2011年の山行


50.【12月24日】鞍馬駅9:11→10:21戸谷峰→三叉岳→12:00天ヶ岳12:32→焼杉山分岐→林道出合→14:48大原バス停

 記念すべき50回目.適当な雪があるところがいいということで,鞍馬から天ヶ岳のコースを採用.久しぶりでマラソンランナーH氏とご一緒.

 鞍馬駅でトイレをすませスパッツをつけて出発.薬王坂まではそれほど雪はありません.しかし戸谷峰までくると少しずつ雪が増え天ヶ岳では10cmから20cmになりました.いつもこの最後の登りはしんどいのですが,今日は比較的楽に山頂までこれました.ここで昼食.先客2人.この方たちはわれわれと逆方向で寂光院から登ってこられたとか.

 ここからの尾根道が今日一番雪が深いところでアイゼンをつけ,しっかりと雪を踏んで下って行きます.トレイスはあり.

 白い木々の間から琵琶湖が見え気分よく下ります.途中少し岩場があり,雪が溶けて濡れているので滑らないように慎重に.標高はそれほど高くありませんが雪の冬山を堪能しました.

 寂光院まで来ると雪はほとんどありません.ここからぶらぶらとバス停まで.この寒い中けっこうたくさんの人が来ています.京都駅行きのバスは満員.われわれは出町柳で降り,上燗や茶房でうちあげ.ほろ酔いセットで乾杯.琥珀恵比寿がなんともうれしい.50回達成万歳.よくここまでこれました.家に帰って今度はサントリー・ザ・プレミアム・モルツで再び乾杯.昨日から煮込んでいたおでんがおいしい.


49.【12月18日】北白川仕伏町バス停8:45→10:14石鳥居→11:30ケーブル比叡駅11:55→12:43大比叡→13:10ケーブル延暦寺駅→14:18比叡山高校グラウンド→甘味処うえだ→JR坂本駅

 久しぶりに権現山に行こうかとも考えたのだが雪がどの程度積もっているかも分からないのでとりあえずロングコースで比叡山に.

 出町柳からバスで北白川仕伏町に.バプティスト病院のところから入るともう山道です.トレイルの道なので歩きやすい散歩道.石鳥居から音羽川を含む三本の川を越えて水飲み対陣跡に.ここで雲母坂から登ってこられた大勢の登山者に出会いました.いつもここからしんどくなります.千種忠顕の碑を過ぎてケーブル比叡駅に.今は八瀬からのケーブルは止まっています.ここでまたマウンテンバイクのご一行と出会いました.

 いつものようにここで昼食.駅にはトイレがあります.トイレの前に自販機があり出会った登山者が缶コーヒーを買ったところ品切れのランプがつき,次に買おうとしていた若者は「あったかい」飲み物がすべて品切れなので泣く泣く「冷たい」
やつを買っていました.人生はこのようなものです.

 さて,われわれはここから見晴らし台に.今日実は若干の雪を期待していたのですが,ここまでは雪なし.(アイゼンも持ってきたというのに).そして大比叡.ここでわずかに雪が残っていました.アイゼンをつけるほどではありません.NTTの建物の横から急坂を下りて坂本ケーブルの延暦寺駅に.ここで蓬莱,方向にカメラを向けて今日行けなかった比良山系を偲びました.

 あとは下るだけです.蟻ヶ滝コースで.蟻ヶ滝へ降りる道はいまだに「修復中」.多分いつまでも直らないでしょう.全体にいい道ですが,裳立山近くと蟻ヶ滝近くでロープ場があります.比叡山高校に近づくとグラウンドから野球部の練習の声がしてきます.ここの高校球児たちは本当に礼儀正しく,いつもきちんと挨拶をしてくれます.こちらもさわやかな気分に.

 坂本で久しぶりに甘味処「うえだ」に寄りました.季節限定「栗ぜんざい」.焼いたお餅の香ばしさと甘みが何とも言えません.わらび餅をお土産に帰途につきました.京都駅では好日山荘に寄って妻のズボンとアイゼンの買い物につきあい,家に.カミツレ湯の後は山名酒造の「純米大吟醸・王辰」.
 ついに49回となりました.24日(土)が50回目となります.さて,どこに行こうか.


48.【12月10日】坊村8:30→御殿山→12:30武奈ヶ岳→御殿山→15:30坊村

 今日は夜にパーティーなので早めに帰れるところと考え,車で出かけ坊村から武奈ヶ岳ピストンとすることにしました.どのぐらい雪が積もっているか分からなかったのでとりあえず軽アイゼンは持っていきました.(結果として持っていってよかった.こんなに雪があるとは予想していませんでした.)

 花折峠ではそれほど凍結はしていませんでしたが,慎重に車を走らせ8時15分ぐらいに到着したのですが,車はそれほど多くありません.と思っていたら,観光バスが到着.トイレ前で聞いたら擂鉢山,烏谷山ピストンで出かけられるとか.

 こちらは御殿山コースで武奈ヶ岳へ.モミジのコバから上はアイゼンがあるとうんと楽でした.こんなに雪がある武奈ヶ岳ははじめてで感激するやらしんどいやら(先行者のトレイスがあるのですが,時間がかかります).夏道,冬道の分岐のところでトレイスは夏道をとっています.こちらでまだ行ったことがない冬道をラッセルするのもしんどいので,ひたすらトレイスを辿っていきますと,枯れ谷のところで大きくトラヴァースして冬道に出ようとしています.こうして冬道に出ました.ここから見晴らし台へ直登するわけですが,このトレイスは切り立った崖ぎりぎりのところを登って行きます.滑りやすいので慎重に登りました.

 御殿山までは天気がよく
見晴らしもよかったのですが,次第に雲がでてきました.西南稜,山頂は風の強いこと,強いこと.積雪は40〜50cmはあるでしょう.写真を撮って早々に下りの途につきました.

 昼食はワサビ峠で.帰りはまた見晴らし台から冬道へ,そして枯れ谷で夏道にというコース.妻のアイゼンの調子が悪く,下るのにもずいぶんと時間がかかりました.今日は打ち上げナシで家に.そしてO家に出かけてチーズとワインで乾杯.

 


47.【11月27日】栃生登山口8:30→10:27コナラのピーク→南岳→中岳→白倉岳→烏帽子岳→松本地蔵→西村井

 雪が降る前に今年2回も途中で撤退した白倉連山へ.1回は雪に阻まれ,もう1回はヒルに阻まれ.というわけで今年はじめて.今回は無事縦走しました.車は朽木栃生の登山口近くに駐め,早速登り始めます.ここからコナラのピークまでの斜面はかなりきついものがあります.

 鯖街道側は安曇川沿いに見事な雲海ができていました.それをちらちら見ながら,残り紅葉を見ながらコナラのピークに.ここでこれまで西へ向いていたのを90度向きを変え北へ進行方向を変えます.
 
10分ほどで南岳に.それから見事な芦生杉の中岳山頂に.さらに北へ白倉岳.ここの山頂でやっと人に会いました.三重県から来られたという女性ばかりの4人のグループ.ここから激下りで烏帽子岳へ.途中の尾根で食事.尾根はやはり西からの風があり寒い.

 烏帽子岳から下りに入るとずいぶんと紅葉・黄葉が残っていました.目を楽しませながらゆっくりと下り,西村井に.ここからは車のあるところまで道路を30分ほど歩きます.車の中で着替えをして打ち上げは栃ノ実庵に.ぜんざいを楽しみに行ったところ,今日はもう品切れ.残念.代わりにみたらし団子を頂く.

 帰り湖西道路はやっぱり渋滞.我慢して名神の京都東インターに入り,南インターまで.
 カミツレのお風呂に入って,今日の山歩きの服を洗濯機に入れて,締めはサントリー・ザ・プレミアム・モルツ.

 いよいよ次回は12月.今年は50回行けるか.


46.【11月20日】善峰寺9:18→釈迦岳→10:57ポンポン山→西尾根→12:10大原野森林公園・森の案内所12:35→13:13金蔵寺→13:57南春日町バス停14:03

 昨日はよく降りました.今日も近畿の北の方が冬型の気圧配置でよくないとのことで,南のほうの(?)ポンポン山へ.黄葉・紅葉を求めての山歩きです.新聞等で伝えられているように今年の紅葉はもう一つです.JR向日駅から8時35分発の善峰寺行きバスに乗り,善峰寺バス停でトイレを済ませ,坂を登りつつモミジを観察しましたが,一面紅葉とはいかず,さらにその赤がきれいな赤ではありません.境内に入ればきれいなのもあるかもしれませんが外から見る限りにおいては美しくない.観光バスがとまっていましたが,これでは他府県から来た人もがっかりでしょう.

 あとはぐるっと南下して釈迦岳を経由してポンポン山です.登山道はよく手入れがされていて歩きやすい道です.釈迦岳ではテーブルとベンチまでありました.ポンポン山へ着いたときには誰もいませんでしたが,西尾根に行こうとしているときにグループが登ってこられました.雲が多くあいにくの景色です.

 西尾根は植林がなく,いつ来ても楽しいところですが,ここに来て紅葉・黄葉を楽しみました.急な坂をくだって一登りして森の案内所で昼食としました.今日は動くと汗をかき,尾根歩きではけっこう風が強く寒く感じられましたが,案内所で着替え,トイレをすませました.ここからは南春日町発のバスの時間を気にしつつ,少々急ぎ足で金蔵寺へ.モミジの隠れた(?)名所である金蔵寺もまだずいぶんと緑の葉で,中に入らず門の前を素通り.降りてきてバス停まで一山越えるところの道が縦貫道の工事で激変.竹林の小道のところが切り開かれて高速道路の橋脚が作られつつあります.便利になるかもしれないけれど,無残な気がします.

 帰りのJR京都駅ではいつもの「八つ橋西尾」.今日もおぜんざいで打ち上げ.家に帰って,山名酒造の「未鑑定大吟醸」でほっこり.


45.【11月13日】石田川ダム→ワサ谷登り口9:20→武奈ヶ嶽北尾根→11:28武奈ヶ嶽→赤岩山→13:43近江角川バス停

 以前から行ってみたいと思っていた高島トレイルの武奈ヶ嶽に.JR京都駅7時25分発の湖西線で近江今津に(8時33分着).ここからタクシーで石田川ダムまで.事務所の前にトイレ有り.すでに車が3台駐まっていました.ここから北へと道をとります.最初,赤岩山直登の登り口がありますが,これをすぎてさらにしばらく行くと橋があり,そこを渡ったところに「三重嶽・武奈ヶ嶽」の標識があり,ここが登り口です.

 ジグザグの急な道をしばらく登っていきます.するとぽつぽつやってきました.ガスも低くたれこめてきます.とうとうレインウェアを上下とも着込みました.景色は幻想的ですが,10mぐらいしか視界がありません.
2週続けてこんなことになるとは.


 道自体はよく整備されていて歩きやすく,武奈ヶ嶽北尾根にたどり着きました.ここを右手にとれば三重嶽,左手にとれば武奈ヶ嶽というわけです.写真をほとんど撮らなかったせいか,思ったより早く山頂につきました.ここではじめて角川から登ってきた団体さんと会いました.天気がよければ見晴らし台から若狭のほうがまる見えなのですが,今日は全く見晴らしなし.

 少し先を行ったところで昼食をと思って先を急いだら,コース取りを間違い,杉山に至る道に入ってしまいました.南に行くはずが西に向かって進んでいるのでおかしいと思い,途中で立ったまま昼食を済ませ,山頂に戻りました.それで分かったことは,山頂から少し下ったところに分岐があり,標識とかテープがやたらついている方向に進んでしまったのだが,角川へはテープ等がない左側のほうであるということでした.あとは少し急なところもありますが南南東の方向に下り,バス停まで.50分ほど時間があったのでゆっくり着替えをしてバスを待ちました.

 帰りは京都駅の「京あんじゅ」でうちあげ.家に帰り,カミツレ湯のあとは,山名酒造の
『奥丹波』で締め.
天気のよいときにもう一度行きたいと思いました.


44.【11月5日】坂下登山口8:58→サカ谷道→11:08小女郎ヶ池→小女郎峠→蓬莱山→打見山12:50→ゴンドラ→ゴンドラ地上駅→13:35JR志賀駅

 昼からは降水確率50パーセントとの天気予報なのでエスケープルートがいろいろある蓬莱山へサカ谷道から登ることにした.
 出町柳7時45分発の朽木学校行きバスで下坂下まで.このバス,いつもなら混むところ,1台で全員座って出発しました.雨が降りそうな土曜日に比良のほうへ行く人は少ないということか.

 沢沿いの道はここも冬の雪による倒木で登るのに時間がかかる.そして,案の定,600mを越える頃から雨がパラパラし始め,ガスがかかってきた.暗い植林地を過ぎると廻りの景色が次第に見えなくなり,いつもなら遠くに蓬莱山や権現山が見えるところでも霧に包まれ見通しは全くきかない.小女郎ヶ池へ降りるところでも人の声はするのだが姿は全く見えない.小女郎ヶ池のそばのお地蔵さんの前で昼食とする.

 昼食後,小女郎峠に着いても蓬莱山は全く見えず.視界は5mほど.ともかく尾根を蓬莱山の方向に.蓬莱山から打見山へ行こうとするも道が全く見えず,視界は3mほどになる.このあたりと見当をつけて行くと鹿除けの電気柵があって前に行けない.どこか隙間がないかと必死の思いで道を探る始末.雨も本降りとなってきたので今日は安全にゴンドラで降りることにした.

 地上駅に着いたらバスが来るまで30分以上かかるので,傘をさして歩いてJRの駅まで.ここで着替えをしてJRに乗る.京都駅でいつもの西尾に.おぜんざいを頂く.ポイントカードが一杯になり,500円の割引となる.ポイントカード完成はわれわれで二人目とか.家に帰りビールで乾杯.紅葉・黄葉と幻想的な景色を楽しめたし,これはこれで満足.


43.【11月3日】坊村8:24→伊藤新道取りつき→ワサビ大滝→11:01白滝山山頂→音羽池→長池→音羽池→滝見不動→白髭淵→牛コバ→14:55坊村

 音羽池の紅葉見物に車で坊村へ.5日も出かけるので距離的に無理のないところとして白滝山へ出かけたのだが・・・

 ワサビ大滝への沢の道は倒木で迂回を強いられますが斜面の上の方も道が崩落しているようなので沢の中を強引に突き進みました.ワサビ大滝は左から大きく回り込んで滝の上部へ出ますが,この道も崩れかかっており慎重に進みます.ここを通過するとあとはひたすら登るだけです.

 ハウチワカエデ,コミネカエデ,タンナサワフタギ,ブナなどの落葉樹の紅葉・黄葉を楽しみながら音羽池,長池へと進みました.

 ハウチワカエデ,ヤマモミジ,コハウチワカエデ,草モミジを見ながらここで昼食.長池をぐるっと一周して音羽池へ戻り,ニシヤ谷へ.ニシヤ谷では葉っぱがもう落ちていました.滝見不動からいよいよ帰りは白滝谷です.

 ここからは冷や汗の連続でした.崩れそうなハシゴ,傾いた丸太道.中でも一番緊張を要したのは,下から2番目の手すりつきの橋でした.この橋が流されていたため,ぬるぬるつるつるの岩を飛び移り徒渉.橋のありがたさがよく分かりました.

 無事坊村にたどり着き,打ち上げは「茶坊」.車の運転上,ビールというわけにはいかず,コーラフロートで仕上げました.帰ってからは今日もビール.


42.【10月29日】小入谷越え8:25→シチクレ峠→県境尾根分岐→10:42百里ヶ岳11:20→県境尾根分岐→根来坂峠→焼尾地蔵→大倉谷出合→小入谷バス停→13:50小入谷越え

 念願の高島トレイルにある百里ヶ岳に行ってきました.天気もよく,気持ちのよい尾根歩きで今日は最高の一日でした.(okaoka club さんの報告を参考にさせていただきました.感謝.)

 以前,車で鯖街道の梅の木から対向車に苦労しながら進んだので,今日は少し早めに出発しました.幸いそれがよかったのかダンプの対向車には会いませんでした.
針畑ルネサンスセンターに寄りトイレをすませ小入谷越えで車を駐車.1台だけ岐阜ナンバーの車が駐まっていました.急な登りが最初と最後(特に頂上手前)にありますが,全体としては尾根のアップダウンで登って行きます.

 紅葉,黄葉は最盛期というわけではありませんが,確実に一歩一歩秋は深くなっています.それにしても今日はいい天気でまだ汗はかきました.

 山頂ではお一人だけ昼食をとっておられました.多分岐阜ナンバーの車の人でしょう.我々も少し早めの昼食としました.家を早く出たのでそれだけお腹がすいていました.

 帰りは根来坂峠を回って下りました.一つ失敗したのは林道に降りるのを少し手前でしたため30分ほど時間をロスしたこと.

 バス停から車のあるところまでも登りです.川を渡る橋が崩れかけていましたがなんとか慎重に歩を進め無事渡れました.

 帰りも針畑ルネサンスセンターに寄って着替え,トイレをして,今日も岩瀬の栃ノ実庵まで脚を伸ばしました.2週連続です.冷やし白玉ぜんざいを頂き,今月で終わりのブドウ大福をお土産に.家ではビールで締めました.


41.【10月23日】いきものふれあいの里10:10→12:07蛇谷ヶ峰12:37→14:00いきものふれあいの里

行き先は白倉ならざる蛇谷ヶ峰

 予定では4月雪で途中撤退した白倉三山.久しぶりです.そこで車で出かけ西村井で車を駐めさせていただき,そこを下山口にして車道を南へと歩き栃生登山口へ.登りはじめは急登.一歩二歩進んだらなんとヒルがうようよ.そう言えば昨日は雨だったし,今日の気温は10月のわりにはけっこう高い.急斜面なので走って登るわけにも行かない.結局車に戻って,蛇谷ヶ峰に登ることに決めました.1時間のロスです.

 カツラの谷は9月ヒルでえらい目にあっていますので,おとなしく尾根のコース.700mを越すあたりから黄葉,紅葉が進んでいることが分かります.

 山頂で昼食をとっていたら大声でぺちゃくちゃ喋るグループがいてヒルを見つけて大騒ぎしていました.こんなところにはヒルはいないはずなのに.ところが下山して駐車場に着いたところ,このグループが車の横でズボンや靴下を点検してヒルを発見してまたまた大騒ぎ.話を聞いてみたらカツラの谷から登ったとのこと.「そこでついたんですよ」と言ったら,みなさん納得されていました.被害者は4人ほど.このヒルたち4時間ぐらい食らいついていたことになります.

 帰りは道の駅・朽木本陣で鯖寿司,あん入り栃餅を買い,栃ノ実庵に寄って冷やし白玉ぜんざいをいただき,お土産にブドウ大福をゲットして(朝の9時に電話して取り置きしてもらっていた)帰路に.

 家ではカミツレ湯.そして今日の締めは山名酒造の「木桶仕込・奥丹波」,桶の香りがして辛口の酒.美味い.


40.【10月16日】坊村8:57→10:51御殿山→11:35武奈ヶ岳11:55→八雲ヶ原→金糞峠→14:45大山口→イン谷口→JR比良駅15:53

ウメバチソウを見に八雲ヶ原湿原へ.

 久しぶりにバスで坊村へ.出町柳のバス停ではOKAOKA組のJOEさん,八幡のおじさんに会いました.八幡のおじさんからは八雲ヶ原のウメバチソウの情報を得ました.バスは臨時が出て2台.立っている人がかなりいました.われわれはなんとか座れました.

 ほとんどのトリカブトはもう枯れていましたが,見晴らし台では少し残っていました.今日は登る人が多く,抜きつ抜かれつしながら,御殿山,武奈ヶ岳に.西南稜ではあちこちにリンドウが.ただ花を開いているのは陽があたるところのだけ.少し早かったのですが武奈ヶ岳山頂で昼食.北西風を避けて場所を確保.コヤマノ岳の斜面はほんの少し紅葉,黄葉し始めています.昼食を食べながら秋の訪れを楽しみました.

 ここからはコヤマノ岳分岐を過ぎ,イブルキノコバにまわらずにゲレンデの斜面を降り八雲ヶ原に.湿原でかわいらしいウメバチソウを確認.デジカメの性能故にあまりきれいにはとれず.そのあとは北比良峠から下りずに金糞峠にまわり正面谷をおりました.イン谷口のトイレ前で着替えをしてJR比良駅まで歩きました.この歩きが長いのですが仕方ない.暑いぐらいのいい天気に感謝しつつ駅に着いたら6分後に京都行き普通が来ました.


 JR京都駅に着いたら八つ橋西尾に.8月以来のご無沙汰でした.
 そして家ではいつものコース.カミツレ湯で筋肉をほぐし,山名酒造の「錦秋」で締めました.次回は白倉三山に行く予定です.週末のお天気を祈るのみ.


39.【10月9日】ケヤキ峠→ブナノキ峠(939.1m)→ケヤキ峠→下谷→長治谷作業所

 一度芦生の森に行きたいと思っていましたので,美山町自然文化村のツアーで下谷・ブナノキ峠コースに出かけました.

 集合は自然文化村の河鹿荘.車で京都縦貫道を沓掛インターから園部インターまで乗り,そこから美山まで.ナヴィの予定時間では2時間ちょっとでしたがすいすいと進み2時間もかかりませんでした.
 出発まで河鹿荘で休んでいると,今日のネイチャーガイドが来られ,なんとそのお二人は今年の冬のスノウシュー・ハイクに来られた方と同じでした.バスで河鹿荘を出発して京大の研究林事務所を経てケヤキ峠まで.ここからいよいよ登り始めます.支尾根をブナノキ峠までゆっくりと登り,三角点で休憩した後またブナノキ峠まで.ここで30分の昼食.参加費に河鹿荘の特製弁当代が入っており,鮎の甘露煮,地鶏の唐揚げ,鹿肉のコロッケなど,いろいろ入っていました.
 ここから今度は下谷を進みます.トチノキ平ではトチの大きさに驚き,さらに進んでカツラの巨木に圧倒され,清らかな流れの由良川源流に心癒されました.
 ルート最後は長治谷作業所です.ここにバスが待っていてくれてあとはゆっくりと林道を河鹿荘まで.今日は一日いい天気でゆっくりのハイキング.鳥の声,川のせせらぎ,木々に花々.ヤマボウシ(思っていたより甘かった),栗(道に落ちている動物たちの食べ残し),ブナの実(はじけて道に落ちていた),サルナシ(キーウィーみたいな味)を一粒ずつ頂きました.

  河鹿荘で美山の牛乳を使ったソフトクリームでうちあげ.お土産を買い,また縦貫道で一路家へ.途中沓掛インターの降り口で大渋滞.予定より大幅に遅れて家に着きました.
 
 カミツレ湯のあとはビールで締め.
次回は八雲ヶ原湿原の予定


38.【10月2日】坊村8:45→御殿山→11:35武奈ヶ岳12:00→コヤマノ岳→中峠→口ノ深谷→ワサビ峠→15:00坊村

 昨夜の帰宅が遅かったので,7時45分出町柳発のバスに乗れそうもなく,今日も車で.OKAOKAさんのキタヤマブシ情報をもとに武奈ヶ岳へ.モミジノコバも枯れ谷も見晴らし台も立派に咲いていました.場所によって微妙に色合いが違うのもおもしろいところです.

 ワサビ峠からあがってきた人の中で山の花が好きな人がおられ,知り合いになり,花の話をしながら西南稜を登りました.今日が武奈ヶ岳70回目の登山ということで長岡京の人でした.比良や朽木,高島トレイルの花のマップが頭の中にあって,いろいろ情報を教えてもらいました.

 日曜日ということで山頂は大勢の人.風を避けて東側の斜面で昼食.また西南稜を戻るのも芸がないと考え,回り道をしてまずはコヤマノ岳へ.そこから中峠を経て口ノ深谷
そしてワサビ峠.3週間前と同じコースです.

 御殿山からの下りは相変わらず苦痛ですが,まあ,仕方ありません.坊村に車がありますので.

 坊村に着くと着替えをして朽木岩瀬の「栃ノ実庵」へ.お土産のブドウ大福は売り切れでしたので,栃餅大福を買い,白玉入り冷やしぜんざいを頂きました.お客が増えているようでテーブルが一つ増設されていました.今日は行きも帰りも渋滞なくすいすいと家に.カミツレ湯のあとは山名酒造の「丹波旬楽:秋季冷やおろし」.鯖とともに頂きました.来週は芦生に行きます.山歩き万歳!


37.【9月18日】イン谷口8:42→大山口→正面谷→10:18金糞峠→八雲ヶ原→12:08コヤマノ岳12:30→イブルキノコバ→八雲ヶ原→13:54山上駅跡→北比良峠→ダケ道→15:25大山口→15:25イン谷口

 雨の心配があったのでポンポン山にでもとも思っていたのだが,大丈夫そうなので急遽予定を変更.バスは間に合わないので車でイン谷口へ.今日は湖西道路は渋滞もなく比較的スイスイと.イン谷口のトイレ前で8時26分着.湖西道路から比良の方を見ていたらガスがかかっており,早くあがればいいのにと思っていたのですが着いてみたらやっぱりガス.おまけに金糞峠に着いた頃からぱらぱらときました.
 金糞峠から奥の深谷へ,そして八雲ヶ原へ.この途中にキタヤマブシがあるところを記憶していたので確認すると半分くらい開花していました.ここの道は雰囲気があり気に入っている道です.ただ,この前の台風で通行不能の橋もいくつかありました.八雲ヶ原に着いてから,もう戻るかコヤマノ岳にでも行くかと思案の結果,先を行くことを決定.

 イブルキノコバ経由ではなく,これまで使ったことのないスキー場の斜面の道を登り,コヤマノ岳に.ここで昼食.幻想的なブナの林の中でゆっくりと昼食.そう言えば先週もコヤマノ岳に来たことを思い出しました.

 下りはイブルキノコバ経由で.途中すごくえぐれた道(ここが本来の登山道)に入るところで谷ではなくて尾根筋を下る道があることを発見.テープがついているし,結構踏み跡もあるしで,一方,谷筋の道では崩落もあるかもしれないと考え,はじめての道ではありますが,尾根筋の道を選択しました.イブルキノコバから八雲ヶ原,そして帰りは北比良峠からダケ道をとることにしました.ただダケ道は歩きにくいし長いし,正面谷を降りた方がよかったなあと後悔しましたが後の祭り.大山口への最後の橋は予想通り流されていて,石をぴょいぴょいと八艘跳び.流れが急なので少し緊張しました.

 今日は打ち上げは家でということで家路につきました.カミツレのお風呂,そして,山名酒造の「雄町米」.辛口ですっきり.


36.【9月10日】坊村9:07→御殿山→ワサビ峠→12:07武奈ヶ岳12:34→コヤマノ岳→中峠→口の深谷→ワサビ峠→御殿山→16:00坊村

 キタヤマブシ(トリカブト)咲き始める.
 比良にキタヤマブシを見に行こうとガリヴァー旅行村から広谷,スゲ原を考えていたのだが,旅行村から大擂鉢の道がこの前の台風で崩落していて通行不可ということを知り,坊村から武奈ヶ岳のルートに変更.今日はアウトドア言語文化研究家M氏ご夫妻と久しぶりにご一緒.車で出かける.いつものように湖西道路は坂本のあたりで渋滞.トイレをすませて明王院の方に進むと,読売テレビの者ですがというのがカメラをまわしマイクを突きつけナラの木のところに生えている毒キノコに関するインタヴューを受ける.取材の仕方がいかにもニセのようで,適当にあしらって出かける.どう考えてもあれは偽物だと思います.まあ実害はないのですが.
 
 坊村から1時間ほど登ったところが我々のいつもの最初の休憩場所.ここをモミジノコバと勝手に呼んでいます.ここから急坂を登り始めるところのキタヤマブシはまだ蕾.さらに枯れ谷を登るところでもまだまだ.やっぱり今年は遅いのかなあと思いつつ尾根にのって見晴らし台にたどり着いたところ,咲いていました.6割程度か.登ってきたかいがありました.

 今日は蒸し暑く,ばてばてで山頂に.ここで昼食.ピストンはおもしろくないので欲張ってコヤマノ岳方面に進んだところ,ガリヴァーから登ってきたという人に会いました.崩落した道のところは高巻きしてやり過ごしたとか.このとき西南稜から登ってきた人に会い,御殿山からワサビ峠の間で熊を見たという人がいたとのこと.ちょっとおかしいなあと思いつつ,予定通り,コヤマノ岳,中峠,口の深谷に降りました.ここはいいところです.そしてそこから登り返してワサビ峠,御殿山へ.ワサビ峠から御殿山の道で一匹の猿に会いました.そうか,この猿が「熊」だったんだ!

 最年長者である私は太ももの筋肉がつってきて,休み休みゆっくりの下山です.毎日スクワットをして鍛え直さなければと反省した次第.打ち上げは朽木岩瀬の「栃ノ実庵」.今日は遅かったのでわらび餅ソフトも,ブドウ大福も売り切れ.
 
 渋滞の中,湖西道路,名神で帰り,カミツレのお風呂で筋肉をほぐし,山名酒造の「夏にごり」でしめました.


35.【8月28日】朽木いきものふれあいの里9:58→尾根道→12:04蛇谷ヶ峰山頂(901m)→尾根道→ニオイコブシの丘→14:00ふれあいの里

 ヒルにやられる.
 10日間ほどのブランクがあるし,妻は明日から仕事.ということで,軽めの山歩きに蛇谷ヶ峰を選ぶ.
 ふれあいの里でトイレをお借りして話をしていたらカツラの谷のルートには崩落箇所がありさらに倒木で道が分かりにくくなっているので尾根道コースをおすすめしますとの話.尾根道コースはおもしろくないし,何回も行っている蛇谷ヶ峰なので自己責任でカツラの谷の道を進みました.なるほど指摘のあった崩落箇所(これぐらいの崩落箇所は比良には他にいくつもあります)も見つかり,さらに先に進みます.沢を渡渉して何年か前の崩落箇所の巻き道を進んでいたところ,山ヒルがうじゃうじゃいるわいるわ.すでに私のズボンにあがってくるやつもいて,これではとうていカツラの谷には進めないと判断して,脱兎のごとく走ってふれあいの里まで戻りました.ざっと見たところヒルにはやられていない様子.そうして仕方なく尾根道コースをピストンした次第.

 晴天の山頂は360度の展望.ただし遠くは積乱雲等でよくは見えませんが.やれやれということで昼食に.脚を休めようと靴を脱いだところ,妻の靴下が朱に染まっています.二重の靴下の上をとったら丸々としたヒルが下の靴下の上から脚に食らいついていました.急いで両足1匹ずつのヒルをはがしました.スパッツも着けず虫除けスプレーもかけていなかったわれわれの不覚といえば不覚ですが,カツラの谷コースは10月以降のほうがよさそうです.下りには林道出合から少し登ってニオイコブシの丘からふれあいの里に出ました.

 帰りは朽木の道の駅・新本陣により野菜を仕入れ,栃ノ実庵に寄る.わらび餅ソフトを注文するも午前中に売り切れてしまったとのこと.かわりに冷やし白玉ぜんざいを食べる.これがまた絶品.渋滞の湖西道路を通って帰宅.シャワーの後は山名酒造の「夏にごり」.微発泡の酒で,伏見の「月の桂」の濁り酒よりは辛口.うまい!


34.【8月17日】京阪バス三条8:10→地蔵谷登山口8:36→10:37一本杉→11:45弁天堂→12:30ケーブル延暦寺駅→13:36比叡山高校グラウンド

 地蔵谷から比叡山には行ったことがなかったので今日はそのルート.京阪三条から京阪バス比叡平行きに乗る.最初は我々二人だけ.比叡山ドライヴウェイで地蔵谷で下車.ここには北白川のラジウム温泉が二軒あります.ここが登山口.バスで少しだけ高度をかせぎました.林道を沢沿いに登っていきます.10分ほど登ると堰堤があります.ここから沢沿いに行くのですが,いきなり困りました.堰堤で水がせき止められているところの沢の上を行きたいのですが,谷が両側から迫っていて沢沿いというわけにはいきません.沢に入って土が軟らかくなっているところをしばらく進みました.もし水量が多かった場合どうしたらいいのでしょう?

 比叡アルプスに入って最初は急登.それからはアップダウンの繰り返し.なぜだか知らないが今日はあまり疲れない.一本杉まで淡々と.ドライヴウェイを進み東海道自然歩道に入り,弁天堂へと向かう.
弁天堂からケーブル延暦寺駅までの坂の途中で昼食.途中雨がぱらぱらしてきてレインウェアを来たり脱いだりと大忙し.イワタバコを発見してうれしかった.

 弁天堂からケーブル駅までの坂のつらいこと.あとは蟻ヶ滝コースでおりる.豪雨で多少道が通りにくいところあり.坂本と言えば「上田」.ということでお店に.かき氷宇治金時.お土産はわらび餅と蜜柑ゼリー.

 朝のスタートも早かったので下山も早くなりました.家に帰って,シャワーと洗濯.
 ビールはサントリー・ザ・プレミアムモルツ.

 今日から10日間ほどはいろいろ仕事があり山へ行けません.つらい.
 


33.【8月13日】9:24乗鞍岳登山口→P789→10:40乗鞍岳(865.2m)→P779→芦原岳分岐→P.650→P.620→黒河峠→14:48白谷温泉15:22

 今日はマラソンランナーH氏と高島トレイルの乗鞍岳へ.われわれは昨年秋に出かけていますがH氏ははじめて.JRマキノ駅到着も3分遅れでバスには乗れない.昨年から分かっていたのでタクシーを予約して出かけました.3分ぐらいならJRと接続してくれてもいいのになあ,と毎年思っています.ひょっとしてタクシーに乗せるべくバス会社がわざと接続させていないのか,などと意地悪く考えたりもしたくなります.

 ともかく国境スキー場の登山口で降車.ここからかなりの斜度のスキー場を登って行きます.太陽を遮るものはなにひとつなく,汗だくだくで登り,スキー場の上のところで右方向に向かいます.ここの取りつきは少し分かりにくい.ここからは木もある中をゆっくりと蝉の声を聞きながら登って行きます.スキー場のゲレンデがかなり下に見え,琵琶湖の竹生島も見えてきます.尾根にのったら,そこからはアップダウンの繰り返し.尾根だから仕方がない.水場も全くなし.

 乗鞍岳は地味な山頂です.そこからさらに南へ進み,NTTの施設があるところで西の方向に曲がります.ここの道のところでほとんど骨,しかし足の先などはそのままの鹿の死体を発見.南無阿弥陀仏.なんでこんなアスファルトの道の上で死んだのか?

 尾根の途中,関電の鉄塔のところで昼食.敦賀湾が指呼の間.反対側には琵琶湖.まさに中央分水嶺です.関電巡視路の階段を下り,最後の激下りで黒河峠.トイレ有り.ここからは林道をひたすら下っていきます.このコース,ここがいやなところ.車がスピードをあげて下りてくるし.まあ,これも仕方がない.ということで白谷温泉八王子荘の前に.温泉に入るには時間が足らず,中に入らしてもらって自販機で水分補給をさせてもらう.バスを待っているところおばさんが話しかけてきて雑談していたら,この人ここの女将さんであることが分かった.とてもおもしろい人です.今度ここへ来るときには温泉と料理の組合せを考えることにしよう.
 H氏は山科で降り,われわれはいつもより少し遅かったけれど京都駅の西尾八つ橋に立ち寄る.黒糖氷を頼んだらすでに売り切れ.そこで抹茶白玉クリームあんみつ.家に帰って締めは今日も山名酒造の「丹波旬楽」.
山歩き万歳.


32.【8月10日】三合目9:24→11:11伊吹山山頂→三合目→一合目→15:05登山口

 okaoka一家のJOEさんとokaokaさんのホームページに誘われて今年も伊吹山の夏の花見に出かけました.ゴンドラが今年は中止となったので下山時の体力を考慮してokaokaさんの忠告に従い近江長岡駅から三合目までは予約タクシーで登る(okaokaさんありがとうございました).

 最初はガスが出て暑さもそれほどではなかったのですが,山頂から下りるときにはかんかん照りで疲れました.

 山のお花畑で登り下りともに楽しみました.山頂に着いたら冷たいトマトを買ってかじり,伊吹牛乳を飲み,伊吹牛乳のソフトクリームまで食べました.いつもながら伊吹牛乳は濃い感じがしておいしいです.山頂はバスや自家用車で来られた方で一杯.三角点のところで少し早い昼食.

 それから東の遊歩道を少し散策し,西の遊歩道を散策し,下山の途につきました.
 
 自販機で水分を買い足しつつ三合目まで.昨年はここからゴンドラで下りたのですが,今年はゴンドラなし(今後廃止になるとか.そう言えばリフトはきれいに撤去されていました)なので,歩いて下ります.このあたりに来ると暑さと疲れでバテバテになってきました.一合目から登山口までは木があり少し楽になりましたが.
 

 バスの時間が中途半端な時間となりましたので,タクシーを呼んで近江長岡駅まで.着替えをして列車に乗り込み,米原駅で乗り換え.ここで新快速と接続していて,そのまま京都駅へと.

 家では汗まみれの服を洗濯機に放り込み,ぬるめのカミツレ湯に入り,今日は山名酒造の「丹波旬楽・氷点貯蔵」で乾杯.

 こんなにたくさんのお花を楽しめる伊吹山には大満足でした.


31.【8月7日】坊村8:59→牛コバ→擂鉢山分岐→奥の深谷→大橋→11:17水晶小屋→12:18南比良峠→縦走路→堂満岳分岐→13:20堂満岳山頂→14:40ノタノホリ→別荘地→15:41JR比良駅15:53

 今日は南比良峠から堂満岳の間の縦走路を歩いたことがなかったので,そこを歩くことを目的に出町柳のバス停へと急ぐ.日曜日なのに案外少ないなと思っていると次から次へ朽木学校行きのバス停に列が延びていきます.結局,バスは立っている人が10人以上いて出発.いつも嫌になる列の横入りはなかったのですが,60代の女性が先に座って後から来る人のために席を確保するという不愉快な光景が.バスの中で立っている人の列をかき分けてその女性のお連れは恐縮することもなく堂々と座りました.あーあ.

 われわれは早めに出町柳に着いたので無事座って坊村へ.大勢の乗客がトイレに殺到したので,出発はやや遅れました.明王谷林道をゆっくりと登って行きます.途中沢登りのグループ(立派な犬を3頭ほど連れておられました.よく訓練されている犬のようでわれわれに吠えかかったりしませんでした.犬も沢登り?)に会ったりして伊藤新道分岐を経て牛コバへ.

 ここからがいよいよしんどいですね.奥の深谷の渡渉地点で無精して少し上まで行かずに渡れると思ったのが間違い.カミさんが先に行って片脚をジャポン,次いで私が滑って両足をジャポン,おまけにストックを1本流してしまいました.あーあ.そんなこんなで大橋へ.ここの橋もずいぶんあやうくなっています.ここの「擂鉢の水」の横で昼食.コバエとブトがちょいとうるさいが団扇で顔を煽ぎながらすばやくすませる.南比良峠に着いて縦走路を金糞峠方面へ.最初はいい道です.堂満岳に登るとなるとかなりしんどいのですが,ここまで来たら登らずにはおれない.堂満岳は頂上近くは急です.頂上に着いたときにはだいぶ疲れておりました.ここからノタノホリへの下りはここも急斜面.下りないと家に帰れないのでひたすら下ります.駅に着いてトイレ,着替えで京都駅へ.西尾八つ橋で黒糖氷.ほっこり,すっきりして家に.カミツレ湯のあとは山名酒造の「ささ澄み・純米生酒」.いい天気に恵まれての山登り.今年は順調に回数を伸ばしています.


30.【8月4日】イン谷口8:59→大山口→青ガレ正面谷→10:26金糞峠→奥の深谷→11:36コヤマノ岳→12:01武奈ヶ岳→北陵→細川越え→スゲ原→広谷→14:30大擂り鉢→14:55ガリヴァ旅行村15:33ー→JR近江高島駅16:20

 久しぶりにマラソンランナーH氏と武奈ヶ岳へ.最終ガリヴァーからのバスの時間に間に合うようにとJR比良駅からイン谷口トイレ前までは予約タクシーで.1350円.そこから青ガレ,正面谷で金糞峠へ.

 ここから奥の深谷へ下り,八雲ヶ原分岐の手前で川を渡り「コヤマノ岳・武奈ヶ岳最短コース」と札のあるところから登りに入ります.札には1時間と書いてありますが我々は1時間20分かかりました.分かりやすいいい道です.正面谷を登ってきた我々にはちとしんどいですが.

 コヤマノ岳に着いたら,またもうひと登りです.正面谷では蒸し暑く曇っていたのですが武奈ヶ岳の頂上につくと晴れていました.風がありいい気持ちです.ここで昼食.山頂は夏休みとはいえウィークデイなのでしばらくは我々3人で独占.野鳥の会会員でもあるH氏に山頂でホオジロがとまっているところを教えてもらう.よく見えました.ここから,イブルキノコバまわりも考えましたが,時間の余裕もあるので北陵,細川越え,スゲ原経由で広谷へおりました.ここで,またH氏にノビタキがいるのを教えてもらう.鳴き声がしていてもどこにいるか我々には分からないのですが,H氏はすぐに発見されました.さすが.

 大擂鉢を渡り(今日は前回よりは水量が減っていました)ガリヴァー旅行村へ.ここでトイレ,着替えをしてバスを待ちます.ウィークデイは本来ないのですが夏休み期間中なので3時33分のバス.他に誰も乗客なし.ゆっくり座って終点まで.JR近江高島駅で20分ほど待たねばならないので駅前の「メルヘンロード」で軽く打ち上げ.新快速で快適に京都駅まで.

いつものようにぬるめのカミツレ湯.
そして今日は白ワインAbélia, Côtes du Rhône 2009 で打ち上げ.すっきりして料理によく合いました.


29.【7月28日】イン谷口9:00→大山口→正面谷青ガレ→10:34金糞峠→奥の深谷→11:18八雲ヶ原→スキー場跡→12:00リフト山上駅跡→北比良峠→ダケ道→カモシカ台→13:22大山口→13:38イン谷口

 今日は夕方から用事があるので早く帰れるところとして,最初,蛇谷ヶ峰でもと考えていたのですが,降水確率50%を考慮し,カツラの谷のヒルもいやだしということで急遽行き先を変え,イン谷口から八雲ヶ原へ行こうということになりました.車で湖西道路を走っていると坂本あたりから仰木あたりまでは渋滞です.週末に出かける時もこんな状態ですし,渋滞は毎日のことなのでしょうか.

 イン谷口に着いてみると週末よりは車の数は少ないですがそれでもちらほら.トイレを済ませ,青ガレから久しぶりに登りました.冷たい水のあるところでタオルを濡らして首に巻きます.いい気持ちです.そんなこんなで金糞峠まで.そこから奥の深谷を八雲ヶ原まで.この道はいい道です.八雲ヶ原で昼食.これまで誰とも会いませんでしたし,八雲ヶ原にも誰もいません.木の下の石のテーブルで食事を済ませ,同じ道を下りるのも芸がないのでスキー場跡から山上駅跡に登りました.北西の空に黒雲が湧いてきたのが気にかかります.

 山上駅跡では修復工事が行われていました.琵琶湖の方に目をやると,ガスが山肌を昇ってきています.これはやばい.急いでレインウェアの上着だけを着てザックカヴァーをつけます.雷も遠くで鳴っていて北比良峠あたりからパラパラ降り出しました.イン谷口の車のところに戻り家路につきました.途中局所的に雨が降っています.そして家に着いたとたん,雷とともにものすごい豪雨.早く家に帰ることができてラッキーでした.私はシャワーのあと会合に出かけ,今日の打ち上げはなし.


28.【7月23日】JR京都駅8:15→湖西線→JR近江高島駅9:03→ガリヴァー旅行村9:42→大擂鉢→広谷→イブルキノコバ→12:26武奈ヶ岳山頂12:48→北陵→細川越え→広谷→15:04ガリヴァー旅行村15:33→JR近江高島駅16:20

 広谷から武奈ヶ岳に登ろうということで,湖西レジャー号で近江高島へ.満員のバスでガリヴァー旅行村.八淵の滝へ行かれる方がほとんででした.われわれは大擂鉢で渡渉して広谷へ.鎖がついて渡渉も楽になりました.ただ,水量が多く滑りやすいので緊張はします.そこから沢づたいに広谷の方向に.涼しくて虫もさほど気にならず,夏にこのコースはおすすめです.若干道が崩れかけているところなどはありますが.

 広谷からはイブルキノコバを通って時計回りで山頂に行き帰りは細川越えで広谷へということにしました.広谷へ行く登りと最後の西南稜にのるところがきついです.山頂は雲が少し多く,その分,強い日差しは避けられて昼食を楽しむことができました.

 あとは下りです.釣瓶岳を見ながら細川越えまで激下り.そこで90度右に折れて谷の方に.ナツツバキのわずかに残るのを見ながら広谷方向に.沢の横を歩いて行くのですが,何回か渡渉しなければなりません.しかし橋のほとんどは傾いたり壊れたりしていて使い物になりませんでした.石伝いに跳びながらの渡渉です.広谷までくるとあとは往きと同じ道.バスの時間を気にしながら下って行きました.

 幸い20分ほど余裕があったためトイレ,着替えをすませバス停に急ぎました.バスは近江高島駅についても新快速の発車に接続していません.ここでもゆっくりと列車の来るのを待ちました.

 京都駅に着いたら西尾八つ橋.夏は黒糖氷.家に帰って汗まみれの服を洗濯機に.そして,ぬるい36度のカミツレのお風呂.そして,山名酒造の「ささ澄み・純米生酒」.淡麗辛口のお酒できりりと冷やして極楽極楽.元気に山歩きができることに感謝しつつ.


27.【7月17日】坊村登山口8:52→明王谷林道→牛コバ→奥の深谷→小川新道分岐→小川新道→ケルン(小川さんの追悼碑)→月見岩→12:35シャクシコバの頭12:55→中峠→ワサビ峠→御殿山→15:36坊村登山口

 今日は行ったことがない小川新道を行こうと考え,バスの時間を気にしなくてもいいように車で.名神の京都東出口から渋滞です.湖西道路の渋滞は想定外でした.坊村のトイレの前で時折山でお見かけする「八幡のおじさん」に出会う.小川新道の情報も得ました.

 3回続けて明王谷林道です.牛コバまで快調に進み,ここで水休憩,ヒル除けにスパッツをつける.
ここから奥の深谷渡渉地点までは(特に擂り鉢山分岐までは)急な登りです.ゆっくり登っていきます.渡渉地点は岩の上で滑らないように慎重に跳び越えました.芦生杉を見ながら大橋方向に歩いて行きます.大橋の手前で小川新道分岐です.いよいよ我々にとって新しい道.最初は植林の中,ややゆるい傾斜を登っていきますが,いよいよガレ場に着きます.ここからは落石に注意しながら急登.ケルンに到着するとあとは尾根を行きます.吹き渡る優しい風が汗の顔,体にとっても気持ちがいい.

 シャクシコバの頭で昼食にしてさらに中峠まで.ここからコヤマノ岳,武奈ヶ岳と行って坊村へ降りる手もあるのですが,バテバテだし,帰りの道の渋滞も考慮して,結局,ショートカットで口の深谷へ下りワサビ峠まで登り返しました.この道も初めてでしたがなかなかいい道でした.ワサビ峠からさらに御殿山へ登ります.コバエ,ブトなど虫がわっと集まってきたのでタオルを顔に巻き付けました.左の写真がそれ.坊村では茶坊に寄りコーヒーフロートを飲んで帰途につきました.行きの湖西道路の渋滞を恐れ,途中トンネルから京都市内に出て帰りました.カミツレのお風呂ののち,アペリティフに山名酒造の梅酒「梅丸」,そしてビール.

 今日の山の花の出合い:タニウツギ,山アジサイ,ナツツバキ,ギンリョウソウ,ヤマボウシ.


26.【7月9日】坊村登山口8:53→明王谷林道→牛コバ→奥の深谷→大橋→水晶小屋→12:25南比良峠→荒川峠→湧き水→林道出合い→14:48JR志賀駅15:24

 ナツツバキはいかがなものか,ということで奥の深谷へ.先週の音羽池周辺ではまだ落花もなしで開花も確認できませんでした.さて,出町柳のバス停で待っていたところ,以前車を買っていた販売店の店長と十数年ぶりで会いました.なんという奇遇.お互い年をとって外見的に多少の変化はありますが,しかし,昔の特徴はいまでもそのまま.懐かしかった.白滝山へ行かれるとのこと.バスは10人ほどが立っている状態で出発.われわれは今日は余裕で座れました.

 奥の深谷で渡渉する地点近くではナツツバキはすでに落花.これは遅かったか.そこで渡渉して次の地点へと向かいます.尾根筋の高いところではまだ蕾の状態のところもありました.木の高いところに蕾がありますので確認は極めて困難.


 大橋は少しがたがたしてきています.あとどのくらいまでもつのでしょうか.八雲ヶ原への選択肢もあったのだが,梅雨明けして今日の暑さ.早く降りる方を選んで,結局,南比良峠から荒川越え.峠に行くまでの縦走路のアップダウンの登りがきつかったです.荒川峠からはひたすら下るのみ.湧き水のところではいつものように水を頂く.手をつければ痛いほどの冷たさです.明日のコーヒーのため.

 写真の今日見た花はイワガラミ,イチヤクソウ.

 少し急げば1台前でも間に合ったのですが,駅前の自販機でさらに水分(ビールではありません)を補給し,ゆっくりと着替えをして次の電車に乗りました.
JR京都駅ではやっぱり西尾.2週連続です.黒糖氷をまたいただく.家に帰って,汗臭い服を洗濯機に入れてシャワー.さっぱりしたところで今日はサントリー,ザプレミアムモルツ.来週はどこに行こうか.


25.【7月2日】坊村登山口9:00→伊藤新道→11:33白滝山(1022m)→音羽池→ニシヤ谷→汁谷→笹平→打見山(1108m)→ゴンドラ→ゴンドラ駅→15:30JR志賀駅15:40

 今日も花見で白滝山へ.今年初めてです.出町柳から朽木学校行きのバスで坊村へ.バスは満員で出発.われわれはかろうじて座れました.坊村でトイレ.このとき2年前の八淵の滝の際にお世話になったガイドさんとばったり出会う.今日は沢登りのガイドとか.

 いつもながらのしんどい伊藤新道.蒸し暑く,汗が噴き出てきます.それにワサビ大滝前後の山ヒルにも注意しなければなりません.さいわい虫除けスプレーのおかげか,噛まれはしませんでしたが,2匹見ました.ワサビ大滝の手前では多分今年の冬の雪によるものでしょう,倒木が多く,道が崩れて進めません.しかたなく,沢の中を進まざるを得ませんでした.これで時間が取られ下りのルートに反映します.今年もワサビ大滝の水量は豊富です.しかし,ヒルが怖いのでリュックを下ろすこともなく,左の急坂を巻いて滝の上に出ます.

 ヒルに噛まれはしませんでしたが,やっぱり白滝山の山頂手前から音羽池に行く間にブトにやられました.おでこに2発,頬に1発,耳に1発.二日経った今日もじくじく.目の周りのところは薬も塗れず困ったものです.白滝山から音羽池にかけてはヤマボウシがたくさん.家のヤマボウシはとっくに散ってしまいましたが,さすが山の中のヤマボウシ.エゴノキはここでも散っていました.

 音羽池ではモリアオガエルの卵塊.いつもより数が少ないよう.そこからニシヤ谷,滝見不動.ここで昼食.汁谷でもコアジサイがあちことで花を咲かせています.汁谷のリフト駅のところでトイレ.自販機もありペットボトル買い足す.これから先,木戸峠からクロトノハゲの道も考えたのだが,道が崩れてないか,情報がなかったので,それにしんどいこともあり,結局笹平へ登り,さらに打見山へと登り,そこからゴンドラを使って下山.ゴンドラ駅からJRの駅まではバスを使わず歩きました.今日は,コアジサイの他には山アジサイ,コバイケイソウ,バイカウツギ,ササユリ,タツナミソウ,クリンソウ,を見ました.打ち上げはJR京都駅の八つ橋西尾で黒糖氷.家に帰ってお風呂の後は山名酒造の「オーガニック」.少し辛口で,これもうまい.


24.【6月26日】叡山電鉄修学院→登山口9:20→水飲み対陣跡→11:00ケーブル駅11:30→12:30大比叡山頂→13:01ケーブル延暦寺駅→甘味処上田(坂本)→JR坂本駅

 昨日はO家でワインとチーズのパーティーで帰宅も遅く飲み過ぎもあったので「迷ったときの比叡山」.山慣れた登山家で「迷ったときの堂満岳」という人もいますが,われわれはとてもそのレヴェルにはありません.

 比叡山にはいろんなルートもあるし,いざというときにはケーブルもあるしということで「迷ったときの比叡山」.

 二日酔いももちろんありますが,今日の蒸し暑いこと.汗はだらだら,息ははあはあ.千種忠顕の墓にも今日は寄らず,まずは八瀬ケーブルの終点駅.ここにはトイレも自販機もあり.そこでちと早い昼食.お茶のペットボトルを買い足しました.

 それから見晴らし台の方へ行こうとする坂道のガードレールのところで子供の声のような悲鳴がしてきました.これは一大事と思っていると,これが実は猿.しかし,訴えるような悲鳴の声で,横を通ろうとするわれわれに飛びかかってくるような気配.戻ろうかとも思ったのですが,後ろから歩いてくる人が一人いました.それで,3人いれば相手は1匹.なんとかなるだろうと考え,目を合わさないようにしてそろりそろりと横を歩いて行きました.途中別の猿も見かけましたが,ともかく事なきを得ました.一体あのお猿さんはなんで鳴いていたのでしょう? いまだに訳が分かりません.


 この後は山頂の大比叡に行き,急な斜面を下ってケーブル延暦寺駅へ.二日酔い,二週間ぶりの登山,いろんな事があり,今日はケーブルで坂本へ下ることにしました.「ヤギ爺のなんちゃって登山」よりはましでしょう.坂本の駅からはバスには乗らずぶらぶら歩いて,そして,ここへくれば「甘味処うえだ」でしょう.久しぶりのご挨拶をして私は「抹茶しらたまアイス」.お土産に蜜柑ゼリーやらわらび餅を買い,JRの駅へと向かいました.家に帰って今日はシャワーではなくてカミツレ入りのお風呂.37度のぬるい温度にしてゆっくり入りました.そして締めは山名酒造の「純米吟醸 ささ澄み No.310」.酵母が茨城の水戸のものなので310(ミト).ああ,うまい.


23.【6月12日】坊村8:30→御殿山→西南稜→11:23武奈ヶ岳11:50→西南稜→御殿山→13:59坊村

 今日は武奈のベニドウダンを見に車で出かけました.昼から雨というので早く行って早く帰ろうと思ったからです.ピストンでの山歩き.

 坊村でトイレを済ませきつい坂を登っていきます.明王院も修理,改築が済みきれいになっています.また,登山口からの急坂の細い道が歩きやすいように少し広げられていました.

 蒸し暑く汗がじわっと出てきます.紅葉のコバとわれわれが勝手に呼んでいるところでまずツルアジサイ.次の見晴らし台までにタンナサワフタギ,ヤマボウシ,ヤブデマリが満開.見晴らし台ではタニウツギ,カマツカが花盛り.御殿山から西南稜へ続く尾根はベニドウダンの回廊です.これを見るために今日来たのです.来たかいがありました.さらにまたタニウツギ,そしてウスギョウラク,レンゲツツジ,ヤマツツジ,イワシモツケ,アカモノ,サラサドウダン.あちこちで写真を撮りながら無事山頂に.

 近くの山々は比較的はっきり見えますが,琵琶湖や遠くの山々はもやがかかっていてくっきりとは見えませんが,これはこれで東山魁夷の絵のように風情があります.日曜日の割には登山客は少なめでした.
 同じ道を下り,明王谷でスパッツその他の泥を落とし,茶坊でコーラフロートを飲みノドを潤し,車に戻ったところでポツポツ来ました.「午後からの雨」というわけです.こんなにいいタイミングには驚きました.早く来て早く降りてきたおかげ.

 家ではカミツレ湯.そして今日はビールで乾杯,ご苦労様.
 


22.【6月4日】8:22イン谷口→釈迦岳登山口→大津ワンゲル道→雄松山荘道分岐→イチョウガレ→11:12釈迦岳山頂→カラ岳→山上駅跡→ダケ道→13:52大山口→14:10イン谷口

 今日は三週間ぶりの山行です.最初はお千度で駄目,先週は台風で駄目というわけ.結局車で行きました.家から1時間弱でイン谷口.天気予報は晴れだというのに霧,もやがかかっています.

 釈迦のシロヤシオはすっかり花が落ちて道に絨毯となっていました.しかし,その代わりサラサドウダン,シロドウダン,ベニドウダンがあちらこちら.これが本日の収穫です.
 
 トイレ前に車を置いてイン谷口の登山口まで歩きます.そこから大津ワンゲル道.台風の影響で若葉がずいぶん落ちていました.雄松山荘道分岐まで来ると汗びっしょりです.蒸し暑い.さらに上の炭焼き窯跡まで登ったところ,後ろから声がして久しぶりに「八幡のおじさん」と会いました.1年に1回ぐらいどこかでお目にかかっています.この人の登りは速いのなんの.先に行ってもらったらみるみる姿がみえなくなってしまいました.
 いつも緊張するイチョウガレですが,今日ロープがこすれてすこしやばくなっているのに気がつきました.あくまでも木の根っこと岩が第一の頼りです.
 
 釈迦岳の山頂では昼食に少し早いので尾根をもう少し進みカラ岳の手前で昼食.山上駅跡手前でホオの木が大きな花をつけているのを発見.左の写真です.あとはダケ道を下るだけ.

 大山口の橋は物の見事になくなっていました.残骸とか小さな椅子とかを足場にして渡りました.湖西道路では渋滞もなくすいすいと家に帰りました.15時8分.早い帰宅です.そこで夕食まではガーデニング.モッコウバラを剪定し,ロイヤルヴァイオレットもちょんちょんに切りました.また来年も咲いてくれますように.そしてカミツレ湯.しめは山名酒造の「奥丹波」.乾杯.


21.【5月14日】坊村9:00→牛コバ→擂鉢山分岐→擂鉢山→12:00烏谷山→荒川峠→林道出合→15:07JR志賀駅15:24

 今日は比良にイワカガミとシャクナゲを求めて.出町柳7時45分発のバスで.バス待ちの時にまた横入りの問題が.朝から気分の悪いことこの上なし.満員一台で出発.

 坊村で下りてトイレを済ませた後,牛コバ方面に歩いて行きます.明王谷林道を行くのは我々だけ.結局烏谷山までで出会ったのは上から下りてくる一人だけ.この人は小川新道,奥の深谷で渡渉して来られた由.奥の深谷は前日,前々日の雨で増水し渡るのに苦労したとのお話でした.

 我々は奥の深谷へは下りず,分岐から支尾根を直登です.ここはしんどい.擂鉢山(1006m)にやっと着く.広い山頂ですが山頂を示す物は何一つありません.ここからアップダウンを繰り返しながら,我々がシャクナゲジャングルと呼んでいる所を越して烏谷山へ.ここで1076m.途中,オオカメの木やタムシバの名残を見ました.うれしい昼食です.あとは花を見ながら下りるだけ.

 荒川峠からはシャクナゲ,イワカガミを見ながらひたすら下りていきます.イワカガミは咲いてきましたが,いつものようには数は多くありません.JRの駅までの遠いこと.

 今日はJR京都駅で「八つ橋西尾」.八つ橋パフェを頂き,帰路に.

 家ではカミツレ湯.そしてサントリーのザ・プレミアム・モルツのビールで乾杯.


20.【5月8日】イン谷口8:34→桜のコバ→ノタノホリ→11:10堂満岳→シャクナゲ尾根→金糞峠→山上駅跡→北比良峠→ダケミチ→カモシカ台→14:28大山口→イン谷口

 イワウチワ見物と比良のシャクナゲ偵察に車でイン谷口に.8時17分に着いたのですがすでに多くの車が駐まっていました.

 桜のコバからノタノホリまではイワカガミが早くも所々に咲いています.鏡のように静かなノタノホリを過ぎ,谷の源頭をつめて東尾根に.ナラ枯れで明るくなった斜面を登っていきます.シキミが一斉に白い花をつけています.シロモジの林は一面黄色の花と黄緑色の若葉を咲かせています.

 800m付近にくるとシャクナゲが咲いておりました.まだ赤い蕾のもありますが,十分楽しめます.全部の花が出そろうのはあと1週間から10日というところでしょうか.山頂付近ではイワウチワも見事に咲いていました.

 シャクナゲを見ながらイワウチワを見ながらタムシバを見ながら(散りかけですがまだきれいです),さらに,イワナシやショウジョウバカマやバイカオウレンを見つけながら進んでいきます.山上駅跡からカモシカ台の間にもシャクナゲやコバノミツバツツジを愛でながら下山です.そうそうイカリソウも見つけました.

 イン谷口の車のところまで下りてきて,今日は途中の打ち上げなしで家に直行.カミツレ湯のあとは山名酒造の「雄町米」.純米吟醸酒ですっきりしていてしかも奥の深い感じ.5月は各地の花巡りです.


19.【5月4日】叡山電鉄鞍馬駅8:38→登山口→9:00薬王坂→戸谷峰→三叉岳→11:11天ヶ岳→シャクナゲ尾根分岐→シャクナゲ尾根→13:30登山口→13:42小出石14:00

 今日のテーマはシャクナゲを求めて.叡山電鉄鞍馬駅から登山口に歩き,ここから登っていきます.歩きやすいハイキング道です.大岩が崩れているところは迂回路ができていました.ツバキの花が咲きかなりの数が落ちています.順調に薬王坂まで登っていきます.昔はここまででもああしんどと言っていましたが,その後山行の回数も増え,今ではどうということもありません.経塚を過ぎ,戸谷峰,三叉岳を過ぎて天ヶ岳へ.最後の登りはやっぱりしんどい.しかし,今年の冬,雪の中を登ったときに比べるとそれほどの負担ではありません.お昼にはまだ早いのでさらにルートを進みます.シャクナゲ尾根で昼食を予定しています.

 シャクナゲは期待通りすばらしいものでした.5年前に匹敵するぐらいのすばらしさ.ここ3,4年は花が少なく寂しい思いをしていましたが,やっと回復したようです.まだ蕾のもあれば開ききっている花もあり,あと1週間は楽しめそうです.やっぱり雪の影響で今年は遅いですね.

 シャクナゲ尾根の鉄塔のところでコバノミツバツツジとシャクナゲを見ながら昼食.ずいぶんたくさんの人と会いました.やっぱりシャクナゲがお目当て.写真を撮り,ゆっくり下りていきましたが,出発が早かったため14時のバスに間に合いました.大原からはどっと乗り込んでこられましたので始発の小出石から乗ったわれわれはラッキーでした.打ち上げは京都駅の西尾で抹茶パフェ.家に帰ってカミツレ湯のあとは,山名酒造の「奥丹波・大吟醸・雫酒」.


18.【4月30日】坊村→8:38登山口→ブナ平→10:26鎌倉山→オグロ坂峠→12:06峰床山→八丁平→中村乗越→伊賀谷→林道出合→葛川学校前→15:17坊村

 今日のテーマはイワウチワを求めて.車で坊村に.ここから急な斜面を登り,林道を横切り,ブナ平へ.このあたりのタムシバは散りかけていました.やがて標高800mを過ぎるあたり,シャクナゲが見え(今年は蕾が多そうです.満開まであと2週間ぐらいか),イワウチワも現れてきます.満開です.また,タムシバもここらあたりではきれいです.

 オグロ坂峠をすぎて峰床山に.鎌倉山から尾根を進んでいくときから南風の強いこと.峰床山で昼食とも考えていたのですが,強風のため八丁平の風が遮られるところにしようと,空腹の中,クラガリ谷を下りて八丁平へ.ここで昼食.キンキマメザクラを何本か見ました.

 このあとは中村乗越から伊賀谷へ.水量はやや多く,何回も渡渉.ここでハシリドコロやエンレイソウ,ミヤマカタバミ,ハナネコノメソウ,ニリンソウ,ヤマルリソウ等々を見ました.ここで写真,あちらで写真と下りるのに時間がかかります.林道出合から葛川学校までは倒木の多いこと.今年の冬の雪の多さが歴然としています.またがったり,くぐったり,迂回したりとここでも時間を取られました.

 葛川学校からは車道を行くのではなく,左岸を葛川青少年の家まで歩きました.ここからは今日も栃ノ実庵に.今日までのイチゴ大福は登り始めに電話で予約しておいて,土産とし,わらび餅ソフトを頂きました.
 

 連休中で名神の渋滞はかなわないなあと思っていましたが,予想は外れ,スムーズに帰宅できました.カミツレ湯のあとは今日はボルドーのフルボディの赤ワインで乾杯.


17.【4月24日】越畑9:13→芦見峠→西向き地蔵→10:50地蔵山→反射板→11:33愛宕山三角点11:55→水尾分かれ→荒神峠→ツツジ尾根→JR保津峡駅14:23

 今日のテーマは愛宕山にコバノミツバツツジを求めて.例によってJR京都駅7時40分発で,八木駅8時18分着.8時24分発のバスで越畑まで.ここから登っていきます.まずは民家の間をぬって火の見櫓を目印に.3月12日に来たときにはなかった立派な道標が立っていました.獣除けの柵から中に.

 芦見峠から順調に登っていきます.3月の時には雪で斜面を登るのに苦労しましたが,今日はその苦労なし.タムシバ,カタクリ(まだ開花していない!)を見ながら西向き地蔵に.いよいよアセビの花盛りです.ここから地蔵山まで楽しませてもらいました.このように群落になっているとその美しさも格別です.こうして愛宕山三角点に.ここで昼食.京都市内を見渡しながらと言いたいところですが,もやがかかっていてうっすらとしか見えません.そうこうするうちに,ぽつりと来ました.これはいけない,雷鳴が轟き始めました.愛宕神社のトイレの前でレインウェアのズボンもはき,リュックカヴァーもつけて雨のフル装備です.
 
 表参道を雷雨の中急ぎ足に降りていきます.雷はかなり近い.困ったなとは思いましたが,せっかく来たのだからツツジ尾根を降りようと決断.ツツジは昨年よりやや花が少ないながらもたくさん咲いていました.荒神峠のあたりより保津峡駅に近い方がたくさん花をつけていました.よくあることですが,降りるにしたがって雷は遠のき雨はやんでいきました.

 かなり早く京都駅に着き,西尾で八つ橋パフェをおいしく頂き,家に.ここでカミツレ湯,そして今日は山名酒造の「三尾山」.しっかりしたおいしいお酒でした.


16.【4月16日】8:24朽木村井→9:13登山口→11:30コナラのピーク→11:46白倉南岳→コナラのピーク→14:15登山口→朽木村井

 今日のテーマは白倉三山にタムシバを求めて.マラソンランナーH氏夫妻とご一緒.車で朽木村井まで行き,そこに車をとめて出発.ブラブラと栃生の登山口まで歩きます.ここからの登りは急登で下りには使いたくないところです.ところが結局は使わざるをえなくなりました.

 しばらくは順調に登っていきました.汗が出て暑いぐらいです.ただ,天気はよくなく,霧が立ちこめています.タムシバも見つかり,下の方では少し散りかけていましたが,登っていくと立派に咲いています.天気がよければ青い空のしたでタムシバのシロがきれいなのですが,今日はバックの霧にタムシバのシロが溶け込んでいます.やがて雪が残っているのが見え始めました.

 残雪は最初はところどころ10cmぐらいだったのですが,登るにつれて60cmぐらいに増えていきます.それにつれて歩くのに時間がかかっていきます.コナラのピークに着いたときにはこれから先のルートが心配になってきました.当初の計画は白倉南岳,中岳(大きな芦生杉があるところ),白倉岳,烏帽子岳と縦走するはずであったのですが,コナラのピークから90度右に曲がって尾根を進みかけたところ,雪庇はあるは,雪は深いはで,最初はせめて中岳までとも考えていたのですが,結局南岳まで行って「ユーキ(雪・勇気)ある撤退」.元の道を帰りました.というわけで,できれば避けたい急斜面を降りたというわけ.

 まあしかし,今日はタムシバ,ダンコウバイ,マンサク,キブシが見られて大満足.そして,ここまで来たら「栃ノ実庵」.お店の方から蛇谷ヶ峰を見ていたら,なんと,山腹はタムシバの花盛り.花を見ながら栃餅ぜんざいを頂いてほっこり.お土産にあん栃餅と桜餅を買って家路に.家ではカミツレ湯,そして今日も山名酒造の「春霞み」.


15.【4月9日】阪急バス南春日町バス停10:05→10:38大原野神社観光トイレ→12:35小塩山山頂→天皇陵道→正法寺→14:58南春日町バス停15:03

 今日のテーマは小塩山にカタクリの花を求めて.昼から天気がよくなるということで出発を遅くしました.JR向日町駅から阪急バスで出発したのが10時5分.南春日町バス停に着き,いよいよここから歩き出します.最初は大原野神社まで行きここの観光トイレで用を済ませた後,いよいよ登山口へ.

 料亭ぶへいの横を通って登山口へ.以前はそこからすぐ左に進んだのですが,獣除けの電気柵があり,今日はここから行ってみようとテープに従って直進しました.これが間違いの元.というのも,しばらく行くと踏み跡も作業道らしきものもなくなりテープだけが直登せよと指示しているのです.上を見るとNTTのアンテナのためのコンクリート道が見えましたので,もう無理矢理滑り落ちそうな急斜面を登っていきました.この道はもう二度と行くまいと思った次第.とっても疲れました.

 2度コンクリート道を横切って山頂までにまず最初のカタクリの谷を見学.昨日からの雨のせいで今やっと開こうかというような状態.さらに山頂の方向に.NHKの電波塔でお昼にしました.今日はギフチョウも見られず.さらにNの谷やらカガミの谷をぐるっとまわりました.ミヤマカタバミとかエンレイソウも観察.来週あたりの天気のよい日が一番の見所のようです.

 帰りは天皇陵道を.アセビやツバキを見て正法寺に.ここでは桜や白木蓮,コブシが咲いていました.うちあげは京都駅の「八つ橋西尾」で,抹茶パフェ.そして家に帰ってカミツレ湯のあとは,山名酒造の「丹波旬楽」でしめました.


14.【4月3日】岩屋橋バス停9:15→西谷→都眺めの岩→鉄塔広場→11:20桟敷ヶ岳山頂(895.8m)11:52→祖父谷林道→13:42岩屋橋バス停14:30

 2時半のバスも復活したことだし,6年ぶりの桟敷ヶ岳.マラソンランナーH氏ご夫妻と.岩屋橋のバス停(トイレあり)で身支度を調えて志明院の方向へ.すると,志明院へ着くまでにハイカーはこちらから登れとの指示.ここから登れば薬師峠に行けないことは承知の上であえてショートカットのこの道をはじめて進む.相変わらずの林道.途中までは倒木が片付けられていましたが,やがてそのままのところがいくつも.今年の雪のすごさがまざまざと.谷を詰めていくとやがて開けた場所に出てきました.ここが薬師峠からの道との出合.

 岩茸山巻いて雪で崩れかけている薄い道を行きます.尾根に登ると雪がところどころに残っています.都眺めの岩(惟喬親王がここから都を懐かしんだという岩)からは御所も,京都タワーもよく見えました.鉄塔広場で再び山並みを見てから6分ほどで山頂へ.ここで昼食.ゆっくりした後,今日はナベクロ峠へ回るのをやめて山頂から急斜面を転げ落ちるように祖父谷林道へ.あとは長い長い林道歩き.仕方がありません.バス停に着いたら50分ほども余裕がありました.おしゃべりしたり惟喬神社にお参りしたりでバスを待つ.

 終点出町柳のバス停とくれば「上燗や茶房」.今日はほろ酔いセットでビールは琥珀恵比寿家に帰ってカミツレ湯.そして今日も山名酒造の「春霞み」で乾杯.ご苦労さん..


13.【3月30日】善峰寺10:15→釈迦岳→11:55ポンポン山山頂12:56→西尾根→リョウブの丘→14:06森の案内所→杉谷→15:10善峰寺15:24

 今日はお散歩ハイキング.JR向日駅からバスに乗り(9:35発;バスの時間が変わりました)善峰寺へ.バス停近くにトイレ有り.ここからコンクリートの急坂を登り登山口まで.沢を渡ってやっと山道です.順調に登ってポンポン山へ.

 山頂で私の従兄のTさんと落ち合う.実はこのTさん,日本山岳会の会員歴40年以上という大ヴェテランのアルピニスト.お昼を食べながら山の話をいろいろと.あっという間に時間が経ちました.伊予柑も頂きありがとうございました.話がはずんだあまり写真を撮るのを忘れてしまった.残念.


 そのあと西尾根を森林案内所まで.ここにトイレ有り.金蔵寺(先々代の住職とTさんは親類筋)をまわって行こうとも思ったのですが南春日町のバスの時間が合いそうもないので杉谷を経て善峰寺へ.上の写真は散りかけの梅をバックに.

 JR向日駅までバスに乗り,京都駅へ.ここへ来たら八つ橋西尾の店へ.私はおぜんざいでうちあげ.家に帰り,カミツレ湯,そして着いたばかりの山名酒造の「春霞み」で乾杯.フルーティーでほんわかとして絶品.


12.【3月27日】出合橋バス停9:08→林業センター→直谷→麗杉荘→滝谷峠分岐→柳谷峠→12:09魚谷山→柳谷峠→滝谷峠分岐→滝谷峠→二の瀬ユリ→ポール42→15:27叡電貴船口15:36

 今日も雪を求めて魚谷山へ.出町柳発の小型バスではかっこうからして山登りする人は我々を入れて6人.出合橋で降りたのは我々だけ.まずは林業センターの観光トイレで用を足し林道を歩いて行きます.途中,車が数台我々を抜かして行きます.林道歩きの嫌な点の一つはこれです.しかもここの林道歩きは長い.林道に雪はほとんどありません.

 しかし,樋ノ水峠分岐あたりにくると雪が増えてきます.まあ,2〜3cmほどですが.そしていよいよ細ヶ谷.歩きにくいほどの雪ではありません.どこでアイゼンをつけようか迷ったのですが,この谷は何度となく渡渉しなければならないので柳谷峠近くまでノーアイゼンで.ここからは雪が深く10cmはあります.こうしてここからはトレイスのない雪を踏みしめながら頂上に.ここで昼食.

 帰りは別ルートの急斜面の下りで柳谷峠.そして滝谷峠分岐まで.何度も渡渉しますので登山靴は革のほうがいいでしょう.ここから滝谷を登っていきます.最後これを登り切れば滝谷峠というところで,壁のように尾根が前に立ちはだかっています.ここで細い道が崩れかかっているところがありました.慎重に登っていきます.滝谷峠からあとは二の瀬ユリ.尾根の見晴らしコース(もっとももう植林が大きくなっていて見晴らしはきかない)を進み,大岩の分岐で左の道.42番のポールのところから激下りで叡電貴船口.うちあげは出町柳の「上燗や茶房」.ずいぶん流行っています
.家に帰ってカミツレ湯.今日もビールで締め.


11.【3月19日】いきものふれあいセンター9:33→林道分岐→カツラの谷分岐→蛇谷ヶ峰山頂→林道→14:00いきものふれあいセンター

 雪を求めて久しぶりに車で蛇谷ヶ峰へ.いきものふれあいセンターの駐車場に車をおきます.20分ほどかけてトイレ,身支度を調えます.

 カツラの谷のルートは雪が多すぎて通行不可.そこでいつも下りに使っている尾根道を今日は登る.さすが雪は多い.道をはずれれば60〜70cm.

 登って行くに従って積雪量は増えていきます.カツラの谷分岐に来ると道標が雪で埋まっています.1mはあるでしょうか.今日はいい天気で暖か.頂上に着いたら360度の景色.こんな景色は1年に1回あるかないかでしょう.ここで昼食.幸い風もなく快適にすませます.

 帰りは同じ道をかなりスピードを上げて降りました.今日はワカンかスノーシューがほしかったところ.
ここまで来たら「栃ノ実庵」に寄らない手はありません.「栃ノ実庵」では「栃餅ぜんざい」.

 家に帰ってカミツレ湯.今日はビールで締め.


10.【3月12日】JR京都駅7:40→八木駅8:24→越畑9:16→登山口芦見峠→西向き地蔵→11:34地蔵山山頂→樒原分岐→12:10愛宕山三角点→水尾分かれ→→ツツジ尾根分岐→荒神峠→ツツジ尾根→14:50JR保津峡駅15:03

 東北・関東大地震に心痛めつつも予定通り山行に.マラソンランナーH氏と.今日も歩行困難でないほどに雪があるところに行きたいと考えて八木駅からバスで越畑へ.火の見櫓のあるところから獣除けゲートを開けて入り芦見峠へ.ここで道崩落のあとを直してもらっているところに来る.おそらく雪で谷の方の木が地面もろとも崩れたようで,写真のような復旧工事をしてもらっていなければ撤退せざるを得なかったかも.芦見峠をすぎてスキー場跡を通るところから雪が増え,ここでアイゼン装着.雪は最大10cmほど.

 美しい雪の中ザックザックと音を立てながら登っていくのは愉快です.やがて地蔵山山頂.さらに南へ南へと進みます.やっと愛宕山三角点に来てここで昼食.

 愛宕神社の境内に入り,社務所横のトイレをお借りして,下り道に.最初は表参道を降りていきます.そして,水尾分岐に来てあと5分ほど降りると,はっきりした道標はありませんが右側つまり西側に道がついています.最初はかなり急な下り.これがツツジ尾根に向かう道です.すぐに表参道から離れていきます.そして荒神峠でさらにまっすぐの道をとります.これを左側にとると落合に出てきます.われわれは直進.こうしてJR保津峡駅近くに出ました.最後の下りはかなりの激下りです.赤い鉄橋を渡るとすぐ駅.ここでトイレを済ませちょうどやって来た列車に乗りました.打ち上げは久しぶりに「京アンジュ」.「抹茶白玉クリームあんみつ」.家に帰りカミツレ湯のあとは山名酒造の「奥丹波」.これは幻の酒米「野条穂」を使ったものです.


9.【3月5日】 叡電二ノ瀬駅9:07→夜泣き峠→大岩分岐→樋ノ水峠分岐→樋ノ水峠→貴船山三角点→P710→滝谷峠→大岩分岐→ポール42→2:50貴船口

 今日は歩行困難でないほどに雪があるところに行きたいと考えて貴船山に再挑戦.1月9日に比べると雪は減っていました.前回は二ノ瀬の駅あたりでも雪がありましたが,今日は全くなし.しかし登っていくと夜泣き峠あたりから雪が見え始めました.ここまでの道は倒木が片付けられていました.感謝.さて尾根にとりつくとあとは北へ北へ.樋ノ水峠分岐で樋ノ水峠へ行くか,前回のようにそのまま滝谷峠方面へ行くか考えたのですが,今日は樋ノ水峠の方へ行けそうなので貴船山三角点を目指して樋ノ水峠へ.

 ここはいつも雪が深い.まあしかし,歩きにくいというほどではありません.登ったところが三角点のある貴船山.そこから下って鞍部の所に我々が広場と呼んでいるところがあります.いつものようにここで昼食.静かで気持ちのよいところです.ここまで誰にも会いません.そして尾根に登ってP710へ.ここも貴船山の山頂とされていたのですがテープも標識も何もなくただケルンだけがあります.1月と比べるとここも雪は少なくなっていました.1月には滝谷峠まで行けずポール10で引き返したのですが,今日は進めます.滝谷峠まで行きました.ここから奥貴船へ降りるのは敬遠してまたもとの尾根道を戻ります.

 今日は二の瀬に降りるのではなくてポール42から激下りで叡電貴船口駅へ降りました.多少道が崩れているところがあり,声を出すと,下のコンクリート道を歩く観光客がこちらの方を見上げてびっくりしていました.打ち上げは出町柳の「上燗や茶房」.今日はオーガニックコーヒーとチーズケーキ.家に帰ってカミツレ湯のあとは山名酒造の「奥丹波・寒造り新酒」.


8.【2月26日】 美山にて

 今日は,モンベルと美山町自然文化村の共催によるスノウシューとネイチャーガイドハイキング.スノウシューを履いたらどうなるのかを探りにツアーに参加する.暖かい日が続くので雪があるのかなと心配しながらの参加.9時にJR京都駅南口集合.2時間弱で美山の河鹿荘に到着.このあたりは雪がなくなっていましたが,知見谷を行きますと1mの雪がまだ残っていました.

 そこでまずはスノウシューの講習.スノウシューをはいての斜面の登り方,下り方を練習しました.それからネイチャーガイドでリスの巣のおちたかけらとか小動物の足跡の識別等いろいろ教えてもらいました.

 河鹿荘のお弁当もおいしかったです.鹿肉のソーセージなんかも入っていて.河鹿荘のお風呂に入りお土産を買って帰途に.

 夕方5時前に京都駅に着き,家に帰って今日はビール.

 来シーズンに向けてスノウシューの購入を検討しております.威力はすごいですし,あったら行動範囲が広がりますので.


7.【2月20日】叡山電鉄八瀬駅9:00→松尾坂→西山峠→11:16見晴らし台→大比叡→12:44坂本ケーブル延暦寺駅→13:50比叡山高校・山麓グラウンド→盆梅展(旧竹林院)→甘味処うえだ→JR坂本駅15:32

 昨日土曜日は用事ができたため予定を変更して今日日曜日に.今年初めての比叡山.雪は溶けているだろうなと思いつつ,叡山電鉄八瀬駅から松尾坂を登り始める.ここの登りは結構きつい.誰にも会わず登っていきます.浄刹結界跡を過ぎ,道の真ん中のお地蔵さんを過ぎて西山峠に到着.まだ雪はありません.西山峠から伐採したあとの切り開きに向けて林道を歩き始めるとやっと雪が残っていました.表面が溶けてまた凍ったザラメ状の雪です.愛宕山から比良,白山,伊吹山まで見渡せる見晴らし台で少し早い昼食.
 
 ここから山頂駐車場に登り,トイレをすませて大比叡へ.そして無動寺のほうへ降りる雪道.アイゼンをつけようか迷いましたが結局つけずに滑るのに気をつけながら坂本ケーブルの駅へ.ここからはもう雪の滑りやすい道はありません.そのまま,蟻ヶ滝コースで比叡山高校のグラウンドまで.かなり上の方から野球部の練習の声が届いていました.

 坂本に着いて旧竹林院で開かれている盆梅展を見る.お一人の人が出品されている盆梅の数々.お庭とともに楽しませてもらいました.そして甘味処うえだ.今日は栗入りの特別ぜんざい.家に帰って今日はサントリー・プレミアム・モルツで乾杯.よく歩きました.


6.【2月12日】京都バス戸寺バス停9:25→9:47江文神社→江文峠→11:12寒谷峠→11:27瓢箪崩山(532.4m)11:50→二本松→13:29三宅八幡神社

 雪がどれだけあるか分からないし,昼から雨あるいは雪の予報もあり,とりあえず瓢箪崩山へ.マラソンランナーH氏とご一緒.ご一緒は今年初めて.今日は江文神社から直に寒谷峠にいくのではなくて,江文峠から尾根道を寒谷峠に行くことにする.

 川端三条から大原行きのバスに乗ったところ,いつもより乗客が多く戸寺まで立っていました.あとで分かったことなのですが,大原三千院では大根炊きがあり,それで観光客あるいは参拝客が多かったわけです.大原のほうに降りなくて助かりました.帰りのバスは満員だったでしょうから.

 行きのバスの中から外を見ていますと雪はほとんどありません.そして実際歩いてみたら登山道に雪は全くなく,せっかくアイゼンを持っていったものですから,がっかり.

 昼食は山頂で.霰が少しぱらついてきました.今日の下りは雪もないことだから岩倉ではなくて三宅八幡への道.打ち上げは出町柳「上燗や茶房」.H氏と私は琥珀恵比寿の生.クリーミーな泡とこく.これはおいしいビールでした.妻はガトー・ショコラとオーガニック・コーヒー.ここのケーキには一口大のアイスクリームが添えてあります.家に帰ってカミツレ湯.そして山名酒造の「純玄」.これははじめてのお酒.濃厚でしっかりとしていて奥深く,少し甘いという感想をもちました.今日は冷やでしたが残りは明日燗をして飲んでやろうと思っています.
うふふふふ.


5.【2月5日】叡山電鉄鞍馬駅9:10→登山口→薬王坂→戸谷峰→三叉岳→12:35天ヶ岳→寂光院道→14:52林道出合→寂光院

 比叡山,愛宕山への山行をやめて,今日は天ヶ岳の雪の様子を探りに叡山電鉄で鞍馬駅へ.ここでトイレを済ませ,山門の前を通り登山口へ.このあたり雪はありません.薬王坂まで雪なしで歩いて行きます.ここで90度曲がって尾根を目指して登ります..

 三等三角点のある戸谷峰に来ますと雪がぼちぼち.ここでおニューの6本爪アイゼンを装着.快適です.三叉岳をすぎるといよいよ雪が.登山道はトレイスがあり比較的楽ですが,そこをはずれると50〜60cmの積雪です.予定のコースタイムよりどんどん遅れがでてきました.

 天ヶ岳山頂で昼食.終わりかけにやっと今日初めて登山者に会いました.百井峠からかんじきをはいたご夫婦です.あとは百井峠分岐から焼杉山分岐を経て先週のように寂光院道を下りました.このあたりは先週よりは雪が溶けて減っていました.

 今日の打ち上げは丹波茶屋でおぜんざい.大きなお餅は自家製.甘すぎず上品なおぜんざいでした.帰宅後はいつものようにカミツレ湯.そして山名酒造の「錦醪」.麹が生きていてかすかに発泡.雪山もよかったし,お酒もおいしかった.


4.【1月29日】京都バス戸寺バス停9:16→江文神社→琴平新宮社→奥社→三壺ノ社→金比羅山三角点(572m)→三壺ノ社→11:50翠黛山(577m)寂光院道→林道出合→雲井茶屋→京都バス大原バス停14:20

 1月いつも出かける大原三山へ.雪の具合はどうかなと思いながら戸寺でバスを降りる.バス停の店「志野」でヨモギ餅を買って登山口へ.下から見る限りにおいてはあまり雪がなさそう.江文神社に到着し,トイレで用を済ませる.登山道の最初の所ではほとんど雪がありません.調子よく植林の下を登っていきます.しかし,琴平新宮社のあたりに来ると少しずつ雪が増えていきます.尾根に乗って奥社まで行くと本格的な雪山です.奥社,三壺ノ社を経て金比羅山の三角点.まだ誰にも会いません.足跡はウサギの足跡だけ.30cmほどの積雪.

 三壺ノ社からは激下りでロープ場などもあり雪で滑りそうで慎重に歩を進める.雪道の歩きにくいこと.ようやく翠黛山へ.ここで昼食.雪の上にシートを敷いてゆっくり昼食.30分ほど山頂にいたでしょうか.さらに縦走を続けます.しかし,天ヶ岳,焼杉山,大原の分岐に来たとき,雪の多さを考えて今日は焼杉山まで行くことは断念しました.ここから寂光院道で大原へ.雲居茶屋に寄り白味噌アイスクリームを食べる.あんこが添えられ,きな粉がかかっています.なかなかユニークなアイスクリーム.バス停に着いたらぴったりのタイミングで京都駅行きに乗れました.

家に帰ってカミツレ湯.締めは山名酒造の「雄町米」
しぼりたてです.奥行きがあり男性的な味.すっきりしています.この頃ますます日本酒党に傾斜しています.来週は比叡山か愛宕山でしょうか.


3.【1月16日】京都バス戸寺バス停10:05→11:36寒谷峠→11:56瓢箪崩山→13:40叡電岩倉駅13:51

 今日は昨日からの降雪と早く帰れるところということを考慮して瓢箪崩山へ.京阪を降りて川端三条のバス停に出たところはや雪が降っています.急いでレインウェアを着込みました.バスが北へ進めば進むほどあちこちで雪が積もっています.登山口の獣除けのゲートまでは雪が顔に当たって大変.ゲートの中の植林でやっと体に降ってくる雪は少なくなりました.

 下に積もった雪は歩く道で10cmほど,横は30cmほど.こんなに岩倉に近い里山でこれほど.ということは奥に行けばもっと降っていたはず.寒谷峠への最後の登りはいつもきつい.今日のように雪があるとなおさらのこと.やっとの思いで寒谷峠に着くと,岩倉の方から登ってきたグループがあったことが足跡で分かりました.山頂に着いてこのグループが6〜7人にグループであることが判明.このあと江文峠から金比羅山,さらに雪の具合をみて翠黛山へと縦走するとのこと.

 我々は岩倉の方に下るのみ.スタンダードの道で岩倉花園町まで降りました.山頂から最初の斜面だけ注意が必要ですがあとは楽々道.

 打ち上げは今日も出町柳の「上燗や茶房」.先週はおぜんざいだったので今週はコーヒーとケーキセット.オーガニックコーヒーもチーズケーキもおいしかった.家に帰って,今日は山名酒造の「丹波旬楽・初しぼり・かすみ酒」.今年の山行は順調です.


2.【1月9日】叡山電鉄二ノ瀬駅8:30→夜泣き峠→大岩の分かれ→樋ノ水峠分岐→貴船山→滝谷峠方面→貴船山→大岩の分かれ→二の瀬ユリ→14:36二ノ瀬駅14:40

 雪があるところ,それでいて比較的歩きやすいところ,ということで,地蔵山,愛宕山に行くことはやめにして,樋ノ水峠まわりで貴船山,そして滝谷峠から奥貴船というコースを考えて本日の山歩き.ところが大岩の分かれを過ぎるところから徐々に雪が多くなり,樋ノ水峠の分岐あたりでは30〜40cmの積雪.とうてい樋ノ水峠には行けず,しかたなくそのまま三角点のない方の貴船山山頂へ.さらに滝谷峠方面に進むと,それまで足跡があり壺足でなんとか進んできたものの,それがなくなり,どうやら先に行った人は引き返したよう.こちらも無理をすれば滝谷峠までは行けるかもしれないが,峠から奥貴船へ下りる道は雪のないときでも神経を使うところなので,滝谷峠まで行くことは断念し,引き返す.

 途中で雪の上に腰を下ろして昼食.あとはもう一度貴船山を通って大岩の分かれまで.ここからは夜泣き峠の方をまわらずにそのまま二の瀬ユリに.普段は歩きやすい道なのですが,倒木があって少し荒れていました.

 スタートの叡電の駅に戻り,出町柳まで.出町柳でこれまでよく行っていた「カミ家コーヒー」がなくなったあとに「上燗や茶房」という甘辛両方の店ができたので初めて入ってみて「生麩入りぜんざい」を頼む.夏はかき氷評論家,冬はぜんざい評論家ということで.

 家に帰ってカミツレ湯.そして締めは赤ワインで.膝までの雪の中を歩いたので疲れました.貴船山という単独の山はなく,いくつかのピークを総称してそう読んでいるよう.今日我々が登ったところは国土地理院の地図で貴船山(710m)となっているところですが,そのほかに三角点のあるところ(699.8m),またP722m峰,P713m峰と夜泣き峠から滝谷峠まで4つピークがあります.2つは踏破しているのですが,あと2つ登っていないピークがあります.宿題ができました.楽しみです.


1.【1月4日】JR向日町駅9:10→善峰寺バス停→登山口9:50→釈迦岳→11:24ポンポン山(678.9m)→西尾根→11:40リョウブの丘→森の案内所→金蔵寺→14:05南春日町バス停14:10

 例年初登りはポンポン山と決めている(?).そこでJRで京都駅から向日町.ここでバスに乗り継いで阪急バスで善峰寺へ.善峰寺へバスが行くのは1月5日まで.1月6日以降は手前の小塩まで.というわけで今日は善峰寺までバスで行き少し高度を稼ぎます.ここにトイレ有り.そこからコンクリートの道を登山口まで.この登りがいつもしんどい.登山口からも.10分ほどすると汗が出てきます.服を脱いで体温調節.50分ほど登り大沢分岐まで来ると雪がうっすらと.歩きにくくはありません.

 ポンポン山が近づくと寒く,風強し.雪も増える.山頂で昼食とするには風が強いので森の案内所方向に西尾根コースをとります.ポンポン山から下る道は雪が凍てついて滑りやすく慎重に.
 西尾根を少し行ったところの「リョウブの丘」で昼食.約20分.こうして森の案内所まで雪と落ち葉を踏みしめながら歩いて行きます.今日はウィークデイなので案内所は閉まっています.トイレはシャッターを開けて使用可能.

 バスの時間がせくのであとは早足で南春日町まで急ぎます.2時10分のバスをはずすと1時間以上待たなければなりません.ひたすら歩いて発車5分前に到着しました.ここから阪急東向日駅までバス.今日は京都駅近くのモンベルの店に行きたかったので歩いてJRの駅まで.京都駅に着くと,まずは「八つ橋西尾」で特選抹茶パフェ.そしてモンベルで我が連れ合いは冬用のズボンをああでもないこうでもないと熟考の上購入.


 家に帰ってお風呂のあとはサントリー.ザ・プレミアムモルツのビールで乾杯.

 いよいよ2011年のスタートです.今年ははたして50回の山行なるかどうか. 次回は1月9日(日).