雷だということもあり、比良には行かず。確かにゴロゴロと散発的に鳴っていましたが、遠雷で、われわれには夕立等なし。今日は天ヶ岳でちと早い昼食。途中1人と出会う。山頂でもまた別の人。大原から登って鞍馬に降り、鞍馬温泉に行くとのこと。焼杉山では誰にも会わず。さて、そこから降りて行きましたところ、先週、間違ったところがすぐに分かりました。テープがあって大原と書いてあるので、われわれはそのまま尾根を下っていったのですが、このテープの「大原へ」の向こうに矢印があり、ここで右に方向を変えるべきなのでした。地図でも確かにその通りなので、地図で確かめながら行けば何の問題もなかったはずでした。
 先週より少し早くたんば茶屋に着き、ミルク金時。お土産に紫蘇ジュース。三週連続で「たんば茶屋」とは、よく通い詰めたものです。家に帰り、シャワーを浴びて、ビール。もちろん、サントリー・プレミアム・モルツ。

21.【7月12日】叡電鞍馬駅8:40→薬王坂→三叉岳→11:15天ヶ岳(788m)→シャクナゲ尾根分岐→焼杉山分岐→焼杉山(717m)→大原バス停15:40
 先週、焼杉山まで行きませんでしたので、今日は、天ヶ岳を経て焼杉山のコース。3つ、ひやひやすることがありました。
 鞍馬から天ヶ岳へは何回も行っているので問題なし。そこからシャクナゲ尾根分岐までは、これも何回も行っている道。この分岐で昼食としたところ、8cmはあろうかというスズメバチが1匹偵察にやってきたのです。昼食のパンをもったまま、静かにその場を立ち去り、事なきを得ました。これが1つ。
 ここから、焼杉山への道ははじめて。道はかなりしっかりついているほうなのですが、なにせ、あまり人が通らないと見えて、道に落ち葉が幾層にも積もっている、倒木がある、で迷い迷いしながら寂光院道からの尾根道にあがりました。ああしんど。これが2つめ。
 こうして、焼杉山の山頂へ。二つの山頂では誰にも出会いませんでした。ここから、東尾根ダイレクトコースで寂光院へ、のはずが、尾根道をテープをたよりにずんずん下って行ったところ、方向が東にずれていることに気がつく。テープもなくなる。しかし、道はしっかりついている。これは植林の作業道のよう。ええいままよ、とそのまま降りていったら、思いもかけず草生川の西の谷林道終点付近に出ました。これが3つめ。したがって、ダイレクトコースではなくてインディレクトコースとなった次第。

 打ち上げは、今日もたんば茶屋で。ミルク金時。帰ってシャワー、そして、サントリー、プレミアムモルツ。

20.【7月5日】バス停戸寺9:20→江文神社→金毘羅山山頂→翠黛山山頂→寂光院道→大原バス停14:00
 6月は学会が週末ごとに3つもあり、山になかなか行けず。今日は3週間ぶりの山行き。夕方に用事もあり、近くに行くことに。大原行きの京都バスに乗り、戸寺で下車。バス停のところのお店「志野」で、豆大福を買う。江文神社でトイレ。10人以上のパーティーがここから、ロックゲレンデの岩登りに出かけて行かれました。われわれは、反対方向で金毘羅山を目指します。誰にも会いませんでした。琴平新宮社、金毘羅大権現、三壺の社を経て金毘羅山山頂へ。また、三壺の社のところへ戻り、翠黛山(577m)へ。ここでちと早い昼食。ここではじめて人に会いました。建礼門院が翠黛山まで花を摘みに来て、都を偲んだとか(本当かな?)。焼杉山まで大原三山縦走と思っていたのですが、暑くて汗がぼとぼと、3週間ぶり、夕方の時間を考慮して、翠黛山から尾根をアップダウンしながら焼杉山の方向にまで進み、途中で下りました。寂光院を過ぎて、バス停までの間の「たんば茶屋」でかき氷。渇いた喉と暑さにはこれがおいしかった。ここで紫蘇ジュースをお土産に帰宅の途に。デジカメが電池切れになりかかり、今日はあまり写真がとれませんでした。今度の土曜日12日も出かけます。比良方面の予定。

19.【6月14日】バス停坊村8:50→伊藤新道→ワサビ大滝→11:08白滝山→11:20音羽池11:48→ニシヤ谷→滝見不動→汁谷→木戸峠→クロトノハゲ→天狗杉→3:20JR志賀駅3:25
 梅雨の中休みでいい天気。そこで、比良山系へ。坊村からワサビ大滝を経て白滝山。それから、音羽池。少し早い昼食をここで。それから滝見不動へと下り、そこから、また、ゆるやかに登り。汁谷へ。ここから木戸峠へ。いくつか慎重に行くべき橋を渡って、クロトノハゲに。さらにそこから天狗杉を経て、JR志賀駅へ。天気がいいので、ずいぶんいろんな人と出会いました。打ち上げは、京都駅地下ポルタで。そして家に帰り、汗を流してビール。
 今日であった花、木。ハウチワカエデ、ブナ、ミズナラ、コシアブラ、コバイケイソウ、ヤブデマリ、ヒナノウスツボ、ミズタビラコ、クリンソウ。

18.【6月1日】バス停坊村9:00→御殿山(1097m)→ワサビ峠→11:35武奈ヶ岳(1214m)→ワサビ峠→御殿山→14:25坊村15:36
 今日は比良のベニドウダンを見るために武奈ヶ岳に。最初、前日の土曜日の予定であったが、雨だったので今日、日曜日に延期。しかし、月曜日につとめがあるから、琵琶湖側に出ることをあえてせず、元の坊村に戻る。今日ははじめて義理の兄弟も一緒。非常にポピュラーなコースだし、日曜日でもあり、天気もよかったので、大勢の人に出会う。ベニドウダンも見られました。花が開ききるにはもう少し時間が必要かなとも思いましたが、見られて満足。尾根にはレンゲツツジやアカモノ。頂上では、はるかかなたに伊吹山やら愛宕山やら、360°のパノラマヴュー。ブナやコハウチカエデの新緑の中、気持ちのよい山登りでした。降りてきて、坊村の「茶坊」で、ビール。ヨモギ蕎麦も。1時間と少し、ゆっくりしました。帰宅して風呂に入り、山名酒造の純米吟醸「弥三治(やそうじ)」。うまい!

17.【5月17日】バス停坊村9:00→牛コバ→奥の深谷→大橋小屋→水晶小屋→南比良峠→荒川峠→林道出合→15:05JR志賀15:24
 今日はokaokaさん5月6日のコースをなぞって行きました。出町柳はやはり大勢の人がバス待ち。われわれは臨時バスの方で座ることができました。奥の深谷に入るところでシャクナゲ。散りかけていましたが、まだ残っている所を写真。大橋小屋まで川を何回か徒渉(石の上を滑らないようにぴょんぴょんと)荒川峠で昼食。荒川峠近くでシロヤシオ。その他、いろいろな花を見ながら、JRの駅まで。打ち上げは、京都駅ポルタの東洋亭。家に帰りお風呂に入って、山名酒造の『奥丹波』。野条穂という酒米による復刻酒です。 
 今日出会った主な花々:シャクナゲ、シロヤシオ、イワカガミ、キリの花、タニウツギ。

16.【5月6日】バス停下坂下8:45→9:00登山道入口→古道分岐→P964→11:00小女郎池→小女郎峠→蓬莱山→打見山→クロトノハゲ→天狗杉→14:47JR志賀14:56
 今年初めてマラソンランナーH氏夫妻と山登り。小女郎池へ安曇川の方からはじめて登る。出町柳からのバスにて下坂下で降り、来た方向に少し戻り、安曇川にかかる橋を渡って登山口。いきなり堰堤の横をまいて登る。急な登り。ツツドリが先導してくれているように鳴いている(ツツドリの名前を教えて下さったのは野鳥の専門家H氏)。途中の雑木林もきれいで、快適な山道。小女郎池にたどりつき、そこから小女郎峠に向かい、尾根道にのって蓬莱山へ。ここで昼食。ゴンドラであがってきた人が多く、大変な賑わい。リフトも動いていた。われわれは打見山からゆっくりと下る。途中、イワカガミの群落に出会う。打ち上げは、京都駅で。軽くビール一杯。帰って、お風呂に入ってまたビール。
 今日出会った主な花々:イワカガミ、バイカオウレン、ショウジョウバカマ、シャクナゲ

15.【5月3日】菅原バス停9:50→10:44ダンノ峠→佐々里峠への分岐→11:46品谷山→品谷峠→スモモ谷→12:45廃村八丁13:15→刑部滝→ダンノ峠→菅原→15:30バス停広河原16:00
刑部滝横のシャクナゲを見るために、品谷山、廃村八丁へ。晴天に恵まれました。2時間バスに揺られ、バスが満員のためすこし到着に遅れ。ダンノ峠へは尾根道を。ダンノ峠から急な登りのあと、尾根にのると、あとは快適です。今の季節、景色も見え、すいすいと。廃村八丁についてお昼にしました。そして刑部谷へ。滝の横のシャクナゲ、今年もばっちりでした。ところが、このあと、冷や汗をかくシーン。いつもの奥の方の道ではなくて、滝に近い手前のロープがあるルートは行ったことがなかったので、今回はこちらと思ってロープを握り登ったのはいいのですが、いつまで行っても横に行く道はなく、ひたすら上へ上へ。しかも、途中、ロープもなく、木の根、枝、土をつかみつつ四つん這いで這い上がるところも。本当に疲れました。腕に自信のある人はともかく、普通の人間は、滝から遠い道のほうが安全です。こちらも薄いジグザク道ですけれど。しかし、途中でシャクナゲが近くで見られたのは収穫と言うべきでしょう。大原のシャクナゲ尾根のシャクナゲは今年も不作という話ですし。打ち上げは、バス停菅原から広河原まで走るように歩いて、庄兵衛さんのところで。冷たいハニーレモンを飲みました。家に帰り、風呂に入り、最後は、奥丹波山名酒造の大吟醸「雫酒」。
 今日見た主な花々:イカリソウ、イワウチワ、イワカガミ、タムシバ、ニリンソウ、オオカメノキ、エンレイソウ、シャクナゲ。

14.【4月27日】坊村バス停→8:55登山口→9:46ブナ平→10:44鎌倉山山頂(951m)→オグロ坂峠→八丁平→クラガリ谷→展望台→俵坂峠峰定寺14:36大悲山口バス停14:36
 イワウチワの群落を見ようと2週間ぶりで鎌倉山へ。登山口近くにはイワカガミも。900m付近からイワウチワがあちこちに可憐に咲いていました。鎌倉山山頂からアップダウンを繰り返しながらオグロ坂峠へ。お地蔵さんだけは、元の場所に起こしてありました。今日は大悲山口のバスに間に合わせるために峰床山は省略。八丁平のベンチで昼食。八丁平を南からクラガリ谷へ。この谷を登るのはいつもきつい。バスの時間に間に合わせるために、展望台で写真を撮ったあと、すごいスピードで下る。峰定寺ではシャクナゲや桜が満開でしたが、写真も撮らずひたすらバス停へ。最後は走って下りてバスに間に合いました。このバスを逃せばあと1時間30分ほど待たなければならないところでした。うちあげは、出町柳のカミ家珈琲。ホットケーキハーフサイズとホットコーヒー。

13.【4月20日】白梅橋バス停9:40→持越峠→真弓中川分校→岩谷峠→11:40半国高山山頂12:10→岩谷峠→小野郷→小野郷バス停13:46
 コバノミツバツツジを見るために、昨年よりは1週間早く、半国高山へ(昨年は散った後でした)。白梅橋から登り、持越峠を経て真弓へ。ここの集落で、いつものように、しだれ桜を見せてもらい、分校(現在は休校)の横から民家の横を通り、真弓八幡宮の横から、いよいよ山道へ。岩谷峠からは3つほどピークがあり、登りはちとしんどいが、半国高山へ。途中、コバノミツバツツジやらタムシバが。ツツジはやや早かったですが、ともかく、蕾もある中、ある程度は見られました。タムシバは散りかけ。途中であったのは単独行の男性だけ。山頂で昼食の後、再び岩谷峠。そして、小野郷のほうに降りていきました。JRバスで帰りました。うちあげは、京都駅ポルタでモンブラン、アイスクリームと珈琲。

12.【4月12日】出町柳バス停7:45→坊村バス停8:50→ブナ平→鎌倉山山頂→オグロ坂峠→峰床山山頂→オグロ坂峠→八丁平→中村中村乗越→林道出合→15:20葛川バス停→JRJR堅田駅
 天気予報を信じ、午後にかけて徐々によくなると思い、鎌倉山、峰床山へ。しかし、今日は一日中曇りでした。同じバスで鎌倉山へ出かけるのはわれわれ夫婦のみ。坊村でトイレをすませ、葛川を渡って登り口へ。ここからは急登。途中でイワウチワがそっと咲いているところを写真に撮る。ブナ平で一息。タムシバの写真も撮る。まだあまり花は開いていません。アップダウンをくりかえしてオグロ坂峠へ。この間、倒木で道がふさがれているところが数カ所あり。また、北の斜面では雪が残っているところも見られました。今年の冬の雪のすごさ。雪の重みでオグロ坂峠のお地蔵さんの祠がひっくり返り壊れていました。さらにアップダウンを繰り返し峰床山(970m)へ。クラガリ谷から八丁平への道は雪でよく分からないとの情報を得て、そのルートは避け、また、オグロ坂峠へ。今年は雪が多かったせいで、八丁平も湿原らしくなっています。八丁平の周遊道を通って中村乗越へ。コースを変えたおかげで時間に余裕ができたため、ゆっくり下山。中村乗越から、沢に入ると、やはり雪の多さで水量の多いこと。丸木橋のないところでは、石から石へと八艘飛び。ひやひやしながら数回徒渉しました。イワウチワ、タムシバとも今年は開花が少し遅いようです。また、このコースのシャクナゲもつぼみは非常に少なかったです。5月、期待はできません。

11.【4月5日】大原野神社9:45→登山口10:15→小塩山→淳和天皇陵→御陵谷→大原野森林公園案内所→金蔵寺との分岐→14:50善峰寺
4月1日のカタクリの花の生長(?)を見届けに再度小塩山へ。同じコースを辿るのもおもしろくないので、今日は大原野神社、花の寺の横を通って登る。とりつきが分からずうろうろ。花の寺の前まで言ってしまい分からず、うろうろして、「ぶへい」という料亭の横を通って行くことを発見。30分ほどロス。山頂の手前にも御陵谷のようなカタクリ保全地区あり。念入りに見ても開花なし。さらに登って、前回の御陵谷に行くと、やっと遠くに一つ咲いているのが。また、通路近くには咲きかけのカタクリが。前回と違って蕾の数多し。おそらく来週あたり、もう少し開花の方向に向かっているか。ミヤマカタバミが咲いているのは楽しめた。NHKのアンテナの横で昼食。ギフチョウがひらひら飛んでいた。帰りも前回と違って、大原野森林公園へ向かい、ここでトイレ休憩と着替え。さらに、善峰寺へ。ここはずっとコンクリートの道。全く楽しくない。走ってくる車にも気をつけなければならないし。バスの時間が合わないのでタクシーで阪急東向日駅まで。帰りは、木屋町の高瀬川沿いの桜を愛でつつ三条まで行き、三条木屋町小川珈琲。京ロールとオーガニックコーヒーのセット。ロールケーキは軽く、コーヒーはえぐみ、雑味がなく、気に入っています。家に帰って、風呂に入り、今日は丹波・山名酒造の純米吟醸。

10.【4月1日】JR向日町→南春日町バス停10:00→金蔵寺→小塩山→天皇陵道→大原野神社→13:55南春日町バス停→阪急東向日
カタクリの花の偵察に小塩山へ。山頂付近から雨が降り出し、さんざんでした。金蔵寺まで1時間ぐらい。金蔵寺に入るのに志納金200円。ここでトイレ休憩。本当の山頂は淳和天皇陵の中のようですが、とりあえず、山頂の看板があがっているNHKの中継所の横のところで写真。御陵谷にカタクリを見るも、堅いつぼみが4から5。花の開花はあと10日ほどでしょうか。それにしても、つぼみの数がまだ少ない。雨に追われるように天皇陵道を下る。大原野神社には観光トイレがつい最近オープンしました。今日のうちあげは、木屋町三条角の小川珈琲で、ケーキセット。お米の粉で作ったロールケーキが軽くてふわふわ。コーヒーもオーガニックのやつを頼む。どちらもグー。家に帰って、風呂に入り、今日も、静岡県の「酪農王国」の地ビール「風の谷のビール」(ピルスナー)。

9.【3月23日】叡電鞍馬駅9:25→薬王坂→三叉岳→天ガ岳→シャクナゲ尾根分岐→焼杉山との分岐→14:14林道出会い→大原バス停15:20
シャクナゲの偵察に天ガ岳へ。鞍馬駅から薬王坂へ。道標が充実していてわかりやすい。三叉岳から天ガ岳の間は、ちとしんどい。もう山頂かと思わせるようなところが2カ所ほどあり、期待をはぐらかされてどっと疲れる。天ガ岳から北へ進む道の斜面にイワウチワのつぼみを発見。こちらは順調そう。ところが、他からも情報を得ていたのだが、今年もシャクナゲはつぼみが少ない。去年だめだったので、今年はと期待していたのだが、北山のシャクナゲ尾根あたりのシャクナゲは花が少なそうです。比良はどうなのかしら。寂光院に出てきて、雲井茶屋というところで「白味噌アイスクリーム」なるものを食べる。もともとお味噌やさんの店なので、このようなアイスクリームを考えられたのでしょうが、これがなかなか美味。白味噌のかおりと、かすかな塩味が餡とマッチしていておいしい。アイスクリームの上にはきな粉がかかっていました。家に帰って、風呂に入り、今日は、静岡県の「酪農王国」の地ビール「風の谷のビール」(ピルスナー)。

8.【3月15日】9:06叡電修学院→登山口→水飲対陣跡→千種忠顕の墓→ケーブルカー駅→見晴台→12:05山頂駐車場→大比叡山頂→国家鎮護の碑→峰道→玉体杉→せり合い地蔵→15:25登山口バス停15:27
 雪の溶けたであろう比叡山はいかがなものかと、また、比叡山へ。大比叡に登る坂にほんの少し雪があった他はまったく雪は残っていませんでした。下りは坂本かとも考えたのですが、久しぶりに玉体杉を見て京都の方へ下りようと。せりあい地蔵からの道は利用者があまりないようで荒れていて道が薄いところや倒木、ごろごろ石があり、歩きにくい。最後はバスに乗り遅れないようにと半分走りながら下りました。歩いた距離数はかなりあり、峰道のアップダウンもあり、足にきました。うちあげは出町柳のカミ家珈琲でミックス・ジュース。暖かくて汗だくで喉が渇いていたので。妻はグレープフルーツジュース。家に帰って風呂に入り、牛しゃぶで山名酒造の「丹波旬楽」純米大吟醸。

7.【3月8日】叡山電鉄岩倉駅9:00→9:40登山口→瓢箪崩山(532.4m)→11:05寒谷峠→箕ノ裏ヶ岳との分岐→12:40江文峠→琴平新宮社→金比羅大権現→三壺ノ社→金比羅山(572.8m)→三壺ノ社→琴平新宮社→14:50江文神社→15:23バス停戸寺
 雪を避けて、岩倉から瓢箪崩山へ。逆のコースは何回も来ているのですが、住宅地を通って山へのコースははじめて。登り口が分からなくて30分ほどロスしました。登り口からは山頂まですいすい。途中、箕ノ裏ヶ岳への分岐のところで昼食。少し雪が残っていました。それから、金比羅山へ。先週は雪が多くて山頂をパスしたので、今回はしっかりと。江文神社を経てバス停戸寺に。山はそれほど高くないのですが、歩く距離が長く、しかもアップダウンがあり、結構疲れました。以前、コンビニがあったところに今は「志野」という土産物屋(?)があり、ここの「豆大福」はとってもおいしい。実は先週これを買って山に登りましたので、もう一度、と言うわけです。うちあげは今日も出町柳のカミ家珈琲。ハーフサイズのケーキセット。家に帰って、山名酒造の「春霞」。

6.【3月1日】京都バス戸寺バス停→江文神社9:55→琴平新宮社→金毘羅大権現・三壺ノ社→翠黛山山頂(577m)→焼杉山山頂(718m)→15:15大原バス停
 雪の大原三山です。今日は積雪に苦しめられ、歩く速度が遅く、予定より1時間ほど帰宅が遅くなりました。大原といえどもけっこう雪が残っています。江文神社あたりでは、雪はほとんど溶けていましたが、琴平新宮社あたりから雪が増え、特に、翠黛山から焼杉山へ向かうあたり、雪は50センチ以上あり、しかもアップダウンがあり、疲れました。打ち上げは、出町柳のカミ家珈琲で、コーヒー。

5.【2月23日】京阪京津線追分駅9:20→鎌研ぎ橋→桜ノ馬場10:47→牛尾観音11:09→パノラマ台分岐→三差路の広場→音羽山(593.4m)12:02→三差路の広場→東海自然歩道→13:35蝉丸神社→京阪京津線大谷駅
夕方に予定があるので、早く下りてこられるところ、雪が少ないところということで、音羽山へ。駅からは山科音羽川沿いに登っていきます。桜の馬場まではコンクリートの道。これはあんまりありがたくない。途中に滝が3つほど。桜の馬場から130段の階段を登って牛尾観音へ。ここはまだ中腹です。そして山頂へ。風が強く寒いのなんの。三差路へ降りてきて昼食。あとはただ下るだけ。ここにまたたくさんの階段。段々いやになってきます。膝にもくるし。まあ、しかし、仕方がない。蝉丸神社を通って京津線の駅へ。うちあげは、京阪三条。いつものシュハリはお休みなので、イモドコロで。「お芋と抹茶のトロトロプリン」と「ライチ紅茶」。

4.【2月10日】叡電八瀬駅10:28→12:00西山峠→見晴台→14:00比叡山山頂駐車場→見晴台→ケーブル延暦寺駅15:30→坂本
 今日も比叡山。昨日、平地でも大雪だったので、比叡山ぐらいならなんとか行けるかなと思って。コースは前回下るのに使った松尾坂から。積もった雪がとけてぽたぽた、ばさっと落ちてくるので、リュックカバーをつけて登って行きました。植林のあるところは比較的雪が少ないのですが、木がないところは膝くらいまでの積雪。一人先に登っていった人の足形にずぼっと足をいれてゆっくりの登り。非常に疲れました。そこで、下りは、ケーブルを利用しました。日本の営業路線のケーブルでは一番長いとか。2キロと少しのところを11分で降りました。打ち上げは坂本ではいつもこの陶茶房。ケーキセットが550円と安く、味もなかなか。珈琲もおいしく、プディングも手作りで。本来は陶芸をやっておられるお店です。カップ、お皿も全部自家製。 

3.【2月2日】叡電一乗寺9:20→雲母坂登り口→水飲対陣之跡→千種忠顕戦死跡→11:40ケーブルカー駅→見晴台→13:15大比叡→見晴台→木場→西山峠→15:33叡電八瀬駅
比叡山へ。雲母坂から千種忠顕戦死の碑前を通り、ケーブルの駅(トイレ有り)へ。碑の前からケーブル駅までは道が旧ルートと新ルートの二つあり、今回は新ルートで。ここのところではアイゼンをつけて助かりました。アイゼンなしでは登れないほど、つるつる。ケーブル駅で少し早い昼食。市内をながめながらのんびりと。  山上駐車場(トイレ有り)を経て比叡山の三角点、大比叡へ。そこから見晴台に戻り、国家鎮魂の碑前から松尾坂の方に。途中、西山峠で一服。松尾坂では誰にも会いませんでした。うちあげは、京阪三条のシュハリにて。
 
   

2.【1月19日】叡山電鉄二ノ瀬駅9:35→夜泣峠→大岩分岐→樋ノ水峠→12:09貴船山三角点(699.8m)→貴船山山頂(710m)→滝谷峠→14:10奥貴船橋→貴船口
今日も貴船山です。先週の宿題をやるために。先週よりも雪の量が多い中、樋ノ水峠から貴船山三角点そして北へ貴船山山頂へと進みました。途中、鞍部があり、落葉樹が葉を落としていて明るい広場があり、そこで昼食としました。滝谷峠から雪は10cmはあり、アイゼンを使いました。うちあげは、今日も「貴船倶楽部」でチーズケーキとコーヒー。天気のよい中、少し雪山を楽しみました。

1.【1月13日】叡山電鉄二ノ瀬駅9:35→夜泣峠→大岩分岐→樋ノ水峠分岐→11:47貴船山山頂(710m)→滝谷峠→13:30奥貴船橋→14:43貴船口
2008年はじめての山歩き。今日も夕方に用事があるので比較的楽なコース。駅ではなかった雪も夜泣峠あたりから倒木の上とかに。アラレ、小雪のちらつく中を登る。710mのピークには三角点はない。もう少し南の699.8mのところに三角点があるとか。今日は時間の関係でそこへ行かず。ただ、あちこちに道があり、いろいろ試してみたい誘惑にかられる。次回の宿題である。滝谷峠で昼食としたのだが、風が吹き抜けるため寒い、寒い。滝谷峠からは、急な坂を滑らないように慎重に下る。途中ロープにつかまったりしながら。うちあげは、貴船の貴船倶楽部というところで「粟餅ぜんざい」。