2023年11月の山歩き

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66.[11月29日(水)]【曇り時々晴れ] 大文字山紅葉(黄葉)探索  

ノコンギク


 今日は前回歩いていなかったところを重点的に歩くことにした。

 朝は寒く雲も多い。長袖2枚にヴェストを着てきたが、歩き始めてしばらくしてヴェストも長袖も脱いで長袖シャツ1枚となるが、しばらくすれば寒くなってきて長袖をもう1枚羽織ることになり、山頂ではヴェストも着る羽目になる。

 大山出城址から始めて、登ったり降ったりを繰り返し、大文字山のラビュリントス(迷宮)を徘徊し、11時半頃に山頂に着いた。平日と言えども例によって山頂はハイカーで一杯。しかし、幸いなことに空いているベンチが見つかり、昼食とすることにした。丹波橋のパン屋で買ったサンドイッチとアップルパイ、お茶とコーヒーで頂く。

 昼食後は下山開始。今日は天の原、夢見庵の谷訪問はやめて、緑の橋を目指す。

 緑の橋に降り立ったら、バス停は「北白川琵琶町」。比叡平から来て三条京阪に向かうバスには1時間近く待たねばならないので、北白川仕伏町まで歩く。ここでバスに乗り、出町柳で降りて京阪に乗り換え帰宅した。

 まずは牛乳とナッツでうちあげ。お風呂のあとは、山名酒造の「奥丹波・氷温貯蔵・澱がらみ」。すっきりしたお酒だった。

 前回も書いたが、大文字山は不思議な山である。紅葉(黄葉)もポイントがいくつかあって、時期が微妙にずれている。そこに辿り着くのに地図を見ながら尾根筋、谷筋を見極めながら登り降りを行う。標高が低いにもかかわらず、けっこう歩数を延ばした。3回ほど道間違えをしたことは、もちろん、歩数の増大に貢献している。

 今回でわれわれの山歩きも66回となった。目標は一応70回なので、あと1ヶ月で目標達成のみならず、目標以上の回数となりそうである。


65.[11月26日(日)]【曇りのち晴れ] 大文字山 北白川仕伏町バス停→緑の橋→琵琶の滝→見晴らし台→中尾の滝→夢見庵→天の原→大文字山頂→火床→法然院→錦林車庫 

緑の橋 見晴台 中尾の滝
 
大文字山 山頂 山休さん提供 

 人間は間違いを犯す者である。ラテン語でも Errare humanum est.(エッラーレ・フーマーヌム・エスト。過つは人の性なり)と言う。しかしここに「レジリエンス」が働けば、よいわけで・・・(何をぶつぶつ言ってるのか、単刀直入にレポートを始めろ!)

 はい、すみません。

 今日は大文字山の紅葉(黄葉)見物の予定で、出町柳からバスで銀閣寺道に行く予定だったのが、203系統と3系統を間違って、終点北白川仕伏町のバス停で降りることになってしまった。

 仕方がない。ルートを変更し、山中越えの車がビュンビュン通る道を歩いて、なんとか緑の橋に辿り着き、ここから大文字山を目指すことにした(これがレジリエンス)。

 二度ほどは通った道で記憶はうっすらとある。まずは谷沿いの道を遡行する。晴れの天気予報であったのだが、雲が多く、紅葉(黄葉)も際立たない。今さら文句を言っても仕方がない。

 人に誰にも会わないなあと思っていたところ、琵琶の滝近くで上からハイカーが降りてきた。道が曲がっているので先頭を歩くユッキーにも姿が見えず、突如出会ったので、ユッキーは思わず声を上げてしまった。この方は週に3回ほど大文字山を歩いておられる方で、われわれがこれから行く中尾の滝、見晴台の紅葉(黄葉)の具合を教えて下さった。(声を上げるなどという失礼の段お許しを)。

 今が見頃であるとの情報に脚も軽くなり、登りを進める。そうこうするうちに日の光が差してくるようになった。ありがたい。

 大文字山は不思議な山である。低い山であるのに(あるいは低い山であるから?)尾根と谷が複雑にのびて絡み合い、地図読みの練習にもってこいの山である。また、ここの紅葉(黄葉)もきれいなところとそうでもないところがあり、いろいろ。

 山頂を目指していったん夢見庵の谷に降りて、そこから山頂へと向かおうとしたが、山頂では人も多かろうしということで、少し早いが天の原を過ぎた辺りでお昼とすることにした。京阪丹波橋のパン屋で買ったハムサンドとメロンパン(あんパンがほしかったのだがまだ店に並んでいなかった)とをお茶とコーヒーで。

 ぼちぼち片付けをしようかと思っていたら、なんと山休さんが天の原からこちらに来られるではないか。本当にバッタリ。大文字の紅葉(黄葉)の情報を頂く。山休さんは中尾城趾から銀閣寺に降られるということで、どこかでまたばったりお会いしましょうと言ってお別れする。

 われわれはしんどい尾根をひたすら山頂目指して登る。お昼を食べたあとなので余計にしんどい。

 山頂に着いてみれば予想通り人、人、人。ピーク写真を撮ってすぐに火床へ向かう。火床からは法然院の森を通り、バス停に到着した。あとはバス、京阪で帰宅。いろいろ楽しませてもらってしかも早く帰ってこれる大文字はありがたい山である。

 焼き芋と牛乳でうちあげ。夕食時には地ビールの曽爾高原ビールで締め。今日はタラと豚の寄せ鍋。明日の朝のおじやがまた美味い。


64.[11月22日(水)]【晴れ] 武奈ヶ岳(230回目) 暮雪山多目的保安林駐車場→大山口→アオガレ→金糞峠→四つ辻→コヤマノ岳南陵→コヤマノ岳→武奈ヶ岳→パノラマコース→八雲ヶ原→北比良峠→ダケ道→大山口→暮雪山多目的保安林駐車場 

モミジのトンネル 四つ辻への小橋 メドゥーサのブナの前で 武奈ヶ岳山頂 白山(ズーム)
 
   
ムラサキシキブの実  名残のオオルリソウ 
   
カウベル   

 満を持しての武奈ヶ岳。

 ずっと武奈ヶ岳に登りたいとの思いはあったが、ようやく本日その願いは叶えられた。今年5月に3度武奈ヶ岳に登ったがいずれも坊村からの登りであり、今年4回目、一方、イン谷口からの登りはなんと昨年10月30日以来のこととなった。また、77歳になって初めての武奈ヶ岳である。

 いつものようにJR志賀駅前で食料を仕入れ、入山の儀式をすませる。平日のことゆえ、名神と西大津バイパス、湖西道路は渋滞し、予定より10分は遅れた。特に湖西道路では霧がひどく、10m先も見えないほどであったが、北比良に近づくにつれ、霧は晴れていった。

 駐車場に車を駐める。もう7,8台は駐まっていた。

 用意をして歩き始める。熊よけに今日も本物のカウベルを腰につける。留学生としてアメリカにいたときにもらったものである(これについてはいろいろとあるのだが、いずれまた別のところで話すことにする。思いでの品である)。

 驚いたことに、1週間前には紅葉(黄葉)はほとんど見られなかったが、今日は例年のようにモミジの回廊になっている。今年の異常気象を嘆いていたが、ようやく見られる状態になったということか。ここで、イン谷口のKBさんに先に行ってもらう。

 しかし、紅葉(黄葉)もアオガレをあがったところまでで、それ以後はぐんと数が減る。

 立ち休憩を重ねながら金糞峠までやってきた。出発からもう2時間が経っている。

 ここからヨキトウゲ谷に向かうのは1年ぶり。なにやら懐かしい気がしてくる。上林新道の四つ辻へあがる前の小橋は崩れかかっていて、沢を石伝いに渡る。四つ辻からいよいよ本日の一番苦しい登りとなる。

 金糞峠で休憩したので、次は第一ステージで休憩。コヤマノ岳南陵には3つのステージ(やや平坦なところ。われわれが勝手に命名している)があり、登りの目安としている。

 第3ステージを過ぎると空が開けてきてコヤマノクラウンが近いことを教えてくれる。葉を落としたブナの林に青空、まさに一幅の絵である。

 コヤマノ岳山頂から琵琶湖の方を見れば、雲海ができていて、鈴鹿連山が顔を出していて、東山魁夷の絵のようである。

 コヤマノ岳からはブナ林を経てコルに降り立つ。お天気がよいので山頂に立つ人がくっきりと見える。もうあと少し。

 山頂に近づくとナベさんが降りてくるのが見えた。われわれ今日辺りナベさんも来られているに違いないと勝手に予想していたのだが、どんぴしゃり。「ああしんど」と言っていたら、「ご褒美が待ってますよ。白山から御嶽山、南アルプスがはっきり見える」と励ましの言葉。

 最後の力を振り絞って山頂に到着した。出発から3時間50分もかかってしまった。

 山頂の東側で昼食をとる。昼食後は、下山は最短コースのパノラマコースで。北陵回りもやりたいし、せめてはイブルキノコバ経由でとも思うが、今日は我慢する。

 八雲ヶ原を経て、クマさん道で北比良峠、そこからダケ道。ダケ道の紅葉(黄葉)はカモシカ台を過ぎた辺りから。コハウチワカエデの赤色、イヌブナの黄色が美しい。

 結局3時間半ほどで下山した。後片付けをして車に乗り込み、夕食の野菜を足すために妹子の郷に立ち寄る。野菜や果物を買い、ソフトクリームでうちあげ。今日は長袖2枚とヴェストでスタートしたが、歩いていると暑くなり、昼食時以外は長袖1枚で十分間に合った。冷たいものを食べてもおいしかった。

 帰宅してお風呂のあとはビールで締め。豚しゃぶ。


63.[11月19日(日)]【晴れ] 比叡山三塔巡り 大宮川観光駐車場→日吉大社→本坂→根本中堂→阿弥陀堂→大比叡→西塔・釈迦堂→峰道→横川→大宮谷林道→日吉大社→大宮川観光駐車場 

 水曜日は久しぶりに比良に行ったし、昨日私はインフルエンザの予防注射を接種したし、ということで、今日は大文字か比叡山に行こうと考えた。

 標高の高い方が紅葉(黄葉)も進んでいるだろうと思い、結局、比叡山に出かけたが・・・

 名神、西大津バイパスと順調に走行し、大宮川観光駐車場に到着した。8時過ぎに出発。

 日吉大社鳥居前の観光トイレで用を足し、階段を登って本坂に。振り返って坂本本通りのモミジを見れば、どうも写真に収めたいと思うほどの見事な紅葉には到っていない。秋に入っても温度は高く雨にも恵まれないとくれば、紅葉(黄葉)が順調に進むはずがない。

 黙々と本坂を登る。日曜日でお天気がよいからかハイカーの数は多い。

 亀堂横のモミジを定点観測のモミジとしているのだが、葉は枯れたようになっていてすでに多くは落葉してしまっている。一隅を照らす会館前のモミジも同様であった。

 阿弥陀堂からいよいよ大比叡に向けての登りである。いつもここがつらいところだ。お腹も多少空いてきているので、つらさは大きくなる。我慢、我慢。

 当初、見晴台で昼食と考えていたが、ハイカーが多ければ、さらに先の玉体杉でと先送りする。

 山頂駐車場で甘納豆休憩。元気をつけて先を急ぐ。案の定、見晴台にはハイカーが多いし、さらに、風が強く、昼食の場所にふさわしいとは思えない。国家鎮護の碑から西塔駐車場にショートカットし、西塔釈迦堂から峰道に入る。玉体杉までアップダウンがあり、シャリバテもありで、つらい。ただ、この峰道沿いのモミジはきれいに紅葉しており、それだけはありがたい。

 玉体杉のところに辿り着くと、シニアの方が京都の方をむいてお経を唱えられていた。ここで昼食とするわけにはいかない。さらに我慢して峰道をせりあい地蔵の方向に進む。

 せりあい地蔵に行くまでに登山道横に少し開けたところがあり、イスとするにふさわしい倒木もあったので、ここで昼食をとる。おにぎり2つとどら焼きをお茶とコーヒーで。

 終われば、先を急ぎ、せりあい地蔵から横川駐車場に向かう。横川駐車場では紅葉祭りをやっていて、駐車場の車は一杯で観光客が大勢。われわれは登山道を登って横川の境内に降り立ち、すぐさま、大宮谷林道へと向かう。

 大宮谷林道ももう花はないので急ぎ足で林道を降る。

 こうして南善坊の裏に出てきて駐車場に戻った。7時間、17.7kmの山歩きであった。駐車場は驚いたことに満車状態。

 西大津バイパスは少し渋滞していたが、名神は問題なく、16時前には帰宅した。ミルクとナッツとリンゴでうちあげ。お風呂のあとの締めは、愚息からの誕生日プレゼント、澤屋まつもとの「守破離 愛山雫酒」。古酒で少し酸味のあるコクのあるお酒だった。すき焼きで頂く。


62.[11月15日(水)]【曇りのち晴れ] 奧の深谷逍遙  

 アイちゃんからミステリー・ツアーのお誘いがあり、二つ返事でOKした。

 比良は久しぶりである。

 名神、湖西道路で出かける。平日の午前中、名神上りは渋滞し、いつもよりも時間がかかる。アイちゃんとの約束の時間が気になる。

 湖西道路に入っても車の数は多い。あせらずゆっくりと車を走らせる。

 食料を買うために、JR志賀駅前のパン屋に立ち寄る。驚いたことに、駅前の無料駐車場はロータリーに改装するために全体に柵で囲われてしまっていた。パン屋には駐車場があるので事なきを得たが、通勤のために家から駅まで車で来ている人は今後どうするのだろう。駅近くの有料駐車場に駐めざるをえないのか。直接確かめてはいないが、JR比良駅前の駐車場も同じことになっているとパン屋の人から聞いた。

 入山の儀式もすませて、イン谷口の暮雪山多目的保安林駐車場に急いだ。アイちゃんはすでに着いておられたが、約束の時間までには到着できたのでほっとする。

 さて、どこへ案内して頂けるのか。

 駐車場辺りのモミジはあまり紅葉していない。このまま落葉していくのだろうか。
ダケ道カモシカ台で熊を目撃との情報もあったので、今日はいつもの熊鈴のほかに、アメリカにいたときにもらったカウベルも持ってきていた。これは音が大きい。邪魔にならないように、間を空けて私は最後尾でついていく。


 ゆっくりとあちこち寄り道しながら歩を進める。われわれが気になっていたのが先週奧の深谷で発見された白骨遺体の事件。第一発見者がアイちゃんのいつもの山友達だった。アイちゃんも立ち会いこそされなかったが、お友達から情報を得られている。

 奧の深谷から縦走路へ登るには金糞峠下から八雲ヶ原までいくつも谷があるが、比較的金糞峠下から近い谷が発見場所であった。アイちゃんに案内してもらう。

 なんでこういうところでと思わず言ってしまうほど、滑落など起こりようのないところが発見場所であった。ジャケットは発見されたが、ザックは発見されていない。事件性はあるのかないのか?

 あちこち寄り道してきたので、時間が経つのが速い。奧の深谷で昼食とする。シンケンサンドとあんパン、コーヒーとともに。

 奧の深谷では木々は葉を落としている。そう言えば一昨日だったか武奈ヶ岳は初冠雪だった(北比良峠で振り返ってみたら、確かに武奈ヶ岳の稜線は白くなっていた)。

 時間も時間なので今日は八雲ヶ原には寄らずに名もなき谷を登り、クマさん道の上の方で合流した。

 あとはダケ道。期待していた紅葉(黄葉)ももうほとんど終わっている。熊に気をつけながらアイちゃんといろんな話をして大山口に着いた。

 時間があればホットステイションに寄ろうかとも思っていたが、16時前になっていたので諦めて帰路についた。

 帰宅して洗濯物を整理して入浴。夕食は鳥スキでビール。ビールは曽爾高原ビールの「鎧Alt」。黒ビールでこれもおいしかった。


61.[11月12日(日)]【曇り時々晴れ] 湖東の花探索  

 毎週のように湖東に出かけられているJOEさんからお誘いがあって、本日、湖東の花探索とした。今年の花探索はこれが最後となるだろう。

 10月22日にこの地で見た咲き始めのリンドウはさぞや咲き誇っているであろうと予想していたが、陽が差さないと開いてくれないので、お天気が心配だった。天気予報によると午前中は晴れということであったのだが・・・

 しかし家を出るときから曇り空で太陽を望むべくもない。これではだめだと落胆しながらスタートした。おまけにぱらぱらと雨まで降ってくる。

 ところが歩き始めてしばらくすると、わずかではあるが太陽が顔を覗かしてくるではないか。時間が経って現場に着く頃にはリンドウは開いているかもしれぬ。

 秋最後の花の見納めでゆっくりとカメラを構えながら前進する。

 観察のほとんどが終われば早くも12時を回っている。

 ここでお昼とする。

 JOEさんからは野菜たっぷり餃子スープとノンアルビールを頂戴し、こちらからはリンゴとアップルケーキを提供する。楽しい食事タイムであった。

 食事後はもう一箇所のポイントを見て、バス停に向かった。しばらく休憩するとバスが来てそのまま駅へ向かう。

 京都駅の伊勢丹でナッツを買って帰り、洗濯物を確認し(愚息が帰っていて、雨が降ってきたので洗濯物は家事室に入れて除湿機をまわしておいてくれた。ラッキー。)、ナッツとホットミルクでまずうちあげ。

 お風呂のあとの食事(今日は昨日から煮込んでいたビーフシチュー(フフッ))でビール。ビールは愚息の土産の「曽爾高原ビール・ピルスナー」。すっきりしたびーる。

 リンドウはドンピシャのように開いてくれていたし、スイランも見られたし、かわいいキッコウハグマも見られたし、最高の花観察の一日だった。

 JOEさん、さまざまなお心遣いありがとうございました。 




60.[11月8日(水)]【晴れ] 大文字山 銀閣寺→大文字山頂→火床→圓重寺→霊鑑寺 

 11月3日フワがあの世に旅立ち、翌日荼毘に付した。

 しばらくはペットロスの状態だったが、山友のみなさんの励ましもあり、晴天の本日、足馴らしも兼ねて、大文字山に出かけることにした。

 通勤時間帯の京阪に山行の格好をして乗るのはやや気が引けるところもあるのだが、駅前のパン屋でサンドイッチとあんパンを買って乗り込む。出町柳からはバス。銀閣寺道で降りて、入山の儀式をすませ、銀閣寺への道を進む。欧米系の外国人、修学旅行生で、参道は人通りが多い。

 登山口から、今日はメガネ坂から山頂を目指すことにする。

 大文字山にはまだ紅葉(黄葉)の季節は訪れていない。暦の上では今日は立冬であるのに。長袖に半袖を重ねてレイヤードルックで歩き始めたが、すぐに暑くなってきて半袖を脱ぐ。

 メガネ峠からあまり通っていなかった尾根道を進み、山頂に到る。

 平日と言えども相変わらずハイカーは多い。と言っても、土・日ほどではないので、山頂にあるベンチはずいぶんと空いている。京都の街を見渡すことの出来るベンチでお昼とした。

 お昼のあとは火床に向かい、そこから霊鑑寺のほうに降りていく。1箇所だけロープがついているところがあるが、さほどヒヤヒヤするところでもなく、思ったよりも早く霊鑑寺に降り立った。

 ここからは三条神宮寺道にある生麹の店に寄るべく、道をひたすら歩く。山道よりも疲れが倍加する。

 もうずいぶんと前から調味料として塩麹を家で作っているのだが、乾燥麹よりも生麹の方が味がよいように思われるので、この店にはずいぶん通っている(ここには無農薬の麹あり)。

 ついでだから麹甘酒でも飲もうかということになったが、メニューに杏仁豆腐に麹がかけてあるのがあったので、これを注文した。なかなかおいしかった。

 あとは京阪三条まで歩いて京阪で帰路に就いた。

 帰れば、いつもフワは迎えに来てくれたのだが、フワはもういない。チャチャ(残った猫)だけがお迎えに来てくれた。

 ここで、ナッツと牛乳でうちあげ。写真の整理をしてお風呂のあとは山名酒造の「奥丹波・冷やおろし」。すっきりしたお酒だった。